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EOS Kiss M2に単焦点レンズEF-M 22mm F2 STMを付けて撮ってみた!【作例有レビュー】

ef-m22mmf2stm画像レンズ

 

EOS Kiss M2に合う新しいレンズが欲しいんですけど、たくさんあって迷いますね

初めての交換レンズなら手軽な単焦点レンズがおすすめです!

ミラーレス一眼の特徴は、「レンズを交換できること」ですね!

でもやっぱり安くない買い物ですし、交換レンズの種類もたくさんあるので迷っちゃいますよね?

そんな中でEOS Kiss M2やEOS Kiss Mのユーザーが最初に買い増しを考えるレンズはおそらくこの「EF-M22mm F2 STM」ではないかと思います。

実はこのレンズ、焦点距離だけを見れば22ミリと、標準レンズの範囲にガッツリ重なるレンズなのですが、果たして付属レンズとどのくらい違うのでしょうか?

この記事では「EF-M22mm F2 STM」を実際にEOS Kiss M2/Mで使用してみて、写りや使用感、感想などをレビューしてみたいと思います。

 

この記事の下の方に作例を載せているので、良かったら見て行って下さいね!

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結論:EOS Kiss M/M2ユーザーが最初に買う単焦点レンズとしてEF-M22mm F2 STMはベスト!

eoskissmと単焦点レンズ画像
EOS Kiss M2が快速スナップ機に早変わり
 
この単焦点レンズEF-M22mm F2 STMを付ければEOS Kiss M2やEOS Kiss Mがあっという間に軽快スナップ機に早変わりします。
 
 

ズーム操作が必要ないので、あれこれ考えずにバシャバシャ撮れるのは楽しいですよ!

単焦点レンズEF-M22mm F2 STMはEOS Kiss M2やEOS Kiss Mをお持ちの方なら、持っておいて損はない!と強くお勧めできる、そんなレンズです。
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そもそも単焦点レンズって何?

単焦点レンズ
単焦点レンズは一般的に「小さい」「軽い」「明るい」「画質が良い」とされる
 
 

よく聞くけど単焦点レンズって何ですか?

単焦点レンズとはズームはできないけど、その分高性能なレンズのことです

 

ではそもそも「単焦点レンズ」とはいったい何でしょうか?簡単に言うと「ズームができないレンズ」のことです。

EOS Kiss M2に付属している標準レンズや望遠レンズには「ズームリング」がついていて、これを回すと見えているものが大きくなったり小さくなったりしますよね?

「単焦点レンズ」にはこのズームが無く、あらかじめ決められた大きさでしか被写体を見ることができません。

そこだけ聞くと悪いように感じるかもしれませんが、単焦点レンズはズームを省略した分小型なものが多く、何よりも「高性能」つまりズームレンズより高画質であったり、最小F値が小さく暗所に強いものがほとんどです。

 
 

特にこのEF-M22mm F2 STM はEOS Kiss M2やEOS Kiss Mを持っている方が最初に手に入れる単焦点レンズとしておすすめです!

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単焦点レンズを使うと写真が上手くなるって本当!?

昔のカメラの画像

ベテランカメラマンは単焦点レンズを使いこなす
 
 

よく「単焦点レンズを使うと写真が上手くなる」とか「単焦点レンズは写真の勉強に欠かせない」とか言いますが本当ですか?

これは本当です。単焦点レンズを使っていると、カメラを構える前から撮れるイメージがしっかり掴めるようになりますよ

 

これはどういうことかというと、カメラを始めたばかりの人がズームレンズ(キットについているレンズ)で撮る場合、普通は
 
<始めたばかりの人>
見つける → 構える → ズームを動かして構図を決める → 撮る
 
のようになると思います。これはカメラを覗きながらどんな写真が撮れるのかを確認して撮っている、ということです。
 

始めのうちは一枚撮るのにあれこれと悩む時間が多いですよね

そうなんです、いいなって思ってカメラを構えてみたら何かちがうな~ってなって結局撮らないってことも多いんです

 

それが単焦点レンズを使うと、ズームできないのでそのうち体が撮れる範囲を覚えてゆき、最終的には
 
<上手い人>
見つける → 構える前に肉眼で大体の構図を決める → 構える → 撮る
 
という風に変化してきます。つまりカメラを覗かなくてもどんな写真が撮れるのかわかるようになります。これこそが「写真家の目」と言われていて、単焦点レンズはそのような写真家の目を養うのにちょうど良いとされているのです。
 

目を養うトレーニングとして単焦点レンズは欠かせないと言われていますよ

もちろんズームできない分構図を自分の足で動いて決める必要があるのは最初は不便に感じるものですが、慣れればこれが結構楽しく感じるようになります。
 
 

よく行く所でも単焦点レンズ一つだけで行けば、全く違った景色になって楽しいですよ!

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EF-M22mm F2 STM ってどんなレンズ?

単焦点レンズ EF-M22mm F2 STMの仕様

EF-M22mmF2STM
キヤノン EF-M22mm F2 STM
焦点距離:22mm
F値:F2
重量:105g
フィルター径:43mm
最大撮影倍率:0.21倍
最短撮影距離:0.15m
絞り:7枚絞り
定価:33,000円(税込み)
実勢価格:約25,000円前後(執筆時点)
 

単焦点レンズEF-M22mm F2 STMと付属レンズとは何が違う?

単焦点レンズと標準レンズ画像
単焦点レンズのメリットの一つは暗い所での画質
 
単焦点レンズEF-M22mm F2 STMとEOS Kiss M2やEOS Kiss Mに付属のキットレンズの一番の違いはズームができない点を除くと「サイズとF値」です。
 

最初からついているレンズとどれくらい違うんですか?

EF-M22mm F2 STMは標準レンズと比べて、薄さは半分程度で明るさは約4倍です。この「明るい」ことのメリットはたくさんあるんです

「F値」や「明るさ」は露出の理論をある程度勉強しないと難しいと思うのですが、最初のうちは「暗い所でもたくさん光を拾えるので画質が上がる」という風に理解できればOKです。

但し、手ぶれ補正は非搭載なので、極端に暗い場面などでは手ぶれしやすくなるので注意しましょう

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単焦点レンズ「EF-M22mm F2 STM」の特徴

軽量かつコンパクトなので撮りやすい

単焦点レンズEFM22重量画像
eoskissmと単焦点レンズ画像
レンズの先端がグリップからわずかに出る程度に小さい
 
このレンズは通称「パンケーキレンズ」とも呼ばれる薄型のレンズです。軽さで言えば標準レンズと体感上はそんなに変わりませんが、EOS Kiss Mに取り付けた場合の前面のレンズの飛び出しがかなり抑えられる(標準レンズは沈胴式なので撮影ポジションではレンズはさらに伸びる)ので、スナップ用でかばんに放り込んでおくにはちょうどよいサイズです。
 

このレンズは伸び縮みしないんですね

はい、さらにとっても軽いので方手だけでサクサク撮れますよ!

F値が小さい(明るい)のでシャッタースピードを上げられる

単焦点F値画像
F値は最大2まで選択できる。これは標準レンズの4倍明るい。
 
繰り返しになりますが、単焦点レンズの最大の魅力がこの「明るさ」といえるでしょう。このEF-M22mm F2 STMはEOS KissMやEOS KissM2に付属の標準レンズと比較してF値は約半分、つまり約4倍の明るさのレンズということになります。
 

F値ってよく聞きますけど、小さい方がいいんですか?

はい、一般的にF値が小さいレンズ=明るいレンズ=良いレンズとされています

ちょっと露出の話になりますが、この単焦点レンズEF-M22mm F2 STMの最小F値は2で、標準レンズで同じ22ミリ部分のF値4と比較すると、明るさは4倍ということになります(2倍ではありません)。

これは標準レンズでシャッタースピードが1/15しか出ない状況でもこのレンズなら1/60でシャッターが切れるということを意味します。

 
 

う~ん・・・ちょっと難しいですね・・・

始めのうちはここを無理に理解しようとしなくても大丈夫です。同じ条件なら標準レンズよりも画質が良くなることが多い、ということです。

 

なだらかにボケて綺麗に撮れる

EF-M22mmF2STM作例
明るい単焦点レンズはボケも綺麗で作りやすい
 

単焦点レンズってよくボケるんですか?

ボケの量はレンズの明るさだけで決まる訳ではないので一概には言えませんが、一般的には単焦点レンズは綺麗なボケを作りやすいものが多いです

 

多くの人が単焦点レンズに魅力を感じる最大のポイントがこの「ボケ味」だと思います。上の「明るい」に関連するのですが、カメラのレンズというのはF値が小さいほど(明るいほど)ボケは大きくなります。
 
 

このEF-M22mm F2 STMは極端にボケやすいというレンズではありませんが、なだらかで自然なボケ味がある使いやすいレンズです

寄れる

eoskissmと単焦点レンズ画像
EF-M22mm F2 STMは被写体まで10センチぐらいまで寄れる
 
被写体に近づきすぎるとピントのマークが赤になってピントが合わなくなりますよね?実はどれくらい被写体に近づけるかはレンズによって変わります
 
 

EF-M22mm F2 STMはレンズ先から10cmちょっとまで被写体に寄ることができます

どこまで近づいて撮れるかってレンズによって変わるんですね、知りませんでした

例えばカフェでテーブルフォトを撮るときに近すぎてピントが合わない!、ということが無くなるのでとても使いやすいと言えます。
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EOS Kiss M/M2と単焦点レンズEF-M22mm F2 STMの相性は?

kissmと単焦点レンズ画像
重量はレンズやバッテリー込みで500gを切る
 
実際に着けてみると良く分かりますが、本当に軽くてコンパクトで、もともと小型軽量のEOS Kiss Mの強みを最大限に発揮してくれるレンズです。
 
 

実際に持ってみると本当に軽いですね

軽いだけでなく、いちいち伸び縮みさせないで撮れるのでシャッターチャンスにも強いですよ

またEOS Kiss MやEOS Kiss M2の標準レンズは沈胴式で、撮影時に全長が伸びるという所が少し面倒に感じるのですが、この単焦点レンズEF-M22mm F2 STMはいつでもこの長さでかばんの収まりも良く、取り出してすぐに撮影できるので、もともと小型軽量でスナップシューティング向きのEOS Kiss Mとの相性は抜群に良いと思います。
 
eoskissmと単焦点レンズ画像
付属の標準レンズと違ってレンズの繰り出しが必要ない、電源を入れてすぐ撮れるのが魅力
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単焦点レンズEF-M22mm F2 STM 作例

EF-M22mmF2STM作例
EF-M22mmF2STM作例
EF-M22mmF2STM作例
EF-M22mmF2STM作例
全て単焦点レンズEF-M22mm F2 STMにて撮影
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まとめ:EOS Kiss M/M2に単焦点レンズEF-M22mm F2 STMを付けて散歩に出かけよう!

EOS Kiss M画像
いかがだったでしょうか。EOS Kiss M2やEOS Kiss Mと単焦点レンズEF-M22mm F2 STMの相性の良さが伝わったでしょうか?自分の撮影意図に応じてレンズを交換するのはミラーレス一眼の醍醐味の一つなので、EOS Kiss M2/EOS Kiss Mユーザーの方は是非この単焦点レンズEF-M22mm F2 STMを手に入れて、カメラライフをより楽しんで欲しいと思います。
 
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで頂いてありがとうございました。
 
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