当サイトは各種アフィリエイト広告による広告収入を得ています

このエントリーをはてなブックマークに追加

EOS Kiss M/M2のレンズ保護フィルターのおすすめは?【比較レビュー】

eoskissm&レンズ保護フィルター画像カメラアクセサリ

 

初心者がEOS Kiss Mと一緒に買っておいた方がいいものってありますか?

そうですね、色々ありますけど最初に欲しいのはレンズ保護フィルター(レンズプロテクター)です

 

新しいスマホを買って一番最初にすることは・・・液晶保護フィルムやガラスを付ける事ですよね?

同じように、大切なEOS Kiss M/M2のレンズに傷をつけてしまう前に「レンズ保護フィルター(レンズプロテクター)」を装着することをお勧めします。

といっても最初はどれを買ったらいいのかわからない、ということもありますよね。レンズフィルターはサイズと種類が色々あるのでちょっと選びにくいかもしれません。さらに最近では激安ノーブランド品も見かけるようになりました。

この記事ではEOS Kiss M/M2のレンズキットで使えるレンズ保護フィルター(レンズプロテクター)の選び方や装着の方法、さらには日本メーカー製に比べて激安ノーブランド品の品質はどうなのか?実際に買って確かめていますので、参考にしてみて下さい。

 

この記事が扱っている内容

・ EOS Kiss M/M2に合うレンズ保護フィルターの選び方、取り付け方
・ レンズ保護フィルターの働き
・ メーカー品とノーブランド品のレンズ保護フィルターの品質の違い
・ その他のEF-Mレンズのフィルター径一覧

 

スポンサーリンク

結論:レンズ保護フィルター購入時はレンズ径に注意!さらにコーティング付きかどうかも要チェック!

ハクバレンズフィルター

EOS Kiss M/M2ダブルズームキットに合うレンズ保護フィルターは49mmと52mm

結論から言いますと、ダブルズームキット付属の標準レンズには「49mm」、望遠レンズには「52mm」のフィルターが適合します。

さらに「MC(マルチコート)」や「コーティング」と記載がある信頼できるメーカーのものが性能面でも安心です。記事の下の方に激安ノーブランド品との比較画像を載せていますが、びっくりするほど品質に違いがあります。

 

あまりに安いノーブランド品はゴーストやフレアといった画質の低下につながります・・・

 

今回は信頼できる大手メーカーである「ハクバ写真産業」の最もノーマルなモデル(つまり安い)「レンズガードフィルター」を実際に購入してみました。

では早速取り付けていきたいところですが、その前にEOS Kiss M/M2ユーザーがレンズ保護フィルターを買っておいた方がよい理由から考えてみましょう。

↓↓今回買ったレンズ保護フィルターのメーカー

ハクバ写真産業 WEBカタログ

 

スポンサーリンク

EOS Kiss M/M2にレンズ保護フィルターが必要な理由

傷防止

レンズに傷のイメージ

 

殆どの人にとってミラーレス一眼って「安くない買い物」ですよね?なるべく長く綺麗に使いたいので、大切に扱いたいと思うはずです。

でもそこは人間ですから、ちょっとした油断やミスでレンズの先端を何かにぶつけてしまう、ということもあるかもしれません。もし不幸にもレンズのガラス面を当ててしまって傷がついてしまったらもうどうすることもできません。

そうなる前にレンズ保護フィルター(プロテクター)を付けておけば、万が一レンズのガラス面を大きくぶつけて傷つけたとしても保護フィルターの交換だけで済むので安心です。

 

汚れ防止

レンズの汚れイメージ

 

レンズ指紋などが付いていると写る写真が白っぽくなったり、部分的にボヤけたりします。そもそも指紋だらけのレンズは見た目にも良く無いですよね。もちろんレンズを触らないように十分気を付けてはいますが、キャップを付けたりするときに触ってしまうこともあるかもしれません。

極論を言えば指紋ぐらい拭き取ればいいのですが、そこはお高い一眼のレンズですから少し気を使いませんか??

何で拭いたらいいんだろう?とか拭き傷がついたらどうしよう、とビビッてしまうのは当然です。実際、レンズの表面には何層にも特殊なコーティングが施されており、あんまりゴシゴシやるとレンズ表面のコーティングを痛めることにもつながりかねません。

そんな時でもレンズ保護フィルター(プロテクター)がついていたら、レンズを直接拭くより何倍も安心して指紋や汚れをふき取ることができるでしょう。

 

・レンズ保護フィルターは大切なレンズを傷や破損から守ってくれる
・レンズ保護フィルターを付けていればレンズに指紋がついても安心して拭き取れる

 

スポンサーリンク

EOS Kiss M/M2に合うレンズ保護フィルターを買ってみた

レンズ保護フィルター(プロテクター)は「レンズ径」に合ったものを選ぶ

レンズフィルター画像

 

まずお手持ちのEOS Kiss M/M2のレンズキャップを外して、レンズの先端をよーく見て下さい。内側にネジが切ってあるのがわかりますか?

昔から大抵のレンズにはこの部分にネジが切ってあって、この部分に各種のフィルターをねじ込むようになっています。つまりレンズフィルターを選ぶときには自分のレンズの径を調べてからそれと同じ径のフィルターを選ぶ必要があるということです

ちなみにEOS Kiss M/M2のダブルズームキットに付属している標準レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」のフィルター径は49mm、望遠レンズ「EF-M55-200 F4.5-6.3 IS STM」のフィルター径は52mmとなっています。

 

標準レンズ用のレンズ保護フィルター(プロテクター)は「49mm」

eoskissmレンズとフィルター

 

まず標準レンズに装着してみましょう

EOS Kiss M/M2の標準レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」のフィルター径は49mmですので当然49mm用のフィルターを選んでいます。

レンズ清掃イメージ画像

まずレンズに汚れやほこりが無いか確認しましょう、先にブロワーなどで吹いてゴミを飛ばし、もしそれでもとれないゴミや指紋などがあれば、傷をつけないように専用のレンズクリーナークロスなどで丁寧にふき取りましょう。

この時ブロワーの先端をレンズにぶつけないように注意して下さい。

フィルター画像

いよいよフィルターをねじ込みます。繊細なネジ山なので無理にねじ込んだり、強く締めすぎたりしてネジ山をつぶさないように注意しましょう

 

フィルター付きのレンズ画像レンズ画像

完成!

 

フィルターを装着した状態でもレンズキャップを着けられるんですね

その通りです。なので一度レンズ保護フィルターを取り付けたら取り外す必要はあまりありません。つけっぱなしで大丈夫です

ズームレンズ用のレンズ保護フィルター(プロテクター)は「52mm」

望遠レンズとレンズフィルター

続けて望遠レンズにも装着してみましょう。望遠レンズ「EF-M55-200 F4.5-6.3 IS STM」のフィルター径は52mmです。

レンズ清掃画像

標準レンズと同じように最初にレンズ表面に汚れやほこりが無いか確認し、あればブロワーで飛ばした後丁寧に拭き取ります。

 

フィルター装着中レンズ保護フィルター装着後

最後にフィルターをねじ込んで完成!これでもう安心ですね。

 

レンズ保護フィルター(プロテクター)の外にもいろいろなフィルターが売られている

たくさんのレンズフィルター

今回はレンズ保護の目的なのでレンズ保護フィルター(プロテクター)を選びましたが、実はレンズフィルターには目的に応じたたくさんの種類があります。

例えば次のようなフィルターが一般的に使われています。

 

<代表的なレンズフィルター>

・クロスフィルター 夜景撮影時に光源に光の筋を入れる
・ソフトフィルター ポートレートなどで柔らかい描写にする
・フォギーフィルター ソフトフィルターよりもさらにモヤっとさせる

・PLフィルター 空気中の光の乱反射を除去してクリアな画像にする
・NDフィルター 晴天下など明るすぎるときに光の量を減らす

など

 

特にソフトフィルターやフォギーフィルターの効果は画像処理ではなかなか再現できない効果があるので、特にポートレートカメラマンには愛用者も多いと聞きます。

EOS Kiss M/M2の付属レンズのフィルター径は小さめなので比較的安価で手に入れられるはずです。慣れれば色々な効果のフィルターを試してみれば撮影の幅が広がってより楽しめると思うのでおすすめです。

 

初めての人におすすめのフィルターってありますか?

撮るものによっても変わりますが、人を撮るならフォギーフィルター、夜景ならクロスフィルターが手軽で効果がはっきりわかるのでおすすめです

 

・レンズフィルターはレンズのフィルター径に合ったサイズでないと装着できない
・標準レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」のフィルター径は49mm
・望遠レンズ「EF-M55-200 F4.5-6.3 IS STM」のフィルター径は52mm
・ほかにも色々な効果を持つレンズフィルターがある

 

スポンサーリンク

レンズ保護フィルターの価格差って?どう違うの?

レンズ径によって価格が違う

異なるレンズ径のレンズフィルター画像

左は77mm用、右は52mm用のレンズフィルター

上の項でも書きましたがレンズフィルターにはサイズがあります。

EOS Kiss M/M2の付属レンズのフィルター径は49mmや52mmと比較的小さなものですが、フルサイズ用のレンズともなるとフィルター径は77mmや82mmにもなります。

当然フィルター径の大きいレンズフィルターは大型になりますので、その分価格が高くなるのは当然と言えるでしょう。

 

同じメーカーの同じグレードのレンズフィルターでもフィルター径が大きい物ほど高くなりますよ

 

コーティングによって価格が違う

レンズフィルターの商品ロゴ

同じケンコーのレンズ保護フィルターだが上はノーマルの「MC」、下がハイグレードの「PRO1D」

 

実はレンズ保護フィルターはただのガラス板ではありません

あまり知られていませんが、レンズの表面には逆光時に光の反射などを抑えるため特殊なコーティングが施されています。しかしいくら保護目的とはいえ「ただのガラス板」をレンズに取り付けてしまうと光の反射などで画質に悪影響を及ぼします

それを防ぐために、レンズに装着するレンズフィルターにはレンズ表面と同じようなMC(マルチコート)などと呼ばれている特殊なコーティングが施されているのです。

つまりこのコーティングの強度が強いほど画質の影響が少なく、しかし価格も高いフィルターということになります。

 

プロ用のフィルターなどは値段も何倍もしますが、このコーティングが優れているので画質低下が最小限に抑えられます

じゃぁ高いのを買った方がいいんでしょうか

最初はコーティングのグレードまで気はにする必要はありません、「ハクバ」や「ケンコー」といった信頼できるメーカーのものであれば、グレードは低くても大丈夫ですよ

 

・大型のレンズになればなるほどレンズフィルターの値段も高くなる
・レンズフィルターはコーティングの性能が重要
・とはいえそこまで高いものを買う必要はない

 

スポンサーリンク

激安レンズ保護フィルターを実際に買って試してみた!!

廉価品のレンズ保護フィルター

大手通販サイトで数百円(送料込み)のレンズ保護フィルターを買ってみました

 

昔からレンズフィルターと言えば「ケンコー」「ハクバ」「マルミ」あたりが有名だと思います。この3社の製品であれば大体どれを買っても大丈夫だと思います。

しかし今は通販サイトには海外メーカーやノーブランドのフィルターなど、同じレンズ保護フィルターでもケンコーやハクバの半額以下のものがたくさん売られています。

それらのフィルターの性能はどんなものでしょうか?気になったので実際に買ってみました。

廉価品のレンズ保護フィルター

見た目は普通ですけどね・・・少し気になる点が・・・

 

商品は何の変哲もないただの白い紙の箱に入っています。あまりにもただの箱だったので無意識に開けてしまって写真を撮るのを忘れました・・・。

出てきたレンズ保護フィルターの見た目は普通ですが・・・・何か違和感があるなこれ。

よくよく見てみると、なんと激安ノーブランドレンズ保護フィルターにはコーティングがなにもされていない様子です。つまりただのガラス板、そりゃ安いわ。

部屋の光源を反射させると、MC(マルチコート)フィルターは薄い紫色にわずかに反射するのに対して、激安フィルターは「鏡か!」と思うほどに盛大に反射してくれます。

とりあえず比較実験してみましたのでどうぞ。

マルチコートされているフィルター画像

コーティングされていないフィルター画像

見比べると違いがはっきりとわかりますね。激安フィルターは、光学的には何も考慮されていないガラス板をレンズの前に取り付けるようなものですね。

実際に画質にどの程度の影響があるのか、LED照明を使ってド逆光の状態で撮影して確かめてみました。

レンズ保護フィルター無しの逆光

レンズ保護フィルター無し
ごく薄いフレアのみ出ています。さすがキヤノンのレンズコーティングですね。

 

メーカー品レンズ保護フィルターを取り付けての逆光

ハクバMCフィルター
フレア+左上にわずかにゴーストが出ていますが屋外だと気が付かないレベルだと思います。

 

ノーブランド品レンズ保護フィルターを取り付けての逆光

ノーブランド激安レンズ保護フィルター
フレアが気にならないぐらいのえげつないゴーストが出てしまっています。

 

マルチコートされているレンズ保護フィルターであっても、極端な逆光下では僅かに影響がありそうですが、通常の撮影においてはそこまで気にする必要は無いと感じます。

逆にノーブランド激安レンズ保護フィルターは確かに傷や汚れの防止にはなるかもしれませんが、明るい昼間の屋外や逆光のシチュエーションではかなりフレアやゴースト、またコントラストの低下といったデメリットが出そうです。

もちろん保護ガラスとしての役割は果たすと思いますので、「これなら無い方がいい」とまでは言いませんが、これぐらいの小さなフィルターはメーカーのものでも比較的安価なので、そちらの方を強くおすすめします。

 

・ノーブランド品のレンズフィルターにはコーティングがされていないものもある
・コーティングがされていないと特に逆光時に大幅に画質が低下する
・価格差を考えても信頼できるメーカー製を買うべし

 

スポンサーリンク

EF-Mレンズフィルター径一覧

EF-Mレンズとレンズ保護フィルター

 

EF-M22mm F2 STM・・・43mm

EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM・・・49mm

EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM・・・52mm

EF-M28mm F3.5 macro IS STM・・・43mm

EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM・・・55mm

EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM・・・55mm

EF-M32mm F1.4 STM・・・43mm

EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM・・・52mm

 

<キヤノン公式ページ、レンズ製品一覧より>

キヤノン:一眼レフカメラ/ミラーレスカメラ用交換レンズ|交換レンズ 交換レンズ一覧

 

スポンサーリンク

まとめ:保護フィルターは必須!でもあまり安いのは避けた方が無難

eoskissmにレンズ保護フィルターを取り付けた画像

 

いかがだったでしょうか。初めてのミラーレス一眼としてEOS Kiss M/M2を買った人はレンズの扱いに慣れるまではレンズ保護フィルターを付けた方が気持ち的にも安心だと思います。

もしレンズに傷をつけてしまって、画質に影響があるかもしれないとか考えていると、撮影そのものが楽しくなくなってしまうかもしれません。

本文でも触れましたがEOS Kiss M/M2で使う保護フィルターは小型で決して高いものではないので、なるべく早い段階で購入装着することをおすすめしたします。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

 

NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

・ウェブライター
・カメラ歴15年
・総購入カメラ25台
・総購入レンズ45本
・元量販店カメラ担当
・カメラサークル代表
・好きな写真家は森山大道

「カメラを買った人」から「写真が趣味の人」へをモットーに、初心者に寄り添ったわかりやすい解説記事を目指します!

↓↓インスタも見てね↓↓

NEKO(ねこ)の投稿をチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

カメラアクセサリ
この記事が「役に立った」と感じたらシェアお願いします
NEKO(ねこ)の投稿をチェック
digi-cam.net

コメント

タイトルとURLをコピーしました