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ミラーレス一眼の中古品を買う時に注意すべき6つのポイント【初心者向け】

中古ミラーレス一眼画像 カメラの知識

「中古のカメラを買う」と聞いたらどう思いますか?

「別に普通じゃない?」という人もいれば「カメラって精密機器でしょ?誰が使ったかわからないようなもの大丈夫なの?」と心配になる人もおられるでしょう。

もちろん誰でも「せっかく買ったのにすぐに壊れちゃった・・・」ってなるのは嫌ですよね。

そうならないために、この記事では中古のミラーレス一眼を検討しておられる方に必ずチェックしてほしい6つのポイントを解説しています。

ある程度カメラを趣味にしていると、中古のカメラ・レンズを買う「コツ」のようなものが身についてくるものです。

しかし、「まだそこまでの知識がないなぁ・・・」という方は是非この記事を読んで、失敗しない中古ミラーレス一眼選びをして頂きたいと思います。

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結論: 全くの初心者はオークションには手を出すべからず。最初は安心できる専門店で!

中古カメラ画像

もしこの記事を読まれている方が、これから初めてカメラを始めようという方であれば、本当は多少高くても新品を買うことを強くお勧めしたい所です。

もちろんカメラは自動車と同じく、中古だからと言って極端に劣化するものではないので、上手に買えば中古でも長く使うことができます。

ただ、カメラの場合は見極めが難しいポイントもあり(自動車も同じかもしれませんが)、初めての場合なかなか「お得な」中古カメラを選ぶのは難しいこともあります。

ですからもしミラーレス一眼の中古品を考えているなら、この記事で上げているチェックポイントをしっかり確認しつつ、万が一の場合に相談できる、安心できるショップでの購入をお勧めします

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ミラーレス一眼を中古で買うメリット

中古ミラーレス一眼画像

ちょっとでも安く買いたいなら中古も考えておいた方がいいですよね??

それはそうですね。カメラはパソコンなどに比べて性能の進化が激しくないので、正しく選べば中古でも長く使えますよ

ミラーレス一眼を中古で買うことのメリットはやっぱり「新品より価格が安い」ということだと思います。

機種によって異なりますが、例えば現行品であれば大体1割~1.5割程度安く買うことができます。

中古品価格と新品価格の比較の画像
価格比較サイトで簡単に比較できる

たとえばエントリー向けの人気フルサイズミラーレス一眼のキヤノンEOS RPであれば、新品が14万円台なのに対して中古品では12万円台で買うことができます。

さらに3年~5年前の機種であれば当時の半額以下で買えることも珍しくありません。

特にこの5年以内に発売されたモデルであれば性能面はある程度完成されているので、そこまでの性能差を感じることもなく使うこともできるでしょう。

安く買えれば浮いたお金でレンズとかを買うこともできますね

それはそうなんですが、中古品ならではのデメリットもあるんですよ

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ミラーレス一眼を中古で買うデメリット

中古ミラーレス一眼画像

もちろん中古品は新品に比べて「ただ安い」だけではありません。

そこには中古品ならではの「リスク」が存在します。

見た目以外の程度がわからない

中古カメラ画像

この中古カメラすごくきれいですよ!新品みたい

もちろん見た目が綺麗なのは大前提です。でも綺麗であれば大丈夫!という訳でもないんですよ

中古品は知り合いから譲ってもらうといった例外を除けば、前のオーナーがどのように使用していたかがまったくわかりません

当然、落下など大きなダメージがある個体は避けたいですが、外装が綺麗に修復されていれば見た目だけで内部の不具合に気づくことは不可能です。

さらに丁寧に使われていても、既にかなりの枚数が撮影されている個体の場合、寿命が近づいている可能性もあります。

相当なベテランでも、パッと見ただけでそのカメラの程度や寿命を見分けるのは至難の業なのです。

劣化したバッテリー画像
買ってみたらバッテリーの劣化が進んでいたなんてことも・・・

特にバッテリーに関しては、満充電してから撮影できる枚数は使用しているうちにどんどん少なくなります。

劣化したバッテリーの場合100枚も撮れないこともありますが、たいていの中古品はバッテリーの劣化は自然消耗なので保証対象外になります。

カメラのバッテリーはそれなりの値段がする物が多いので、そのあたりの金額も計算に入れておいた方が良いでしょう。

特に寿命の目安となる「シャッター回数」がわからない

メニュー表示をしているカメラ画像

ミラーレス一眼カメラって寿命はどのくらいなんですか?

厳密に寿命は定められていませんが、一般的には「シャッター回数」を目安にしている人が多いです

カメラそのものには寿命という概念はありません。機械式のカメラであれば修理されながら50年以上も使われることもあります。

もちろん最近のカメラはデジタルなので、そこまで修理して長く使うことは不可能でしょう。

話が逸れましたが、実はカメラの「シャッター」には「耐久回数」があります

プロ向けのカメラであれば30~50万回程度の撮影に耐えるようになっているそうです。

一方エントリー向けのミラーレス一眼のシャッターの耐久回数は公開されていませんが、大抵5万ショット程度と言われています。

つまりいくら見た目が綺麗でも、例えば既に6万枚撮影されていたとしたら、その個体はシャッターが故障するリスクが他より高め、ということになります。

しかもシャッター回数はメーカーの専用機械でしかわからない機種がほとんどなので、店頭でシャッター回数を知る方法はありませんし、きっと教えてもくれないでしょう。

中古カメラの場合、この「正確なシャッター回数がわからない」問題は避けて通ることができないのです。

中古カメラの一番のリスクはこのあたりの話でしょうね

保証が短い、もしくは無い

新品と中古の保証比較画像

中古品って保証はどうなってるのかな?

これは買い方によりますが、大手のショップであれば半年や1年保証を付けている所もありますよ

新品の場合は大抵メーカー1年保証が付きます。さらにお店によっては任意の延長保証などに加入して3年や5年といった長期にわたって故障のリスクに対応することができます。

しかし、中古品の場合は保証期間が1週間や長くても3か月といったものが多く、延長保証などもほぼ存在しません。

買ってすぐに不具合に気が付けば良いですが、忙しくて買ったまましまっておいて、いざ撮影に行ったら調子が悪く、そのころには保証期限が切れていた・・・ということもあり得ます。

せっかく安く買えたと思っても修理代がかかったら意味ないなぁ・・・

当然そうなると修理金額は全額自己負担ですが、カメラの修理は高額になりがちなので、結果新品より高くついた、なんてことになる可能性もあるのです。

やはり保障面では新品と中古とでは大きな差があると言えるでしょう

タイミングによってはすぐに買えないことも

完売画像

中古品は当然誰かが売りに出して初めて中古品となります。

つまり人気の商品の場合、なかなか良質な中古品が出てこない、ということも起き得ます。

一日に何度も中古店のサイトをチェックしたりする手間や、それまで待たないといけないことを考えるなら、差額によっては思い切って新品を買った方がメリットが大きい場合もあるでしょう。

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ミラーレスの中古を選ぶときに注意すべき6つのポイント

中古ミラーレス一眼画像

ではここからは実際にカメラを手に取って、注意してよく見た方が良いポイントを解説します

ではここからは実際に中古品を買う場合の注意点を考えてみましょう。

最近はネット販売が主流なのでなかなか詳細までわからない場合も多いですが、最低限ここに挙げられている内容は販売店に質問するなどして把握しておいた方が良いでしょう。

もちろん信頼できる大手の販売店であれば、問題のある場合のみ注記として記載されていることもあるので、そのあたりはある程度信用しても良いかもしれません。

本体に大きな傷やへこみ、打痕などはないか

ミラーレス一眼傷あり画像
こんな感じの端につく傷は通常使用で付くものなので、あまり気にする必要はない

まずはカメラボディの傷やへこみをチェックしましょう

傷が多い場合、かなりハードに使い込まれていたり、雑に扱われていたことが想像できます。そのような個体は避けた方が無難でしょう。

特にカメラ底面や角に傷が多い場合は相当使い込まれていた証拠です。

逆にペンタ部と呼ばれる上部や前面、液晶画面などの細かい傷などは、丁寧に使用していてもどうしてもつくものなので、そこまで気にする必要は無いでしょう。

当然綺麗に越したことはありません。なるべく丁寧に使用されてきたと思われる個体を選びましょう

ボタン類は動作するか、グリップのラバー剥がれはないか、

ミラーレス一眼ボタン操作画像
ボタンの反応が悪かったりネチャネチャした感じのものは避けましょう

電源を入れて全てのボタン、ダイヤルを操作し反応が悪くないか確認します。

特にボタン類で押した時に戻りが悪いように感じるなら、過去にジュース類をこぼしてしまった可能性があります。そのような個体は避けましょう。

また、最近では比較的新しいモデルであっても「ラバー剥がれ」がみられることがあるようです。

そのような個体の場合、撮影の際に気になってしまうと思いますし、今度自分が買取に出す時に、買取価格の大幅ダウンは避けられないでしょう。

ファインダー内にゴミや曇りはないか

ミラーレス一眼ファインダー画像

これは以前の一眼レフの時代の話ですが、ファインダーのレンズにゴミが入ったり、曇ったりということがありました。

ミラーレス一眼の場合、原理的にそういったことは起きないはずですが、念のため電源を切った状態と入れた状態の両方でファインダーをよく見て、大きな傷や写り方がおかしく無いかチェックしましょう。

ミラーレスは電源を入れないとファインダーが映りません。見る時は視度調節がキチンとできるかどうかも試しておきましょう

センサーにゴミや傷はついていないか

ミラーレス一眼センサー画像
絶対に触ってはいけない部品No1 それがセンサー

ミラーレス一眼の一番重要な部品がこのセンサーです。

もしこのセンサーに傷があればもうどうしようもありません

また傷ではないにしてもゴミが付着してしまっているケースは多くあります。

見分け方としては白い壁をF値を最大まで絞り込んで撮影してみて、黒い点やモヤが出るものはセンサーにゴミが付着しています。

絞り込んでセンサーゴミが写ってしまっている画像
実際はこの程度であれば許容範囲だと個人的には考えます

正直センサーのゴミ程度であれば自分で清掃したり、メーカーでも比較的安価にクリーニングしてもらえることも多いのですが、初心者であれば見送った方がよいかもしれません。

これは自分で対処できる人は大丈夫ですが、全くの初心者であればやはり避けた方がいいですね

付属品は揃っているか(バッテリー、充電器、説明書)

中古ミラーレス一眼付属品画像
ストラップや取扱説明書は結構ない場合が多い

箱まである中古ってあんまりないんですね

外箱ななくても大丈夫ですよ。最近は査定に箱が響かない買取も多いんです

どれだけ付属品が残っているのかも見るべきポイントと言えるでしょう。

当然ですが、バッテリーと充電器は必須なのでないものは避けましょう

逆に外箱からストラップまでそろっているものは、ある程度丁寧に管理されていた可能性が高いのでよいかもしれません。

ただ最近はカメラのキタムラやマップカメラといった大手買取では外箱やストラップなどは無くても査定に響かなくなったので、バッテリーと充電器、取扱説明書が揃っていれば、そこまで気にすることはないかもしれません。

さすがにバッテリーや充電器がないものは、何か大きな訳アリの可能性があるので避けましょう

初心者はオークションは絶対に避ける

オークション画像

見分けるポイントとは少し違いますが、初心者のうちはオークションなどの個人売買は絶対に避けた方が良いでしょう

オークションのデメリットはやはり「責任ある保障が付かない」という点です。

出品された時点で問題が無いように思えたとしても、出品者が気が付いていないだけで何らかの不具合が隠れているかもしれませんし、意図的に隠している可能性ももちろんあります。

しかも品物を受け取った後でそういった問題に気が付いても、個人同士で返品交渉などのやり取りをするのは大変ストレスのかかる作業となってしまうでしょう。

私なら泣き寝入りしちゃうかも・・・

まれに新品保証が継承されているものや、新品のキットレンズバラシ品などが出回ることがあります。(特にキャッシュバックキャンペーンがあるとたくさん出回りますね)

それらはある程度安心できるとは思いますが、やはり「何があるかわからない」ですし、「落ち着いて計算すれば新品との価格差が数千円しかない」ということもあります。

オークションで手に入れるのはある程度目利きができるようになってからにしましょう。

オークションなら安く買えると思ったのになぁ

皆さん考える事はやっぱり同じなので、オークションでも程度の良い品物はそれなりの値段になりますから、リスクを考えるとお店の保証付きがおすすめですよ

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これができればミラーレスの中古を買っても大丈夫!

中古ミラーレス一眼画像

やっぱり私みたいなド素人は新品を買う方がいいですよね

個人的には初めての方には新品をお勧めしています。中古でも大丈夫だと思えるのはだいたいこれぐらいのレベルの人ですね

ではミラーレス一眼の中古品は避けた方がよいのでしょうか?そんなことはありません。

ある程度の経験を積めば、いわゆる「目利き」ができるようになり、中古品を(完全ではないですが)見極められるようになってきます。

ではある程度安心して中古品を選べる人の「ライン」を考えてみましょう。

購入前に自分で機種の機能を調べたり、相場をチェックできる人

パソコンで調べる人

中古品は新品ほど店員に詳しく尋ねたりできないものです。

ですからその機種の性能をある程度調べたり、最新モデルと比べて満足できる性能なのかを自分で判断できる必要があるでしょう。

もちろんそれには金額や相場も含まれます。例えば出始めが10万のカメラが程度の良い中古で4万円ちょっとで売られていたとします。

当然掘り出し物と思うかもしれませんが、実はその機種はモデル末期で新品でも4万円台後半で売られていて、その差は数千円しかありませんでした。

中古ではこういうことは頻繁にありますので、自分でその価格が適正なのかどうか判断できなければ、安いつもりが割高の買い物をしてしまうリスクがあります。

中古品は「一期一会」に加えて品質も価格も「自己責任」であることも覚えておきましょう

何かおかしいなと感じた時、ある程度自分で問題の切り分けができる人

悩む人

買った後で、どうにもしっくりこない、思っていたように撮れない。こういうことは誰にでもあります。

そんな時カメラにある程度経験がある人なら、問題を自分で切り分けることができます。

例えばレンズを別のものに変えてみたり、設定を変えてみたりして、カメラ本体に異常があるのか、それともそれ以外、例えば自分の撮り方の問題なのか、大体見当がつくでしょう。

もし自分にそれだけのスキルがなく、さらにオークションなど個人売買で買ったカメラだったとしたら、どこにも相談できずにもうお手上げになってしまいます。

カメラ本体に異常があることが判断でき、保証があるなら販売店に、そうでなければメーカーに修理依頼を自分でできるような人であれば、特に心配はないでしょう。

初心者の方はネットでもリアル店舗でも「いざとなったら相談できるお店」のほうが安心ですよ

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まとめ:中古選びに絶対はない!しっかり見極めて良い買い物を

中古カメラ画像

いかがだったでしょうか。中古カメラに関しては結局のところ「ここさえ見ておけば絶対外れはない!」というようなポイントは残念ながらありません。

新品で買っても壊れる時は壊れます、ですからそれは中古品でも同じことなのです。

それでも少しでも「不具合品」を引くリスクをさけるために、チェックできるところはかならずしっかりとチェックするようにしましょう。

そしてやはり安心を得るためには、価格差によっては思い切って新品か、多少高くても大手の保証付きの中古品を選ぶことも検討することもできるでしょう。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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