この記事ではキヤノンEOS R10を買った人が次に手に入れたい交換レンズを紹介しています。
EOS R10で使える「キヤノンRFマウントレンズ」は非常に高価な物が多いですが、この記事では「EOS R10が初めてのミラーレス一眼」の人でも手を出しやすいモデルを選んでいます。
この記事を参考に新しいレンズを手に入れて、EOS R10での撮影をより楽しいものにしていきましょう。
レンズがあればその「撮りたい!」を実現できる!

初めてのキヤノンRマウントのカメラにEOS R10を買った、もしくはこれから買おうという人は、最初のレンズに「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を選ぶ人が多いと思います。
この「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」はとても優秀なレンズで、フルサイズ換算で29-240mmをカバーする高倍率ズームであるにもかかわらず、最大撮影倍率0.44倍とほぼハーフマクロの近接性能を持っています。
さらに手ブレ補正も付いているので、初心者でもこれ1本あれば、お散歩スナップや家族写真、さらに本格的なポートレートまでとにかく色々な撮影を楽しむことができるでしょう。

やっぱり一眼ってすごいね!スマホとは全然違う
しかし、レンズには必ず弱点があるものです。本当の意味での「万能レンズ」というものは存在しません。
最初はなんでも撮れそうに思えた「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」でも、慣れてくると、「F値が暗い」、「広角や望遠が今一歩足りない」といった弱点が見えてくるようになります。

う~ん、もうちょっと大きく撮れたらもっといいのになぁ・・・
もし、今のレンズで足りないと思うなら、新しいレンズを検討しましょう。レンズを交換することで新たな撮影に挑めるのは一眼カメラの醍醐味です。
例えばもう少し遠くのものが撮りたいと思うなら、望遠レンズを買い足せばいいですし、もっと大きなボケをつくりたいと思うなら、明るい単焦点レンズの出番です。
いずれにしても、まずは今あるレンズである程度経験を積み、自分が撮りたい物を撮るために必要なレンズを見極めた後で、それを実現するレンズを手に入れましょう。

そっか、レンズを変えれば撮れるようになるんだ!
EOS R10のおすすめRFレンズ5選


それでは早速EOS R10におすすめのレンズを紹介していきますね
おすすめ1 高倍率ズームレンズ RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM


まず最初のおすすめはレンズキットにもなっている「RF-S18-150mm」です
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- 焦点距離:18-150mm(フルサイズ換算29-240mm)
- 最小F値:F3.5-F6.3
- 最短撮影距離:0.17m
- 最大撮影倍率:0.44倍
- 重量:310g
- 手ブレ補正:あり
まず最初に紹介するのは「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」です。EOS R10のキットレンズになっているので、最初から持っているという人も多い事と思います。
このレンズのおすすめポイントは、やはり18mm~150mm(フルサイズ換算で29mm~240mm)もの焦点距離を1本で賄ってしまうという利便性でしょう。
さらに最大撮影倍率が0.44倍と意外と寄れたり、手ブレ補正も搭載と初心者にはかなり使いやすい仕様となっています。

これ1本あれば大抵何でも撮れる、そんなレンズですね
もちろん全く弱点が無いわけではなく、望遠側が150mm(換算240mm)なのはやや物足りない感がありますし、150mmのF値が6.3というのも高性能とは言えないかもしれません。
さらに広角側は18mmスタート(換算29mmスタート)というのも時代遅れな感じがします。
ただ、このEOS R10はAPS-C機ではありますが、感度ノイズは以前の機種に比べると劇的に改善していますし、18mmスタートもこれからカメラを始める人にとっては、実際あまり気にならないかもしれません。

明確に撮るものが決まっていないなら、最初の1本はこれにしておけば間違いありません。そんなレンズです
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMのおすすめの撮り方


このRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、18-150mmという幅の広いズーム域を利用して、とにかく何でも撮ってみるのがおすすめです。
お散歩に連れ出せば広角のスナップシューティングから、道端の花のアップまで1本でこなしますし、望遠でできる大きなボケを利用した、一眼らしい雰囲気のある写真も簡単に撮れるでしょう。
もちろん、EOS R10はAPS-C機であり、このレンズもそこまで暗い所に強いレンズではないので、なるべく昼間や屋外など、明るい所で撮るほうがよいでしょう。
おすすめ2 望遠ズームレンズ RF100-400mm F5.6-8 IS USM


おすすめの2本目は超望遠ズームレンズです。それなりのお値段がしますが、望遠域をよく使う人にとってはある意味最強のレンズかもしれません
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- 焦点距離:100-400mm(フルサイズ換算160-640mm)
- 最小F値:F5.6-F8
- 最短撮影距離:0.88m
- 最大撮影倍率:0.41倍
- 重量:635g
- 手ブレ補正:あり
もしEOS R10で撮りたい被写体が野鳥や飛行機、またお子さんの運動会といった望遠域が必要なジャンルなら、おすすめはこの「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」になるでしょう。
APS-C機であるEOS R10とこのレンズを組み合わせれば、なんとフルサイズ換算で640mm相当の超望遠撮影が可能になります。
普通600mmオーバーの超望遠レンズ(さらにキャノン純正)をこの価格帯で気軽に使えるのは、少し前であれば信じられなかったと思いますが、いい時代になりました。

結構いい値段がするね!サイズも大きいし

そう思うかもしれませんが、キヤノン純正で、400mmで、この値段で、たった635gというのはびっくりするようなことなんですよ
このRF100-400mm F5.6-8 IS USMのイマイチな点を挙げるとすれば、重量が635gとやや重い点(400mmクラスにしては激軽ですが・・・)かもしれません。
カメラ本体と合わせて1Kg近い重量となるので、お散歩で気軽に、という用途にはちょっと厳しいでしょう。

さらに、最望遠の400mmのF値はF8と結構暗めです。
曇りの日や、暗めの体育館などでは、ISO感度が簡単に12800まで上がってしまい、ややザラッとした画質になってしまいます。
ただ、「超望遠かつF値が明るいくて軽いレンズ」というのは存在しないので、暗い所のノイズはある程度妥協する、クルマを使える時に持ち出す、撮影は1脚を併用したり、短い時間で済ませる、といったある程度絞り込んだ使い方ができるなら、是非一度手に取って欲しいレンズです。

「普通の人」が使える唯一の超望遠レンズといってもいいかもしれません
RF100-400mm F5.6-8 IS USMのおすすめの撮り方


RF100-400mm F5.6-8 IS USMのおすすめの撮り方は、やはり遠距離からの超望遠を生かした野鳥や動物、運動会やテーマパークのショーといったイベントなどがあるでしょう。
距離にもよりますが、その望遠性能を生かせばまるで目の前にあるかのような距離間の写真を撮ることができ、スマホとは大きな差をつけることができます。
一方で先ほど触れたようにこのレンズは望遠域がF8という弱点もあるので、なるべくなら明るい昼間に屋外で使うようにすれば、影響を最小限に抑えることができます。

すごい!目の前にいるみたいだね

フルサイズ換算640mmは別世界です。スマホでは絶対に味わえない世界ですね
おすすめ3 標準単焦点レンズ RF50mm F1.8 STM


続いては単焦点レンズのおすすめです。キャノンは昔からこの50ミリ単焦点は買いやすい値段設定になっているので、初めて交換レンズにもおすすめですよ
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- 焦点距離:50mm(単焦点)
- 最小F値:1.8
- 最短撮影距離:0.3m
- 最大撮影倍率:0.25倍
- 重量:160g
- 手ブレ補正:無し
「単焦点」レンズとは・・・
単焦点レンズとは、「焦点距離が固定」つまりズームができないレンズのこと。
普通のズームレンズのようにズームリングを回して手軽に距離を変えられない一方で、
構造がシンプルなので高性能に(つまりF値を小さく)しやすいというメリットがある。
「標準ズーム」「望遠ズーム」を手に入れたら、次にほしくなるのはやっぱり「明るい単焦点レンズ」ですね☆
この「RF50mm F1.8 STM」は軽量コンパクトな上に買いやすい値段なので、初心者の人にもおすすめしたいレンズです。

価格が安い他にも、最小F値が1.8と「明るい」レンズなので、夜間や屋内でもクリアな画質で撮れますし、大きくボケる特性を生かしてポートレートやテーブルフォトなどにも大活躍する一本になるでしょう。

単焦点レンズはボケるって友達が言ってた

単焦点だからボケる訳ではないですが、確かにこのレンズは大きいボケが魅力ですね
このレンズをEOS R10で使う上での最大の注意点は、手ブレ補正が内蔵されていない、と言う点です。
もちろんほとんどの人は、そこまで手ブレ補正に頼らないといけないようなシビアな露出で撮ることはないと思うので過度な心配はいりませんが、基本の「立ち止まって、しっかり構えて撮る」という意識は持った方が良いでしょう。
さらにEOS R10で使う場合、50mmレンズは実際には80mm相当と若干望遠寄りのレンズとなるので、屋内で広く写すような用途には使いにくい、という点も覚えておきましょう(テーブルフォトなどアップ目の写真はOK)

もし18-150mmレンズを持っているなら、ズームを50mmの所に固定して色々撮ってみて下さい。このレンズの撮れる範囲がイメージできると思います
RF50mm F1.8 STMのおすすめの撮り方



このRF50mm F1.8 STMで撮りたいのは、やはりF1.8というこのレンズならではの「明るさ」を生かしたボケの強い写真です。なるべく対象に近づいて、ちょっとわざとらしいぐらいにボカして撮ってみましょう。
また、このRF50mm F1.8 STMは、最近のレンズにしては珍しくF値による解像度の変化が大きなレンズです。
F値が1.8~2.2ぐらいまでは解像度が低く「ふわっとした」描写になります。その特性を生かしたちょっとノスタルジックな表現に挑戦するのもおもしろいでしょう。

たしかにボケが凄いね!

もちろんボケは大きければいいという訳ではないですが、このふんわりした描写はちょっとクセになりますね
おすすめ4 単焦点レンズRF35mm F1.8 MACRO IS STM


次も同じ明るい単焦点の「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」です。さっきの50mmよりも値段はかなり高いですが、手ブレ補正が付いています
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- 焦点距離:35mm(フルサイズ換算56mm)
- 最小F値:F1.8
- 最短撮影距離:0.17m
- 最大撮影倍率:0.5倍
- 重量:305g
- 手ブレ補正:あり
もう一本紹介したい明るい単焦点レンズがこの「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」です。
このレンズは上で紹介したRF50mm F1.8 STMとよく似たスペックですが、50mmよりも広角寄りの35mmの焦点距離を持ち、さらに手ブレ補正も搭載しています。
ボディ内手ブレ補正のないEOS R10で使う場合、レンズに手ブレ補正があるとありがたいのと、フルサイズ換算で56mmの焦点距離はスナップでも使いやすくオールマイティな性能だと言えるでしょう。

さっきの50mmと同じ単焦点なのに値段は倍以上違うね、どこが違うの?

RF50mmF1.8 STMに比べて写る範囲がもう少し広い上に、かなり被写体に寄れます。さらに手ブレ補正も付いていますよ
このRF35mm F1.8 MACRO IS STMの残念なところは、同じフルサイズに対応するRF50mm F1.8 STMに比べて若干重いのと、結構な値段がするところかもしれません。
しかしこれは手ブレ補正が内蔵されている事や、フルサイズ向けのレンズである事を考えると仕方のない事なのかもしれません。

RFレンズのラインアップはまだまだこれからだと思いますが、なるべく早くもっと気軽に使えるAPS-C専用の単焦点レンズが出て欲しいと思います。
RF35mm F1.8 MACRO IS STMのおすすめの撮り方



このRF35mm F1.8 MACRO IS STMもRF50mm F1.8 STMと同じく明るい単焦点レンズなので、ボケを生かした写真を狙っていくことができます。
さらに焦点距離が35mm(フルサイズ換算56mm)とそこまで望遠ではないので、屋内でも使いやすいですし、手ブレ補正が内蔵されているので、少々暗い状況でも積極的に使うことができるでしょう。

このレンズは手ブレ補正が付いているので、暗めの室内でも躊躇なく使っていけるのが強みですね
おすすめ5 望遠レンズ「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」


次のおすすめは待望のRF-Sマウント専用の望遠レンズです。EOS R10の標準ズームレンズキットを買った人には特におすすめですよ
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- 焦点距離:55-210mm(フルサイズ換算88-336mm)
- 最小F値:F5-7.1
- 最短撮影距離:0.73m
- 最大撮影倍率:0.28倍
- 重量:270g
- 手ブレ補正:あり
次に紹介したいのはこの「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」です。
待望のRF-S専用の望遠レンズで、フルサイズ換算336mmの望遠レンズでありながら、270gと驚きの軽量コンパクトを実現しています。
EOS R10を18-45mmの標準ズームレンズキットで買った人の最初の望遠レンズにちょうど良いかもしれません。

270gってすごい軽いね!望遠レンズとは思えないぐらい

確かにこれはちょっとイメージが沸きませんね!
このレンズ、手に取ってみるとサンプル用のダミー(モックアップというやつですね)かと思うぐらい軽いのはいいのですが、その反面「APS-CのカメラでF7.1ちょっと暗いかなー」とも感じます。
ですがこれはRFレンズ全体に言えることで、RFマウントはセンサー性能が上がっている分ISO感度に余裕があるので、少々暗くてもその分小型軽量に回す、というコンセプトなのかもしれません。
この「たった270gの望遠レンズ」がどのような写りを見せてくれるのか楽しみですね☆
RF-S55-210mm F5-7.1 IS STMのおすすめの撮り方



このレンズのおすすめの撮り方は、特に難しいことは考えずシンプルに「ちょっと遠くのものを大きく撮る」という撮り方でいいんじゃないでしょうか。
まだ使い始めなのではっきりとは言えませんが、ピント面はしっかりシャープで、ボケも驚くほど癖のないスムーズな描写をするレンズだと感じました。
あまり近づきすぎるとピントが合いませんが、最大倍率が0.28倍とそこそこ大きく撮れるので、こんな感じの手近な花たちを大きく撮るのにぴったりです。
持ってみるとわかりますがとにかく軽いので、「今日は望遠いらないかなー」という日でもカバンの端にでも持っていく、そんな使い方がいいんじゃないかと思います。
中古がねらい目!EOS R10におすすめのEFレンズ


こうやってみるとやっぱりレンズって高いよね・・・

中古でもよければ一眼レフ時代のKissシリーズ向けのレンズを流用するという手もありますよ
EOS R10をはじめとするキヤノンRマウントレンズはまだまだラインアップが少なく、特に初心者が気軽に買えるようなレンズがほとんど無いのが現状です。
ですがEOS R10は専用のマウントアダプターを使うことで、非常に種類が豊富なキヤノンの一眼レフ用レンズであるEFレンズを使うことができます。
EFレンズはKissシリーズなど比較的安いモデル向けのレンズも豊富なので、RFレンズで手に入らないレンズはEFレンズで探してみるのも手です。

一眼レフ用のレンズをミラーレスのEOS R10で使って、何か不具合は無いの?

この10年以内に発売されているキヤノンレンズであれば、デメリットはほとんどありません。強いて言うならちょっと大きくて重いものが多い、という所でしょうか
一眼レフ用のEFレンズをミラーレスのEOS R10で使うにはマウントアダプターが必要

注意点としては、RFマウントのカメラであるEOS R10に、そのまま一眼レフ用のEFレンズが装着できる訳ではない、ということです。
この二つはマウントの形が違うので、そのまま装着することはできません。
なので、この違う形のマウントを合わせるためのマウントアダプターという部品がキヤノンから販売されているので、まずこれを手に入れましょう。

色々種類があるみたいなんですけど、どれを買えばいいのかな?

種類は操作リングのありとなしの2種類です。あと値段が安いのは全て海外メーカーの非ライセンス品なので初心者にはあまりオススメはしませんね
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マウントアダプターには2種類あり、スタンダードな「マウントアダプター」と、カスタマイズ可能な操作リングが付いた「コントロールリングマウントアダプター」があります。
後者のコントロールリングマウントアダプターの方を選べば、ISO感度や露出補正をリングに割り当てる、つまりEOS R10を「3ダイヤル仕様」にすることができます。
ただ、値段が倍近く違うので、現状でRFレンズのコントロールリングを活用していない人であれば、スタンダードな「マウントアダプター」で十分だと思います。

これってレンズの数だけ買わないといけないの?

使いまわしができるので、普通は一つあれば十分ですよ
EOS R10で使うEFレンズのおすすめ EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM


EOS R10で使う一眼レフ用レンズのおすすめは、なんといってものこの望遠レンズですね
注:EOS R10で使用するには別売マウントアダプターが必要です。
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- 焦点距離:55-250mm(フルサイズ換算88-400mm)
- 最小F値:F4-5.6
- 最短撮影距離:0.85m
- 最大撮影倍率:0.29倍
- 重量:375g
- 手ブレ補正:あり
EOS R10で使いたいおすすめのEFレンズはこの「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」です。
このレンズ実は一眼レフのKissシリーズのダブルズームキットの望遠側として付属していた望遠レンズで、割とに潤沢に中古が出回っています。
良品が大体2万円以下、マウントアダプターと合わせても3万円程度(2023年2月現在)と、比較的安価にEOS R10で使える望遠レンズを用意することができます。

たしかにRFの望遠レンズって高いよねぇ・・・

程度の良い中古が手に入るなら「EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM」は本当にオススメです
このレンズのデメリットは、一眼レフ用なので少々大きい所です。しかし、そこまで巨大という訳ではありませんし、小型化が犠牲になっている分、望遠側が250mmで最小F値が5.6と性能には余裕があります。

ミラーレス専用のRF-S55-210mm F5-7.1 IS STMが6万円ぐらいすることを考えると、半額ぐらいで手に入る割に性能は上、ということになります。
このレンズ、既に新品は販売終了しており、買うなら中古ということになるので、オークションなどではなく、信頼できるショップで買うようにしてくださいね。
さらに中古を探す際の注意点ですが、この55-250mmは3世代あって、世代ごとに末尾が「無印-II-STM」と代わります。中古を探す際は型番の末尾が「STM」で終わっているかどうか、必ず確認するようにしましょう。

自分はいつも中古はキタムラかマップカメラの「良品」を買うようにしています。楽天やヤフーショッピングにも出店しているので探してみてください
EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMのおすすめの撮り方


このEF-S55-250mm F4-5.6 IS STMのおすすめの使い方は、やはりどこにでも持ち出してお散歩スナップを撮る、そんな使い方をしたい望遠レンズです。
EOS Kissのダブルズームキットに設定されていただけあって、見た目よりはかなり軽量なので、特に気負わずに持ち出すことが可能です。
とりあえずカバンに入れておいて、イザという時に「あぁ持ってきてて良かった!」と思える、そんなレンズですね。

写りの評判も良いレンズだったので、Kissからのステップアップ組の人はそのまま使うのがいいと思います
EOS R10で使うEFレンズのおすすめ EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM


次におすすめするのは超広角レンズです。これも比較的安価に探すことができますよ
注:EOS R10で使用するには別売マウントアダプターが必要です。
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- 焦点距離:10-18mm(フルサイズ換算16-29mm)
- 最小F値:F4.5-5.6
- 最短撮影距離:0.22m
- 最大撮影倍率:0.15倍
- 重量:240g
- 手ブレ補正:あり
EOS R10で使いたい一眼レフ用レンズのおすすめの二本目はこの「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」です。
2023年2月現在、RF-Sマウント用の超広角レンズはまだありませんので、EOS R10で超広角の撮影をするしたい場合、とりあえずこのレンズを使う他ありません。
ですが、この「EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM」は比較的安価に手に入る上に、240gと軽量で手ブレ補正もついている、非常に使いやすいレンズです。


超広角レンズって使ったことないけど、どんな場面で使うのかな?

主には風景ですね。広大な景色を映したい時や、木やビルなどを下からアオって撮るのにも向いています
EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMのおすすめの撮り方


EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMのおすすめの撮り方は、やはり超広角を生かした下から見上げるような撮り方です。
さらに、このレンズには手ブレ補正も内蔵していますので、夜の都市スナップなども得意分野でしょう。
超広角は広く写る分、余計なものまで写り込んで何が何だか分からなくなりがちなので、なるべくシンプルに撮りたい物だけ写るような構図を工夫すると、それっぽい感じになりますよ☆

超広角を使いこなせれば、もう中級者の仲間入りですね
まとめ:自分が撮りたい画が撮れるレンズを見極めよう

いかがだったでしょうか。レンズのバリエーションを広げることで、EOS R10の世界をもっと広げることができます。
もちろんレンズであれば何でもいいわけではなく、自分が撮りたい画角のものでなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
さらにレンズは高価なものなので、買う前にたくさんのサンプルなどを見て、本当に「自分が撮りたい画」が撮れるレンズなのか、よくイメージすることが重要です。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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