
ついにEOS Kiss M2を買っちゃいました!たくさん撮るぞー

おめでとうございます!最初は難しいことは考えずにとにかくたくさん撮るといいですよ☆

店員さんになんかお手入れ用品?とか色々勧められたんですけど、持っておいた方がいい物って何かありますか?

確かになるべく早く買った方が良い物がいくつかあります。簡単に紹介していきますね
カメラには「持っておきたい定番のアクセサリー(アイテム)」が結構たくさんあります。
でも最初はどんなアクセサリーを揃えたらいいかわからないことも多いですよね。
この記事では、EOS Kiss M2やMを買ったばかりの人がなるべく早く手に入れた方がいいアクセサリーを紹介します。
さらに、EOS Kiss M2やMをより便利により使いこなすために、ゆくゆくは手に入れたいアクセサリーも紹介していますので、参考にして頂ければと思います。
EOS Kiss M2を買ったらすぐにでも揃えたいアクセサリー


まずカメラ本体と同時に手に入れたい物を見てみましょう
SDカード

カメラを買って一番最初に必要になるのはこのSDカードです。(レンズ、という意見もありますが・・・)
ほとんどの人は既にSDカードを持っているか、カメラと同時に買うかのどちらかでしょう。

SDカードって色々ありすぎて、どれを選んだらいいか迷いますね・・・

SDカードは「正しい規格」と「十分な容量」を選ぶのが大切です
EOS Kiss M2とMのSDカードスロットは「UHS-I」に対応しています。
でも「UHS-I対応」のSDカードもたくさんありますね。
EOS Kiss M2とMには、 「UHS-I対応」 かつ「UHSスピードクラス3」にも対応したSDカードを選びましょう。
- UHS-I
- UHSスピードクラス3
の両方に対応していること
SDカードはデジタルカメラのキモともいえる重要なアクセサリーです。

せっかく撮った写真がエラーで記録されていないとか、考えただけでも泣きそうです
ですからSDカードは価格重視ではなく、必ず信頼できるブランドのものを選びましょう。
おすすめはサンディスク製です。
「エクストリーム」はUHSスピードクラス3に対応しているので当然4K動画もOK。

サンディスクはプロも使う大手メーカーなので安心です。コスパもとてもいいですよ☆
では容量はどうでしょうか?
32GBのSDカードで撮影が可能な枚数/時間(EOS Kiss M2 & M) | |
写真(JPG) | 3651枚 |
写真(RAW) | 1084枚 |
写真(JPG+RAW) | 835枚 |
動画(4K) | 35分33秒 |
動画(FHD/30p) | 2時間22分13秒 |
32GBのカードならJPG(普通の画像ファイル)で約3600枚
JPG+RAW(レタッチ用の特殊ファイル)で約800枚が記録可能
<出典>1枚のメモリーカードに記録できる静止画の枚数 / 動画の撮影時間 (EOS Kiss M)

32GBで3600枚も撮れるんですね!

よほど4K動画を多用しなければ、ほとんどの人は64GBで間に合うと思います
余談ですが、SDカードには書込み回数の寿命があります。
大容量ものを1枚だけ買ってずっと使い続けるよりも、複数枚に分けて使う方がリスク分散になりますのでおすすめです☆
液晶保護フィルム・保護ガラス

これもできれば同時に買っておきたいアクセサリーです。
当然液晶画面に傷がついたら悲しいですよね。
液晶保護フィルムはなるべく早く貼っておきましょう。

液晶画面に傷がつかないかヒヤヒヤしながら使ってます

液晶保護フィルムを貼れば一安心ですよ
それでは実際に貼ってみましょう。


見た目は悪くないですね。よく見ないと気が付かないレベルです。
張り付けた段階で少々気泡が入っても、時間と共に抜けていくので心配はいりません。
これまでの経験上、フィルム素材のものは傷に弱く何年か使っているとだんだん細かい傷がついて曇ったようになってきます。
耐久性などを考えるなら最近スマホでも主流になりつつあるガラス素材のものを選んだ方がよいですが、結構価格差があるのでフィルムを定期的に貼りかえるのも手かもしれませんね。
- ガラスの方が頑丈で指紋も拭き取りやすい
- フィルムは細かい傷がつくと曇ってくる
- ガラスも端が欠けると貼り換えが必要
- 価格はフィルムがかなり安い
以上を考えて好きな方を選びましょう

ガラス素材のものは傷には強いですが、まれに端が欠けてしまうこともあるので、ある程度で貼り換えが必要と考えておきましょう
レンズ保護フィルター

誰もがカメラのここに傷をつけたらダメだろうなとわかる場所があります。
レンズですね。
液晶と同じくレンズもガラスがむき出しになっているのでちょっと気を使いますね。

レンズキャップを付けようとして、間違って触って指紋を付けちゃいました!

指紋程度ならクロスで拭き取れば大丈夫です。でもレンズ保護フィルターを付ければもっと安心ですよ
そんなカメラのレンズを傷や汚れから守ってくれるのがレンズ保護フィルターです。

最初につけておけば安心して撮影に集中できますよ☆

レンズ保護フィルターってどれを選んだらいいんだろう

ベーシックなもので十分ですが、レンズごとにサイズがあるので注意しましょう
レンズフィルターはレンズごとにサイズが違うので、自分のレンズ径に合ったフィルターを選ぶ必要があります。
- EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM・・・【49mm】
- EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM・・・【52mm】
- EF-M22mm F2 STM・・・【43mm】
- EF-M28mm F3.5 macro IS STM・・・【43mm】
- EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM・・・【55mm】
- EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM・・・【55mm】
- EF-M32mm F1.4 STM・・・【43mm】
- EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM・・・【52mm】
レンズの上から保護ガラスを被せることでの画質への影響を心配する方もおられます。
でも、ちゃんとした製品にはしっかりとした防反射コーティングがされてるので画質に大きな影響はありませんよ。

ハクバやケンコーといった大手メーカーを選べばコーティングも安心ですね
ブロワー

メンテナンス用品の中でも一番最初に欲しいのがこのブロワーです。
レンズの表面には目に見えませんがとても微細な砂やチリが付着しています。
そのままクロスなどで拭いてしまうと、細かい砂でレンズに傷がついてしまうんです。
それでレンズの表面を拭く前には必ずこのブロワーを使って、レンズ表面のゴミや砂を吹き飛ばすことが必要です。

レンズ交換の時にボディに入ってしまったほこりを吹き飛ばすのにも使いますよ

それほど高いアイテムではないので、とにかく一つ持っておくことをおすすめします。
くれぐれも口でフッと吹かないようにしてくださいね!(唾液が飛んだら元も子もないので・・・)

強く吹こうと力を入れ過ぎてブロワの先端をぶつけないようにしてくださいね
使い捨てレンズクリーナー

このレンズ用使い捨てクロスもブロワーと同じぐらい早く欲しいアクセサリーです。

え!?メガネ拭きじゃダメなんですか?

メガネ拭きでももちろんOKですよ。でもカメラのレンズはコーティングがされているので、できれば専用品を使いたいですね
実はこのレンズ拭き用クロスも種類が色々あります。
高級セーム革など高い物もありますが、最初に買うならこんな感じの使い捨てタイプがおすすめです。

使い捨てなのでクロスの汚れを心配する必要がないのが便利です。
手のひらぐらいの大きさのクロスが折りたたまれて入っていて、ウエットティッシュのように最初からアルコールを含んでいるので、必要な時にすぐ使えます。

当然チリが出ない不織布なのでレンズを拭いてもゴミが残らないので使いやすいです。
しかも個別包装でかさばらないのがポイント。
持っているカメラケースやかばん全てにとりあえず2~3枚ずつ入れておきましょう☆

邪魔にならないのが嬉しいですね!
操作ガイドブック

EOS Kiss M2にはもちろん取扱説明書がついています。
でも大きな声ではいいにくいのですが、取説ってわかりにくいですよね・・・。

説明書ってなんであんなにわかりにくく書いてあるんでしょうか

説明書よりも機種別のガイド本の方が説明が親切でわかりやすいので、初めての方はそちらの方がいいかもしれませんね
EOS Kiss M2が初めてのミラーレス一眼、という方は操作のガイド本を買った方がわかりやすいです。
特定の機種向けではない参考書もいいですが、特に最初のミラーレス一眼という方はEOS Kiss M2もしくはM専用のガイド本がおすすめです。
スイッチやダイヤルの類や操作画面など、自分のカメラと全く同じ機種が説明されているので初心者には特におすすめです☆

カメラの基本的な操作に悩まなくなったら、機種別の参考書でなくても大丈夫になります
ちなみにこの本には電子書籍であるKindle版もあります。
個人的には読みやすさは紙の本に勝るものはないと感じますが、電子版であれば外出時でもスマホがあればちょっと参照したりができます。
このテの本は電子版が便利かもしれませんね。
EOS Kiss M2を買ったらなるべく早く揃えたいアクセサリー


だいぶ慣れてきましたか?ある程度カメラを持ち出す頻度が増えてきたらこの辺りも揃えておきたいですね☆
予備バッテリー

EOS Kiss M2はバッテリーの持ちはあまり良くないですね。
小型軽量を実現するためにある程度バッテリーの容量が犠牲になっているようです。

いつも200枚ぐらいでバッテリーがなくなっちゃう・・・
キヤノン公式HPの製品仕様の「電源ー撮影可能枚数の目安」には「ファインダー撮影」で250枚となっています。

慣れてくればもっと撮れるようになりますよ。でも確かに旅行とかだとちょっと不安ですね
半日程度の外出では問題ないですが、旅行などには予備バッテリーを用意した方が安心です。

バッテリーって結構しますね、安いのではだめなんでしょうか?

あれは海外メーカー製の互換バッテリーですね、可能ならキヤノン純正をおすすめしますよ
予備バッテリーのおすすめは少々高いですがやはり安心のキヤノン純正バッテリーです。
ただ、どうしても値段が気になる場合や、長期間の旅行などで数が欲しい場合は互換バッテリーという選択肢もあります。
- なんといっても安い。半額どころか1/3以下
- USB充電できるので、屋外でもモバイルバッテリーから充電可
- 二つ同時に充電できるものもある
- 寿命が短かったり、容量がやや少ないものがある
- リチウムイオン電池なので事故が心配
- バッテリーが原因で本体が故障した場合、保証対象外になるかもしれない
互換バッテリーについては色々言われていますが、自分は今までにいくつもの互換バッテリーを使ってきましたし、現に今も使っていますがトラブルが起きたことは一度もありません。
ただ、他の人に勧めるかといわれれば、これは微妙な所な気がします。
やっぱり寿命は短いですし、品質もバラつきを感じます。万が一のトラブルの際はカメラ本体の保証が対象外になるリスクもあります。
使用するかどうかの決定は、あくまでも自己責任でお願いします。

心配しながら社外品を使用するよりも、最初から純正を使った方気持ちがすっきりするかもしれませんね。
レンズフード

他の人のデジタル一眼のレンズに輪っかのようなフードが付いているのを見たことがありませんか?

あれってなんのために着けているんですか?

あれはレンズフードと言って、画質を低下させる余分な光をカットするためのものです
またレンズの先端は一番何かにぶつけやすい所ですね。
レンズフードがあれば軽くぶつける程度なら傷や衝撃から高価なレンズを守ってくれます。

画質も良くなるし傷も防げるなんて一石二鳥ですね
レンズフードはレンズごとに専用品になっています。
間違って違うレンズ用のレンズフードを買ってしまわないように十分注意しましょう。

ちなみにダブルズームキットにレンズフードを取り付けたらこんな感じです。
カッコイイですね☆
使わないときはこんな風に逆につけて収納することもできますよ。


大手通販サイトなどで海外メーカーの互換品を見かけることがありますね。
試しに買ってみましたが、取り付けがきつくイマイチでした・・・。

EOS Kiss M2&M用のレンズフードはまだ安い方なのでキヤノン純正をおすすめします
レンズペン

カメラを持っている人にしか存在を知られていないアイテム選手権のダントツNo1はこのレンズペンだと思います。

レンズって汚れた時に拭くのが傷つけてしまいそうでちょっと怖いんです

気持ちわかります。ハクバのレンズペンはかるくなでるだけなので安心して使えますよ
とても優れものですが、説明が難しいのでとりあえず商品説明動画をどうぞ。
カメラのレンズ表面には何層にも特殊なコーティングがされているので、汚れたからと言ってあまりにゴシゴシ拭くのはよくありません。
このレンズペンには特殊配合されたパウダーが内蔵されており、レンズのガラス面についた指紋などを力を入れずに簡単に落とすことができます。
ほとんどの一眼レンズの表面は球面をしていますが、ペン先が球面にフィットする形状をしています
他にもレンズフィルター専用のペン先が平らなタイプもあります。

レンズにはレンズフィルターを付けているけど、レンズ用も必要かなぁ

レンズフィルターを外すことが無ければフィルター用だけでいいかもしれませんね
レンズフィルターを付けて外すことが無いならこのフィルター専用タイプの方がおすすめです。
EOS Kiss M2をさらに使いこなすために揃えたいアクセサリー


次はベテランや上級者が持っているものの中から、初心者からでも持っておいて損は無い物を見てみましょう
カメラポッド・三脚

夜景や家族写真を撮ったり、タイムラプス動画などを撮りたい場合は三脚が必要になります。
三脚には色々なタイプやグレードがあるので、カメラや用途に応じて選ぶようにしましょう。

三脚ってあった方がいいですか?あまり使いそうにないんですけど・・・

必要になれば買えばいいと思います。でもカメラポッドは安いので一つ持っておいてもいいと思いますよ
とにかく一つ持っておきたいのがこのカメラポッド、つまりミニ三脚です。
高さはほとんどありませんがその分とてもコンパクトなので、ちょっとした外出や旅行に手軽に持っていけるのが嬉しいポイントです。
首がポール雲台なので狭いテーブルの上とかでも自由にカメラをセットすることができます。
また足をたためば動画用のハンドグリップにもなるので動画メインのユーザーにもおすすめです。

これならとりあえずカバンの角に入れておいても邪魔にならないですね
カメラポッドで一番のおすすめはこのマンフロットです。
理由は、カッコイイから☆
ちょっとだけ足が伸びるEvoもあります。こちらもお好みでどうぞ
EFレンズ用マウントアダプターとEFレンズ

ミラーレス一眼と普通のデジタルカメラの違いは一体なんでしょうか?
そうレンズ交換ができる事です。
EOS Kiss M2はキヤノンのEF-Mシリーズのレンズに対応しています。
しかし2022年1月現在でEF-Mシリーズのレンズはわずか7本しかありません。(しかもそのうちの2本はダブルズームキットに付属)<出典 キヤノン公式HP>

別売のレンズってたったの5本しかないんですね。キヤノンだからもっと色々選べると思ってたのに・・・

心配いりませんよ、マウントアダプターを使えばキヤノンの一眼レフ用のレンズがほとんど使えるようになります
このマウントアダプター「EF-EOS M」を使えば問題は全て解決です。
EOS Kiss M2を含むMシリーズのカメラはマウントアダプターと呼ばれる専用のリングを使えばキヤノンのEFシリーズ(一眼レフ用)の膨大なレンズ群を使うことができるようになります。

もちろんキヤノン純正の商品なので、オートフォーカスや手ブレ補正などもきちんと動作するので安心です。
ただ、かなり古いレンズの中には正常に動作しないものもありますので、中古レンズなどを狙う場合は注意しましょう。
<出典>EFレンズでオートフォーカスを使用した時にピント合わせに時間がかかる。またはピントが合わない可能性があるレンズ一覧(EOS M)

ただ残念ながらシグマとタムロンはEOSMシリーズでの動作保証をしていないんですよ。EOS Kiss M2で使うならメーカーはキヤノン一択になりますね
このマウントアダプターがあれば通称「キヤノンの撒き餌」と呼ばれる1万円ちょっとで買える単焦点レンズやプロ仕様のLレンズなども幅広く使えるようになります。
ミラーレス一眼のさらなる深みに到達しそうな方は真っ先に手に入れたいアイテムですね☆

防湿庫

レンズが増えてきたら必要になるのが防湿庫です。
実はカメラのレンズは海苔やせんべい並みに湿気を嫌います。

湿度が高い場所に長期間レンズをしまい込むと内部にカビが生えてしまうことがあります

レンズにカビなんて最悪!
普段から定期的にレンズを持ち出して使っているなら、レンズ内部の空気が入れ替わるのでそこまで保管に気を使う必要はありません。
しかし「お留守番レンズ」として長時間使われずにしまわれたままのレンズはカビの餌食になりやすいと言われています。
そうなる前に特に梅雨時は「お留守番レンズ」は防湿庫に入れておくようにしましょう。
防湿庫と言っても何万円もする本格的なものである必要は全くありません。
市販の乾燥剤を入れる「大きめのタッパー」にも見えるドライボックスでも十分です。
その場合湿度計を入れて乾燥剤の効果が弱ってきたら新しい乾燥剤に入れ替えるようにしましょう。

乾燥剤ってどのくらい入れたらいいのかな?

湿度が低すぎてもゴムの劣化が進むので、大体50%を保つように乾燥剤の個数を調整してください。
まとめ:EOS Kiss M2のアクセサリーは自分のペースで必要なものから揃えよう

いかがだったでしょうか?カメラを始めて買う場合、最初はカメラの他に何が必要になるかはわからないことが多いものです。
大手通販サイトを覗けば、マニアックなものやプロでもめったに使わないアイテムも買うことができますが、そういったものよりも、やはり定番と呼ばれるものから揃えていくのが上達への近道だと思います。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
コメント