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ミラーレス一眼とスマホの画質はどれだけ違う?実際に比較してみた!

スマホとミラーレス一眼 カメラの知識

新しいスマホとミラーレス一眼のどっちを買うか悩む

最近はスマホでも一眼並みの写真が撮れるんだよね

てか最新のスマホがあればもう一眼とかいらないんじゃない??

こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数25台のNEKO(ねこ)です!

最近のスマホの写真って凄い綺麗に撮れますよね!

もしかしたら既にスマホは一眼に追いついたんじゃない?と感じる人もいるかもしれません。

それで今回は、実際にiPhone11とミラーレス一眼を撮り比べて、

  • ミラーレス一眼とスマホの画質は、ぶっちゃけどれだけ違うのか
  • スマホとミラーレス一眼の差が出るのはどんな写真か
  • 自分はスマホ向き?それともミラーレス一眼向き??

以上の点を検証していきます!!

iPhone11とEOS Kiss Mの比較画像満載ですよ

NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

・ウェブライター
・カメラ歴15年
・総購入カメラ25台
・総購入レンズ45本
・元量販店カメラ担当
・カメラサークル代表
・好きな写真家は森山大道

「カメラを買った人」から「写真が趣味の人」へをモットーに、初心者に寄り添ったわかりやすい解説記事を目指します!

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ミラーレス一眼とスマホの画質を比較

普通の写真で比較

スマホとミラーレス一眼の比較画像-iPhone

上はiPhone11で撮った写真です。普通に綺麗に撮れています。

「携帯電話のオマケのカメラ」(ひと昔前の感覚)でここまで写るんですから、デジカメが売れなくなるのも当然ですね。

スマホとミラーレス一眼の比較画像-ミラーレス一眼

まぁ違うと言われれば違うかな??

そしてこちらがミラーレス一眼のEOS Kiss Mで撮った写真です。微妙な違いですが、比べればミラーレス一眼の写真の方が濃淡がはっきりしていて立体感があります。

では次に、それぞれ一部分を拡大してみましょう。

スマホとミラーレス一眼の比較画像-iPhone

上の写真はiPhone11で撮った先程の写真の一部分を拡大したものです。

さすがに拡大すると粗が目立ちますね。斜めの部分がギザギザになったり文字が完全に潰れています。

スマホとミラーレス一眼の比較画像-ミラーレス一眼

拡大するとその違いがはっきり分かるね!

そしてこちらがミラーレス一眼のEOS Kiss Mで撮った写真です。

不自然なギザギザもありませんし青い看板の文字などもしっかり残っています。言われなければ拡大したとはわかりませんね。

二つを比べてみると、ミラーレス一眼の方は石の質感などがちゃんと感じられるのに対し、スマホの方は全体的にのっぺりとしてしまっていますね。

つまり、ぱっと見は同じに見えても、ミラーレス一眼は細かい所まできちんと解像するのに対し、スマホのカメラは細かい所は省略されているということになります。

スマホでもぱっと見では綺麗 でも細かい描写はやはりミラーレス一眼が有利

ミラーレス一眼のレンズの大きさはダテじゃないということですよ

 遠くのものを撮った写真で比較

スマホとミラーレス一眼の比較画像-iPhone

では次は遠くのものを撮って比較してみましょう。

上の写真は先ほどと同じ所からiPhone11で画面を指で拡大(ピンチアウト)して撮ったものです。スマホの拡大でも意外にちゃんと撮れているのがすごいですね。

ですがやはりレンガの目地など細かい部分は消えかかっています。

スマホとミラーレス一眼の比較画像-ミラーレス一眼

そしてこちらがEOS Kiss Mダブルズームキットに付属の望遠レンズで撮った写真です。

普通の写真に比べて違いがわかりやすいかもしれません。スマホの写真と比較してかなりくっきりしています。

ではさらに違いを分かりやすくするために、この写真をそれぞれ拡大してみましょう。

スマホとミラーレス一眼の比較画像-iPhone

上の写真はiPhone11で拡大(デジタルズーム)して撮った写真をさらに拡大したものです。流石にここまで来るとかなり劣化が目立ちます。

スマホとミラーレス一眼の比較画像-ミラーレス一眼

これもはっきり違いがわかるね!

そしてこちらがEOS Kiss Mダブルズームキットに付属の望遠レンズで撮った写真を拡大したものです。

望遠レンズを使っているので劣化はほとんど無く、まるで目の前にあるかのような綺麗さです。

今回はエントリークラス同士の比較なので、スマホも望遠レンズが搭載されているiPhone11Proではなく、普通のiPhone11で比較しています。

最近の望遠レンズが搭載されているハイエンドクラスのスマホであればこの差はもっと縮まるでしょう。

運動会やテーマパーク、各種イベントなど、なるべく被写体を大きく撮りたい状況ってありますね。

そのような場面ではデジタルズームしか無いスマホと、望遠レンズを付けたミラーレス一眼の画質にははっきりわかるぐらいの大きな違いが出てくる、ということになります。

スマホのカメラもかなり進化しましたが、望遠での撮影はまだまだ一眼カメラの得意分野ですよ

では次に、特に人を取る場合に重要な背景のボケ易さを比較してみましょう。

ボケ具合を比較

スマホとミラーレス一眼の比較画像-iPhone

ボケてると言えばボケてるけど、ちょっとイメージと違うような・・・?

上の写真はiPhone11で撮った写真です。二匹目のカメまではピントが来ていてその後ろは徐々にボケていますが、「大きくボケている」という感じとまでは言えません。

スマホとミラーレス一眼の比較画像-ミラーレス一眼

そうそう!こんな感じに背景をボケさせたいよね!

そしてこちらがミラーレス一眼のEOS Kiss Mで撮った写真です。

二匹目のカメから既にボケ始めて、後ろに行けば行くほど大きくボケています。

iPhone11を始めスマホには、人工的にボケを生成する「ポートレートモード」というのが搭載されていますが、今回の比較では起動できませんでした。

おそらく被写体や背景の距離など構図によって制約があるのだと思います。

このようなテーブルフォトではなくて、文字通り人を撮る場合などではスマホでももう少し良好なボケが得られるかもしれません。

このように比較するとスマホとミラーレス一眼にはボケ方にも大きな違いがあることがわかります。

難しい話は省略しますが、実はボケの大きさにはカメラのイメージセンサーのサイズが関係しており、センサーがとても小さいスマホカメラは構造上あまり大きなボケを作ることができないのです。(なのでポートレートモードなど後処理でボケを生成するモードができた)

以上の比較で、「望遠時の画質」や「ボケの大きさ」などはミラーレス一眼の大きな強みであるということがわかりました。

では次に画質以外の点で、普通の人がミラーレス一眼を使った時に「スマホよりここが優れている!」と感じそうな点を見てみましょう。

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ミラーレス一眼がスマホより優れているところ

 レンズ交換ができる

ミラーレス一眼とレンズ画像
状況に応じてレンズを交換できるのは一眼カメラの醍醐味

ミラーレス一眼であれば

  • 携帯性重視の小型レンズ
  • 背景がきれいにボケる明るい単焦点レンズ
  • 遠くのものを大きく写す事ができる望遠レンズ

など、撮りたいものに応じてレンズを付け替えることでいろいろな状況に対応することができます。

この中でも特に望遠レンズの効果は絶大で、旅行や子供の運動会といったイベントではこの望遠レンズが大活躍するでしょう。

始めてミラーレス一眼を始める場合、「ダブルズームキット」と呼ばれる最初から望遠レンズがセットになっているものを選ぶなら、特別に何かを買わなくてもすぐに望遠での撮影を楽しむことができるのでオススメです。

望遠レンズや単焦点レンズといった色々なレンズが使えるのがミラーレス一眼の魅力

 メモリカードに保存するので容量の心配がいらない

SDカード画像

最近はスマホの容量も昔に比べてかなり大きくなってきましたが、それでも写真を撮って、動画も撮って、、、としていたらいつの間にか容量がいっぱいで撮れなくなってしまった!って経験をした方は多いのではないのでしょうか?

しかもiPhoneをはじめ最新のスマホはSDカードスロットが無いものも多く、ストレージ容量を簡単に増やしたり写真を逃がしたりできない機種が多くなりました。

しかも本体だけでなくクラウドの容量も足りなかったりと、スマホ写真も簡単なようで色々複雑になってると思いませんか?(結局追加容量買ったりとお金もかかる)

これあるよねぇ・・・スマホって一度容量が一杯になっちゃうと消すのが面倒というか、もうお手上げというか・・・

その点でミラーレス一眼(というよりデジカメ全般)は写真はSDカードをはじめとするメモリーカードに保存します。

撮ったデータはPCに移すのが理想ですが、最悪SDカードを買い足して交換すれば容量はいくらでも増やせます。

しかも最近はメモリーカードの値段もかなり安くなっているので、容量の点ではスマホよりもミラーレス一眼の方がシンプルで扱いやすいですね。

SDカードが使えるミラーレス一眼なら容量の心配はほぼ不要

RAW現像(本格的なレタッチ)ができる

RAW現像イメージ画像

大抵のミラーレス一眼は普通のJPGに加えて「RAW」(ロウと読みます)という専用の形式の画像ファイルでも撮影することができます。(スマホでもRAW形式で撮れる機種もあります)

この「RAW」形式で撮影し、さらに専用の編集ソフトを使えば明るさやホワイトバランスの変更、ノイズの除去や追加といったかなり高度なレタッチを行う事ができます。(これをRAW現像と呼びます)

もちろんPCが必要であったり、操作を覚えたりと主に中級者以上がするテクニックの一つですが、本格的に写真表現を追求したいなら、RAW現像は勉強して損はないでしょう。

ほとんどのミラーレス一眼はプロも使う本格的なレタッチ用画像である「RAW」が扱える

RAW画像の方が普通のjpgよりも調整幅が圧倒的に広いので、本格的に写真を撮るならRAWが扱えるカメラがいいですよ

では今度は逆に、スマホがミラーレス一眼より優れている点を考えてみましょう。

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スマホがミラーレス一眼より優れているところ

 お金がかからない

スマホ写真画像

言うまでもなく、ミラーレス一眼は高い買い物です。普通はそのために貯金したり、ボーナスを当てにしたり、家族会議を開いたり奥様に稟議書を通したりする必要があるかもしれません。

しかし、スマホなら大抵の人は既に持っています。さらに10万円のカメラには抵抗があっても、10万円のスマホのほうが「まぁ毎日使うものだし・・・」と購入のハードルが低く感じる人も多いでしょう。

この、「スマホなら、家族を説得しやすい割と簡単に写真を始めることができる」というのは間違いなくスマホの大きなアドバンテージです。

誰でも簡単に始められるのがスマホカメラの強み

カメラ新規購入10万は無理でも、スマホ買い替え10万なら「まぁ仕方ないか・・・」と思いませんか?

大体いつも持ち歩いている

両行での記念写真画像

スマホの一番の利点はここでかもしれません。

外に出かけるとき、財布は忘れてもスマホは持って出るんじゃないでしょうか。

いくらいい景色に出会えたとしても、その時カメラが無ければどうにもなりません。この手軽さという分野では今後もミラーレス一眼はスマホを超えることはできないでしょう。

スマホはいつでもポケットにカメラをいれているようなもの

確かに撮りたい時にカメラ持ってなかったらどうしようもないもんね・・・

撮ったらすぐにSNSに上げられる

スマホでのSNS投稿イメージ画像

スマホカメラで撮った写真は、そのままアプリで編集してインスタやX(旧ツイッター)に上げることができます。

もちろん最近のミラーレス一眼にも、撮った画像をWi-fiやBluetoothで直接スマホに転送する機能がついていますが、操作が苦手だったり、面倒に感じる人もいるでしょう。

手軽さや利便性を考えればSNS用の写真はスマホで撮るのが一番ですね。

操作が簡単なのが助かるね!

スマホで撮れば転送の手間も不要!

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まとめ:手軽さならスマホ、望遠やこだわりたいならミラーレス一眼!

ミラーレス対スマホの表画像

最近のスマホカメラも進化していてなかなか侮れない性能を持っています。しかし、本格的に写真を楽しむならやはりミラーレス一眼で撮りたいところです。

カメラは道具ですので、どちらかというと「どう使うか」の方が重要です。スマホでもカメラでもなるべく早く手に入れてどんどん持ち出して、毎日たくさん撮るようにしてください。

きっと悩んでいた自分の事なんか忘れるぐらい、素晴らしい写真の世界を楽しめると思います。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。

NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

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・カメラ歴15年
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