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EOS R10用のSDカードのおすすめ3選

eosr10画像カメラアクセサリ

SDカードが欲しいんだけど、種類が多くてよくわからないなぁ・・・

確かにSDカード買う時って、これで合っているのかどうか不安になりますよね

EOS R10で使いたいんですけど、どれを買えばいいんでしょうか?

そうですね、じゃぁせっかくなので一緒に選んでみましょうか

こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数25台のNEKO(ねこ)です!

この記事ではキヤノンEOS R10にぴったりなおすすめSDカードを紹介しています。

さらに、実際にEOS R10とおすすめSDカードを用意して、性能比較の実験もしています。

加えてSDカードの規格の見方なども、なるべく簡単に解説していますので、是非最後まで読んで頂ければと思います。

カメラを含めどれも実際に購入したものなので、自信をもっておすすめできますよ

NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

・ウェブライター
・カメラ歴15年
・総購入カメラ25台
・総購入レンズ45本
・元量販店カメラ担当
・カメラサークル代表
・好きな写真家は森山大道

「カメラを買った人」から「写真が趣味の人」へをモットーに、初心者に寄り添ったわかりやすい解説記事を目指します!

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結論:EOS R10にはUHSスピードクラス3のSDカードを選ぼう

EOS R10とSDカード画像

結論から言うと、EOS R10には「UHSスピードクラス3」に対応したSDカードを選んでおけば、大きく失敗することはありません

その中でも、「RAWで連写するぞ!」という中級者以上の人はちょっと高いですが「UHSスピードクラス3」に加え、「UHS-II」対応のSDカードを選べば、EOS R10の性能を出し切ることができます

一方で「普通に撮るだけだよ」という人は比較的安価な「UHSスピードクラス3 & UHS-I」対応のSDカードで十分でしょう。

この「UHSスピードクラス」や「UHS-I、UHS-II」は一見難しく聞こえるかもしれませんが、これが分かれば自分でSDカードを自由に選べるようになります。詳しくはこの記事の下の方で解説していますので、是非最後までお読みください☆

おすすめ紹介だけでなく、実際にEOS R10を使った比較実験もしているので、見ていってくださいね

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EOS R10におすすめのSDカード3選

EOS R10とSDカード画像

では早速おすすめのSDカードを紹介をしていきましょう。

おすすめ1 サンディスク Extreme SDXC

EOS R10とSDカード画像

キヤノン EOS R10 におすすめのSDカード第1位は、もはやド定番のサンディスク「Extreme」です。

おすすめの理由は、言うまでもなくその最高のコスパですね。これだけの性能のSDカードがこんな値段で買えるなんて驚きです。

対応規格が「UHS-I」なのでめちゃくちゃ高速とかではありませんが、それでも「UHSスピードクラス3」対応なので4K動画もOKです。

初心者はもちろん中級者の予備にもおすすめ☆

おすすめ2 プログレードデジタル GOLD 250R UHS-II

EOS R10とSDカード画像
EOS R10におすすめのSDカード

EOS R10 におすすめのSDカードの第2位はプログレードデジタル「GOLD 250R」です。

この「GOLD 250R」は「UHS-II」というより高速な書込み/読出しに対応しているので、EOS R10の特徴である高速連写時の書込み待ちを最小限に抑えることができます。

最小容量が128GBということもありちょっと値段が高いですが、それでも「UHS-II」のSDカードの中では最安の部類に入ります(UHS-IIの中にはもっと高速でめっちゃ高いSDカードもある)

EOS R10の高速連写性能をフルに発揮したい方にオススメ☆

おすすめ3 サンディスク Extreme Pro SDXC

EOS R10とSDカード画像

キヤノン EOS R10 におすすめのSDカード第三位はこれまた定番のサンディスク「Extreme Pro」です。

このサンディスク「Extreme Pro」は価格が安い「UHS-I規格」では最高の性能を誇ります。

ただこの後書きますがEOS R10で使う分には、おすすめ1位の「Extreme」との性能差は実はごくわずかです。

なのでコスパだけで考えればおすすめ1の「Extreme」1択ですが、この「Extreme Pro」は長年プロカメラマンに使われてきた実績があります

「Proのロゴがカッコイイ!」と感じるなら、迷わずこの「Extreme Pro」を選びましょう☆

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高いSDカードと安いSDカードって何が違うの??

EOS R10とSDカード画像

同じ容量なのにずいぶんと値段差があるね、この差は何だろう??

容量が同じなら「書込み速度」が速いSDカードの方が値段が高いのが普通です

書込み速度?が速いと何かメリットがあるんですか?

それは人によりますが、連写を多用するスタイルの人はSDカードの書込み速度が遅いと「書込み待ち」が発生して一時的に撮れなくなっちゃいます。連写派の人は要注意ですね

SDカード選びを難しくしている理由の一つに、この価格差があるのかもしれません。

同じ容量でも千円台から高いものだと何万円もするものもありますが、結論から言うとSDカードは「書込み速度」が速いものほど高いということになります。

ではこの書込み速度が速いとどんなメリットがあるのでしょうか、実際にEOS R10を使って実験してみましょう。

では実際にEOS R10とおすすめで紹介したSDカードを使って、比較実験をしてみましょう

おすすめSDカードをEOS R10で実際に比べてみた

EOS R10とSDカード画像

書き込み速度の速い遅いって具体的にどのくらいの差があるんでしょう?

普通に一枚ずつ撮る分には差が出ませんが、連写をすれば差が出てきます。実際にやってみましょう

では、実際におすすめで紹介した3枚をEOS R10でどのくらいの性能の違いがあるのかテストしてみましょう。

EOS R10にそれぞれのSDカードを入れて「バッファフル」状態になるまで連写し、撮れた枚数とそこから書き込みが終わるまでの時間を計測します。

*バッファフルとは・・・
デジカメの写真は撮ったらすぐにSDカードに入る訳ではなくて、一旦本体内の「バッファ」と呼ばれる一時メモリーに収納されてから、順番にSDカードに書き込まれます。

連写などSDカードの書き込みよりも早いペースで写真を撮り続け、バッファが一杯になってそれ以上撮れなくなった状態を「バッファフル」と言います

EOS R10の設定は「高速連写+JPG」と、さらに高負荷で一番SDカードの性能差が出やすそうな「高速連写+RAW&JPG」でも試してみました。

簡単なテストですが、SDカードの実際の性能が現れるはずです。それでは早速始めましょう

当然ですが撮れた枚数は多い方が高性能で、さらに書込み時間は短い方が高性能なSDカードということになります。

実験結果:EOS R10でのUHS-IIのメリットは確かにあるが限定的

EOS R10とSDカード画像

ではまずはJPGと呼ばれる普通の写真ファイルを連写した場合の書込み性能を比較しましょう。

なるべく長い時間、さらに沢山撮れる方が書き込みが速い高性能なSDカードだということになります。

では結果を見てみましょう。

SDカードの性能テスト結果 JPG編
  • 1位 ProGrade Digital Gold 250R(UHS-II & ビデオスピードクラスV60)
      連写可能時間:10秒以上、撮影枚数:200枚以上
  • 1位 サンディスクExtreme Pro (UHS-I & UHSスピードクラス3)
      連写可能時間:10秒以上、撮影枚数:200枚以上
  • 1位 サンディスクExtreme (UHS-I & UHSスピードクラス3)
      連写可能時間:10秒以上、撮影枚数:200枚以上

え!結果がどれも同じじゃん!これってどういうこと!?

つまりEOS R10で普通の写真を撮っている分には、この記事のおすすめのどれを使っても差はない、ということなんです。ちょっと意外ですね

驚くべきことに全てのSDカードの結果が同じになりました。

でももちろんこれは、この3枚のSDカード性能が同じであるという訳ではありません。あくまでもEOS R10を使った今回のテスト条件では差が出なかった、というだけの話です。

例えば今回は連写は10秒でストップしましたが、もっと長い時間連写をすればその差が出たかもしれません。

ただ結果として言えるのは「UHSスピードクラス3」に対応するSDカードであれば、JPG(普通の写真画像ファイル)撮影において使い勝手で大きな差が出ることはない、ということです。

それだけUHSスピードクラス3が高性能ということです。では次はもっと負荷の高いテストをしてみましょう

では続いて「RAW+JPG」でテストしてみましょう。

「RAW」とはPCでの後処理用のデータファイルの事で、JPGに比べてサイズが2~3倍あるので、連写時にはJPGとは比較にならない位SDカードの書込み性能がフルに求められます。

RAW連写ではSDカードの性能差が出るでしょうか?見てみましょう。

SDカードの性能テスト結果 RAW撮影編
  • 1位 ProGrade Digital Gold 250R(UHS-II & ビデオスピードクラスV60)
      連写可能時間:約2秒、撮影枚数:37枚、書き込み待ち時間:約3秒
  • 2位 サンディスクExtreme Pro(UHS-I & UHSスピードクラス3)
      連写可能時間:約2秒、撮影枚数:37枚、書き込み待ち時間:約6秒
  • 3位 サンディスクExtreme (UHS-I & UHSスピードクラス3)
      連写可能時間:約2秒、撮影枚数:36枚、書き込み待ち時間:約7秒

すごい!一気に撮れる枚数が少なくなりましたね、それに書込み待ち時間に違いがありますね

RAWは一枚一枚のサイズが大きいので書込みの負荷が段違いなんです。UHS-IIのカードはUHS-Iのカードと比較して、書込み待ちで撮れない時間が半分で済んでいる点に注目ですね

今度ははっきりとした差がでましたね。やはり「UHS-II」対応のプログレード「GOLD 250R」が最速となりました。

これはつまり、EOS R10で「RAW+JPG」を一度に連写できるのは「約2秒間で37枚前後」が限度であり、一度連写すると3秒~7秒の撮影できない時間ができ、高性能なSDカードほどこの撮れない時間が短くて済む、ということです。

一方で同じ「UHS-I」のExtremeとExtreme Proの違いはほとんど誤差の範囲となりました。

違いがあるのは分かったけど、たった3~4秒の違いってそんなに違うもの??

はい、これは大きく違いますね。シャッターチャンスを前に撮れない時間が7秒続くのと3秒でまた撮れるようになるのとでは大違いなんです

たった数秒とはいえ、決定的なシャッターチャンスを目の前にして待たされるのは非常なストレスなので、この差はかなり大きいと言えるでしょう。

ただ、そもそもEOS R10は「エントリー寄りのミドルクラスカメラ」なので、そのような高速連写性能を使い切るような撮り方をする人(野鳥や飛行機など動き物をRAWで撮る人)は、あまり多くはないかと思います。

EOS R10で一眼デビューをした人やベテランでもRAW撮影をしない人は、そこまで高価なSDカードは必要ないのかもしれません。

私はまだRAWとか撮らないから、そんなにSDカードの性能に悩む必要はないんだね

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撮影タイプ別、EOS R10用のおすすめSDカード

EOS R10とSDカード画像

以上の結果を踏まえて、撮影ジャンル別に最適なSDカードを選んでみましょう。

風景を一枚ずつ撮るのがメインならそれほど高価なものでなくてもOK

じっくりと撮る人

私みたいな初心者は大体ここだね

EOS R10は「エントリークラス寄りのミドルクラスカメラ」なので、使う人も「ゴリゴリの鳥撮り」の人よりも、どちらかと言えば一眼が初めての人や、ファミリー層が多いと思います。

実験結果でわかる通り、もし「RAW」での連写をしないなら、わざわざ高価な「UHS-II」対応のSDカードを用意するメリットはあまりありません

なので迷うなら最初はとりあえず、おすすめ2のサンディスク「Extreme」やさらに安い「Ultra」で始めておいて、連写やRAW撮影をするようになれば、もっと高速なUHS-II対応にSDカードに買い替えるのがおすすめです。

これもおすすめです

4K動画を撮る予定がないなら安いSDカードでも違いは判らないと思います

4K動画を撮る予定の人は「UHSスピードクラス3」以上を選ぼう

動画撮影画像

4K動画・・・・・・・・・・・・・・・・撮るかなぁ・・・撮るかもなぁ・・・

値段が大きく違う訳ではないので、悩むならこっちがいいかもしれませんね

EOS R10では写真だけでなく、本格的な4K動画撮影もすることができます。

4K動画を撮るためには、詳しくは後述しますが、「UHSスピードクラス3」という規格をクリアしている必要があります。

動画に関して言えば、これ以上の性能があってもあまり違いはないので、どちらかと言えば128GBや256GBといった容量を重視するようが良いでしょう。

こんな大容量のSDカードもあるんですね

いやぁほんとは512GBや1TBのものもありますけど、結構高いですし、普通の人はさすがにそこまでの大容量は必要ないと思います

尚、普通はあまり使うことが無いと思いますが、4K60pかつHDR PQモードで撮る場合はビデオスピードクラスV60が要求されていますので、動画クリエイターさんは注意しましょう。

RAWや連写を多用する人はUHS-II対応のSDカードを用意しよう

プロカメラマン

このEOS R10 は驚くような高性能なAF(オートフォーカス、自動ピント合わせ)性能を持っていますので、EOS R10で野鳥撮影や飛行機撮影などを始める人も多いかもしれません。

野鳥や飛行機、さらにスポーツなどのいわゆる「動き物」はAF性能に加えて連写性能がものを言います。

EOS R10の連写性能をフルに発揮させるたいなら、ちょっと高いですがより高速な書込みに対応した「UHS-II」規格に対応したSDカードを用意した方が良いでしょう。

EOS R10におすすめのSDカード

RAW連写のほかにも、将来的にEOS R7やR5などの上位機種にステップアップする予定があるならUHS-IIを選んでおくのはアリですね

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EOS R10用のSDカードを選ぶ際の注意点

EOS R10とSDカード画像

では次にSDカード選びの基本的な注意点を見てみましょう

偽物に注意!買う時は信頼できるショップで信頼できるブランドを

偽物注意画像

SDカードにも偽物ってあるんだ!

以前に比べれば減ったようですが、コピー品はまともに使えないのがほとんどなので、大手メーカーの商品や正規品に比べて極端に値段が安いものには注意が必要です。

以前よりは少なくなったようですが、海外を中心に有名メーカーの商品のコピー品が出回り、それが激安品としてネットで売られている場合があります

自分も昔ニセモノを買ってしまった経験がありますが、速度が全くでない上に容量もごまかされていて、ある程度の容量を超えると記録されなくなる、という全く使えないものでした。

なのでネットでSDカード(特に大容量やUHS-IIなどの高価なカード)を買う時は、新規や評判の悪いショップを避け、有名なブランドのものをきちんとしたショップから買うようにしましょう。

SDカードは旅行や大切なイベントの直前にではなく、なるべく余裕をもって購入し、あらかじめ繰り返し使って信頼性を確かめておくことがおすすめですよ

SDカード上の数字の表記はアテにならない!?

SDカードの転送速度について

このSDカード「120MB/s」って書いてあるから4K動画も大丈夫かな??

紛らわしいのですが、その数字は書込みではなく読出し速度なので注意が必要なんです

加えて注意したいのは「SDカードに表示されている転送速度」に惑わされない事です。

おすすめで紹介したサンディスクのSDカード上にも「180MB/s」や「200MB/s」という速度表示がありますね。

ただ、この数字はミラーレス一眼にとって重要な「最低書き込み速度」ではなく、大きな数字になりやすい「最大読み出し速度」なのです。

実はSDカード上に記載する転送速度には明確なルールが無く、各メーカーが独自の方法で測定して記載しているだけなので、鵜呑みにしてしまわないように注意しましょう。

SDカードの性能はきちんと規格化されている「UHS」、「UHSスピードクラス」、「ビデオスピードクラス」なので判断するようにしましょう

容量は64GB以上を選ぼう

α6400とSDカードの画像

キヤノンの公式ページにEOS R10の撮影可能枚数が公開されていますが、32GBだと普通のJPGの最高画質で約3511枚、RAW+JPGだと約861枚撮れるので、これで十分に感じるかもしれません。

しかし実際にはPCにデータを移すのをサボったり、ちょっとした動画を撮ったりすることもあると思うので、余裕を見て64GBかそれ以上のカードを用意するのをおすすめします。

動画撮影やRAW撮影をする人は、128GBか256GBの大容量のSDカードがおすすめです

高性能なSDカードだからといって画質が上がる訳じゃない

SDカードイメージ画像

あんまり安いSDカードだと綺麗に撮れないとかあるのかな?

その心配はいりませんよ。SDカードの性能の違いは画質には影響しません

以前あるSDカードの商品のレビューで、「このSDカードに変えたら写真の画質が上がった!」と言うのを見たことがありますが、残念ながらそれは間違いです。

繰り返しになりますが、SDカードの性能の違いは「容量」と「書込み&読出し速度」の違いなので、書き込まれるデータそのものが変わる訳ではありません

なのでSDカードを選ぶときは、あくまでも容量と、自分の撮影スタイルに必要な書込み性能を選ぶようにしましょう。

800円のSDカードでも3万円のSDカードでも画質は同じですよ

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EOS R10のSDカードの仕様についてもう少し詳しく

EOS R10とSDカード画像

ではここからはEOS R10のSDカード関連の仕様と、さらにSDカードのスペックの見方を解説してゆきます。

ここがわかれば自分で自由にSDカードを選ぶことができるようになりますので、頑張ってください。

EOS R10 はUHS-IIに対応している

EOS R10とSDカード画像

まずはEOS R10のSDカード関連の仕様を確認しましょう。

公式ページコピー

EOS R10のSDカードスロットの仕様について、キヤノンの商品ページには「UHS-II、UHS-I対応」の表記があります。

現在SDカードには大きく分けて「UHS-I」と「UHS-II」の二種類の規格が存在していますが、このEOS R10はこれら両方の規格に対応しているということがわかります。

一般的に初心者向けのカメラは性能が抑えられた「UHS-I」のみに対応していることが多いですが、このEOS R10はミドルクラスカメラなので、しっかりと「UHS-II」にも対応させているのはさすがと言えます。

UHS-IとUHS-IIの解説画像

UHS-IとUHS-IIとでは性能も値段もかなり違うので、自分がUHS-IIの性能が必要かどうかよく考えましょうね

ただ、「UHS-II」対応のSDカードは書込み速度や読込み速度が「UHS-I」のカードよりもかなり高速ですが、その分お値段はやや高め。

「連写を多用するので頻繁に書込み待ちが起きる」といった撮り方でなければ比較的安価な「UHS-I」のカードで十分かもしれません。

形が違うのに両方使えるってなんか不思議

EOS R10 の4K動画撮影に必要な書き込み速度は「15MB/秒」以上

EOS R10とSDカード画像

では次に、EOS R10が必要とするSDカードの書込み速度を調べてみましょう。

公式ページコピー
EOS R10の動画ビットレートは標準的な4K30pの撮影で約120Mbps

上はEOS R10の商品ページですが、標準的な撮影となる4K動画撮影(30p)でのビットレートが「約120Mbps」となっています。

詳しい話は省略しますが、ここから「EOS R10では4K動画を撮る時、最低でも1秒間に約15MB(メガバイト)のデータを書き込める性能のSDカードが必要」ということがわかります。

ちなみにさらにヌルヌル動く4K60pで撮る場合はビットレートは230Mbpsなので、1秒間に約28.75MBの書込み性能のあるSDカードが必要、ということになります。

・・・・・わかんない

普通の人はここまで理解する必要はありませんよ。4K動画をとるならそこそこの書込みスピードのあるSDカードを選ばなきゃいけない、というだけのことです

では、次にSDカードのどこを見ればこの「書込み速度」がわかるか見てみましょう。

SDカードの書込み速度は「UHSスピードクラス」を見ればすぐにわかる

EOS R10とSDカード画像

SDカードの書込み速度ってどこを見ればわかるんですか?

色々な表記方法がありますが、この「UHSスピードクラス」のロゴを見るのが一番簡単ですよ

UHSスピードクラス解説画像

SDカードの書込み速度を見分ける一番簡単な方法は「UHSスピードクラス」で見る方法です。

このUHSスピードクラスは「1」なら最低書込み速度が「10MB/秒以上」、さらにUHSスピードクラスが「3」なら最低書込み速度が「30MB/秒以上」を保障されていることを示しています。

つまり先ほど調べた、「4K動画を撮る場合は最低書込み速度が15MB/秒以上のSDカードを選ぶ」場合、「UHSスピードクラス3」のSDカードを選べばOKということになります。簡単ですね☆

UHSスピードクラスは3までしかないんだったら、もっと高性能なカードはどうやって見分ければいいんだろ?

その場合は「ビデオスピードクラス」などの他の規格を合わせて参考にします

実はこの「UHSスピードクラス」は1か3しかないので、これを見ただけでは最低書込み速度が「ギリギリ30MB/秒のSDカード」と「60MB/秒の高性能SDカード」を見分けることはできません。

その場合は「ビデオスピードクラス(V30やV60,V90など)」の表記を合わせて確認すれば、そのカードの正確な性能を知ることができます。

ビデオスピードクラス解説画像

UHSスピードクラスが同じでもビデオスピードクラスの数字が大きい方がより高性能ということですね

UHS-II規格のSDカードもUHSスピードクラスは3のままですが、ビデオスピードクラスがV60やV90なので高性能なことがわかりますね

ちなみに古いSDカードなどでUHSスピードクラスやビデオスピードクラスなどの表記が無いSDカードのほとんどは書込み速度が「10MB/秒未満」です。

もちろん古いSDカードでも、「連写をしない、動画も撮らない」といった限られた使い方をすれば使えないことはありません。

ですが、SDカードを含むメモリーカードにも寿命があることを考えると、もし適当なSDカードが無いのであれば新しいSDカードを買うことをお勧めしたいと思います。

SDカードにも寿命があるんだね、知らなかった

特にカメラの場合はデータが壊れたりエラーが出てからでは遅いので、できれば3~5年で新しくしたいですね

EOS R10に使えるSDカードの最大容量は2TB?

EOS R10とSDカード画像

では最後に、EOS R10はどれくらいの容量のSDカードが使えるのでしょうか?

残念ながらキヤノンの商品ページには「SDXCメモリーカード」対応とされているのみで「EOS R10で使えるSDカードの最大容量」の記載はありません

EOS R10の商品ページにはSDXCカードと記載があるのみ

「SDXC対応」ということなので仕様上は「2TB(テラバイト)」までいけるはずですが、そこまでの容量のSDカードはさすがに持っていないのでこのあたりは何とも言えません。

(ちなみにこの記事を準備している時点で売られている最大容量のSDXCカードは「1TB」でした)

256GBまでは手持ちのもので試しましたが、それ以上は持っていないのでわかりません

SDカードは常に破損や紛失のリスクがあるので、自分は512GBや1TBのSDカードを1枚持つよりも、128GBや256GBのSDカードを複数持つようにしています。

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まとめ:自分の撮影スタイルにあったSDカードを選ぼう

EOS R10とSDカード画像

いかがだったでしょうか。EOS R10はかなりの性能のミドルクラスカメラですが、非常に買いやすい価格なので初めて本格的なミラーレス一眼を買った、という人も多いかもしれません。

せっかくいい一眼を買ったのだから、SDカードもその性能を引き出せるものを、と考えるのはわかりますが、でも実際には高価なSDカードを使ってもほとんど違いは出ないでしょう。

それよりもストラップを純正からお気に入りのものに変えるとか、カッコイイカメラバッグを探すとかした方がカメラの楽しさは倍増するはずです。

SDカードを含め、アクセサリー選びもカメラライフの醍醐味です。EOS R10で楽しいカメラライフを送りましょう☆

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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