レンズを買おうと思うけど、種類がいろいろあってわかんない。高いし
上級者向けのレンズは驚くような値段のものもありますからね、でももっと手を出しやすい初心者向けのレンズもありますよ!
こんにちは!カメラ歴15年、レンズ総購入数45本のNEKO(ねこ)です!
この記事では自分が持っているRFレンズの中で、キヤノンEOS R50を持っている人におすすめしたいレンズを紹介・レビューしています。
EOS R50で使うことができる「キャノンRFマウントレンズ」は割と高価で本格的なレンズが多いですが、その中でも特に初心者の方でも性能的、価格的に手に入れやすいレンズを選んで紹介しています。
選びやすいように商品画像や作例、おすすめの撮り方などもたくさん紹介していますので、是非新しいレンズを手に入れて、EOS R50での撮影の幅を広げより楽しいものにして頂ければと思います。
紹介しているレンズは全て実際に購入して使っているものです。画像と作例満載ですよ
☆↓↓当サイトのEOS R50関連の他の記事↓↓☆
EOS R50におすすめのレンズ① 標準単焦点レンズ「RF50mm F1.8 STM」
まずは定番の明るい単焦点レンズです。キヤノンは昔から入門用として50mmの単焦点を買いやすい値段で出しているので、最初の交換レンズにおすすめです
「単焦点」レンズとは・・・
単焦点レンズとは、「焦点距離が固定」つまりズームができないレンズのこと。
普通のズームレンズのようにズームリングを回して手軽に距離を変えられない一方で、
構造がシンプルなので高性能に(つまりF値を小さく)しやすいというメリットがある。
EOS R50を手に入れた人に最初におすすめしたいのはやっぱり「明るい単焦点レンズ」ですよね☆
この「RF50mm F1.8 STM」は軽量コンパクトな上に(レンズとしては)買いやすい値段なので、初心者の人にもおすすめしたいレンズです。
「単焦点」ってよく聞くけど、何???
単焦点とは「ズームで大きさが変えられないレンズ」の事です。不便だと思うかもしれませんが、その分コンパクトだったり高性能なものが多いんです
RF50mm F1.8 STMのおすすめポイント
このレンズのおすすめポイントはやはり「ボケの大きさ」です。
一眼カメラらしい大きなボケを期待してEOS R50を買ったという人も多いと思いますが、付属する標準レンズ(18-45mm)だと工夫しないとなかなか大きなボケを作りにくいのが現実です。
その点このRF50mm F1.8 STMはF値がF1.8とかなり「明るい」ため、簡単に大きなボケを作ることができます。
では付属標準レンズ(18-45mm)とこのレンズのボケの違いを比較してみましょう。
<<付属標準レンズとRF50mm F1.8 STMとのボケ比較>>
上の作例を比較してもらえばわかるように、このRF50mm F1.8 STMはEOS R50付属レンズ(18-45mm)と比べてかなり大きなボケを作ることが可能だということがわかると思います。
この特性を上手に生かせばポートレートやテーブルフォトなどに大活躍するでしょう。
すごい!単焦点レンズって背景を大きくボカせるんだよね
「単焦点=ボケが大きい」という訳ではないんですが、確かにEOS R50でこのレンズを使えば付属レンズにはない大きなボケを作ることができるので、使っていて楽しいですね
さらにこの「RF50mm F1.8 STM」は、レンズ重量が160gと持ち出しやすい軽さであるという点も大きなおすすめポイントの一つです。
実際に手に持ってみると本当にカメラ用のレンズなのか心配になるぐらいの軽さで、これぐらいの軽さであれば「その日使う予定があるかどうかわからなくても、とりあえずカバンに入れておく」ということも可能です。
この軽さや手軽さ、そして買いやすいお値段や標準レンズには無いボケの大きさなどを考えると、「初めての交換レンズ」として特におすすめだと思います。
お値段も(レンズとしては)まだ安い方なので、初めての単焦点レンズとしてもオススメですよ☆
RF50mm F1.8 STMの残念ポイントと注意点
このRF50mm F1.8 STMの残念なポイントとしては、EOS R50に付属するレンズと違い、手ブレ補正が内蔵されていない、と言う点です。(その分軽量で安価なので仕方ないですが)
とはいえ、EOS R50をAモードやPモードで撮影する場合、ISOをオートにしておけば手ブレ補正に頼らないといけないようなシビアな露出設定になることはあまりないので過度な心配はいりません。
むしろ基本の「立ち止まって、しっかり構えて撮る」という意識をしっかり持つことで、基本的なカメラの撮り方が身に着くので、入門レンズとしてちょうどよいかもしれませんね。
手ブレ補正ついてないレンズって使ったことないけど、ちゃんと撮れるかなぁ
極端に暗い場所でなければ、「立ち止まって、両手でしっかり構えて撮る」という基本を守れば大丈夫です。むしろ良い教材かもしれません
ちなみにこのレンズをEOS R50で使う場合、写る範囲が若干望遠寄り(焦点距離80mm相当)となります(出典-キヤノンHP)。
80mmと言えば中望遠とされ、近くのものは思ったよりも大きく写ります。
なので、後ろに下がることに制約がある屋内で全体写真を撮るなど、広く写すような用途には使いにくい、というのも要注意ポイントです。
50mmってどれぐらいの範囲が写るのかな?
付属望遠レンズの広角側一杯が45mmなので、それと同じぐらいです。思ったよりも望遠なので室内では物撮りぐらいにしか使えないと思っておいてくださいね
RF50mm F1.8 STMの作例とおすすめの撮り方
すご!めちゃめちゃ背景がボケてる!
このレンズで被写体に近づいて撮れば簡単にこんな感じになりますよ。このなだらかにボケていく感じではまだまだスマホでは再現できない領域ですね
このRF50mm F1.8 STMを使ったおすすめの撮り方は、やはりF1.8という「明るさ」を生かしたボケの大きい写真です。
F値を最小のF1.8にセットして、対象に近づいて撮りましょう。なるべく背景が遠くなるように構図を工夫して撮るなら、背景をより大きくボカすことができます。
さらに被写体まで約30センチまで寄れるので、テーブルフォトも得意です。こちらも背景に余計なものが入らないように工夫しながら手ブレしないようにしっかり構えて撮りましょう。
RF50mm F1.8 STMの評判や口コミ
ではRF50mm F1.8 STMの各ネットメディアのレビューや評判を見てみましょう
代表的なレビューや口コミを引用・紹介します。(通販サイトの口コミは要約して紹介します)
「しっかりと結像しておりシャープネスも高い。さらに色のにじみの発生など見受けられずクリアな写り」
デジカメWatch 新製品レビュー
「RF50mm F1.8 STMは、EF50mm F1.8 STMと比べて絞り開放付近での写りがよくなっています」
価格コムマガジン
「文句なし」「まずはこれ」「気軽に使える」「買って損はない」「入門用に最適」などなど
価格コム ユーザーレビュー・評価
価格コムマガジンのレビューによると、新しい「RF50mm F1.8 STM」は一眼レフ時代の「EF50mm F1.8 STM」と比較して特に絞り解放付近での写りが良くなっているとのことです。
確かに実際に使用していてもRF50mm F1.8 STMは、以前のような「解放付近でのはっきりとわかる甘さ」を感じることはありません。
あれはあれでレトロな写りとして好きな人もいるとは思いますが、より現代的な使いやすいレンズになったのは間違いなさそうですね。
前作のEF50mm F1.8 STMよりも絞り解放でも使いやすくなりましたね
EOS R50におすすめのレンズ② 望遠ズームレンズ RF100-400mm F5.6-8 IS USM
おすすめの2本目は超望遠ズームレンズです。それなりのお値段がしますが、遠くのものを大きく撮りたいなら是非欲しいです
EOS R50をダブルズームキットで買ったものの、望遠が物足りない、もっと寄りたい!と感じるのであれば、この「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」の出番かもしれません。
このレンズをAPS-C機であるEOS R50で使えば、フルサイズ換算でなんと640mm相当という超望遠撮影が可能になります。
かなり本格的な望遠レンズのため、さすがに気軽に買えるような値段ではありませんが、望遠域を多用する人には欠かせないレンズなので、是非一度検討してみて下さい。
でも値段が高いよ!
これだけで安いカメラが買えそうな値段ですからね・・・でも、キヤノン純正で400mmの超望遠でこの値段ならがんばっている方なんです。10年使うつもりで買いましょうね
RF100-400mm F5.6-8 IS USMのおすすめポイント
このレンズのおすすめポイントはなんと言ってもその超望遠性能です。
実際にどれぐらい違うのか、EOS R50のダブルズームキットに付属する標準レンズ、望遠レンズと望遠性能を比較してみました。
400mmってこんなに大きく写せるんだね!
どうでしょうか、真ん中のダブルズームキット付属の望遠レンズでも結構大きく写せていますが、こちらのRF100-400mmの方が段違いに遠いものも大きく写すことができる、ということがわかると思います。
これだけの望遠性能があれば、例えばお子さんの運動会やテーマパークのショー、さらにサーキット撮影や飛行機など、近づきにくい場所での撮影で大きく差をつけることが可能です。
この望遠領域の撮影はスマホ比較してまだまだ一眼カメラのアドバンテージが大きい部分なので、もし望遠での撮影に興味があるなら、是非検討してみてください。
望遠撮影は一眼カメラの醍醐味です。超望遠レンズの入門用としてもこのレンズはピッタリですね
RF100-400mm F5.6-8 IS USMの残念ポイントと注意点
このRF100-400mm F5.6-8 IS USMの弱点は、最大望遠時の最小F値はF8と結構暗めである、という点です。
具体的には、曇りの日や夕方、体育館などの屋内といった光量が不足しがちな場所だと、簡単にISO感度が12800以上になってしまい画質が低下しやすくなります。
もちろん昔のカメラと違い、EOS R50はノイズ低減も優秀でISO12800でもそこまで酷いザラザラにはなりません。
スマホで見たらほぼわからないレベルだと思いますが、「ある程度明るいところ専門のレンズ」と認識しておくことをおすすめします。
さらに重量がボディ込みで1Kg越えと決して軽くはないため、普段の散歩に気軽に持ち出せない、という点も考慮に入れておく必要があるでしょう。
ただ、超望遠レンズでF値が明るく軽い、というのは理想ですが実現不可能です。(例えばキャノンの400mmでF2.8のレンズは重さが2.9kgで値段はなんと150万円以上します、ひぇぇ)
なので、なるべく明るい所で撮る、車で移動できる時に使う、長時間手持ちの撮影はしない、といった感じに弱点をカバーできるような使い方をする必要があるでしょう。
やっぱり超望遠って気軽に・・・っていう感じじゃぁないんだね
いやぁこれでもガチ勢からしたら全然気軽に使える超望遠なんですけどね・・・
RF100-400mm F5.6-8 IS USMの作例とおすすめの撮り方
すごいね!目の前にいるみたい!
超望遠撮影は一眼カメラの醍醐味の一つですからね。スマホでは絶対にマネできない領域ですよ
RF100-400mm F5.6-8 IS USMのおすすめの撮り方は、やはり超望遠性能を生かして普段遠くからしか見えないものを大きく写すような撮り方でしょう。
例えば動物園などで、鳥類や猛獣をまるで目の前にいるかのような大きさで撮るなら、普段見えないようなところまで見えて楽しく撮影することができます。
もちろん遠くのものだけでなく、望遠レンズの大きくボケる特徴を生かして、花などを切り抜くような撮り方も可能です。
超望遠レンズは意外と花撮りにも使えるんです
RF100-400mm F5.6-8 IS USMの評判や口コミ
ではRF100-400mm F5.6-8 IS USMの各ネットメディアのレビューや評判を見てみましょう
代表的なレビューや口コミを引用・紹介します。(通販サイトの口コミは要約して紹介します)
“超望遠の入口”とも言われる焦点距離400mmをカバーする超望遠ズームレンズと言っても差し支えないでしょう。税込で10万円を切る価格も大きな魅力です。
デジカメWatch 新製品レビュー
「コストパフォーマンスが良い」「十分な画質」「軽い」「気軽に使える」「楽しい」などなど
価格コム ユーザーレビュー・評価
お値段はちょっと高い感じがすると思いますが、デジカメWatchのレビューにあるようにこれでも「400mmクラスの超望遠」としてはかなり魅力的な価格設定になっています。
さらに価格コムの一般ユーザーによるレビューでも同じように「コストパフォーマンスが良い」やさらに「(400mmクラスとしては)軽い」という意見まで見かけました。
なのでこのレンズは決して安価ではないものの、どちらかというと「気軽に使えるレンズ」と考えている人が多いようですね。
10万円近いレンズなのに「コスパが良い」って感じるぐらいよくできたレンズってことだね
EOS R50におすすめのレンズ③ 高倍率ズームレンズ RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM
続いては高倍率ズームの「RF-S18-150mm」です。レンズ交換が苦手であったり、旅行などレンズ一本で済ませたい場合に最適です
次に最初に紹介するのは「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」です。EOS R50の一つ上のEOS R10ではキットレンズに採用されているレンズですね。
このレンズ(18-150mm)のようなズーム域が広いレンズは通称「高倍率ズーム」や「便利ズーム」と呼ばれ、広角から望遠までレンズ交換なしで撮影できるのが魅力です。
少々お高いですが、これから説明しますがかなりの万能っぷりを発揮してくれるレンズなので、レンズ交換が苦手な方に是非検討してみて欲しいレンズです。
「便利」ズームって変な名前だね、何が便利なの??
使ってみるとわかりますが、レンズ交換が必要な場面が激減するので手間が減る→便利、ということです
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMのおすすめポイント
このレンズをおすすめしたい理由としては、やはりレンズ交換無しで18mm~150mmを1本で賄ってしまうという利便性です。
実際に使ってみるとよくわかりますが、望遠も150mmあれば事足りることが多く、気が付けば一日レンズ交換しなかった!ということもあるぐらいです。
さらに手ブレ補正も搭載している点も初心者には嬉しいポイントですね。
やっぱり普段使いのレンズは手ブレ補正が入っているほうが安心だね
さらにこのレンズの見逃せない特徴として、最大撮影倍率が0.44倍とちょっとしたマクロ撮影もOKな点が挙げられます。
EOS R50のダブルズームキットに付属する標準レンズ(18-45mm)と比較して、どれぐらい対象に近づいて大きく撮れるのか、実際に実験してみました。
<<付属標準レンズとRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMのマクロ撮影比較>>
レンズによってこんなに撮れる大きさに違いがでるんだね!
どうでしょうか?上が付属の標準レンズ(18-45mm)で、下が当レンズ(18-150mm)です。この18-150mmの方がはるかに大きく撮れるのがわかりますね。
実は、被写体にどれだけ近づけるか(アップで撮れるか)はレンズによって異なります(レンズのスペックの「最短撮影距離」や「最大撮影倍率」がこれに当たります)。
EOS R50に付属する標準レンズ(18-45mm)はあまり寄れないレンズなのですが、このRF-S18-150mmはほぼハーフマクロ並みに被写体に寄れるので、この辺りも初心者には使いやすいポイントだと思います。
被写体に寄れる、寄れないってレンズで決まるってこと??
そうなんです、性能の限界を超えて被写体に近づくとピントが合わず撮れなくなるんです。その点でこのレンズはかなり寄れるので使いやすいですね
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの残念ポイントと注意点
このRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの弱点を挙げるとすれば、望遠側が150mmと、ダブルズームキット付属の望遠レンズ(210mm)と同等というわけではない、という点です。
論より証拠ということで、ダブルズームキットに付属の望遠レンズと、このレンズの望遠の違いを比較実験してみました。
<<付属望遠レンズとRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの望遠撮影比較>>
どうでしょうか?望遠性能ではRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMは、ダブルズームキットに付属の望遠レンズに一歩届かない、ということがわかりますね。
もし現状でダブルズームキットの望遠側一杯を使っても「物足りない」と感じているなら、このRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMだと「望遠が全く足りない」と感じてしまうことになります。
ただ、EOS R50は若干画質が劣化しますが「デジタルテレコン」という機能を使えば簡単に望遠効果が得られます。
デジタルテレコンを使うと画質が劣化しますが、スマホなど小さい画面での鑑賞がメインなら積極的にこの「デジタルテレコン」を活用することで、ある程度この弱点は防げるかもしれません。
普段から望遠レンズを望遠側一杯まで使っているかどうか、よく思い出してみて下さい
そもそも面倒だから望遠レンズそのものをあまり使っていないかも・・・
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの作例とおすすめの撮り方
↓↓インスタにもこのレンズで撮った最近の作例を載せていますので是非ご覧ください(EOS R10&EOS R50)↓↓
このRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMをEOS R50で使う場合、難しいことは考えずにとにかく何でも撮るのがおすすめです。
お散歩であればスナップから花のアップまで1本でこなしますし、遠くの景色を望遠で切り取ったり、一眼らしいボケ感のある写真も撮れるでしょう。
望遠レンズを持ち歩きたくない、なるべくレンズ交換をしたくない、でもスナップも望遠もボケも欲しい、そんな使い方がぴったりのレンズだと思います。
レンズ交換がいらないから旅行とかにメッチャいいね
RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの評判や口コミ
ではRF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMの各ネットメディアのレビューや評判を見てみましょう
代表的なレビューや口コミを引用・紹介します。(通販サイトの口コミは要約して紹介します)
「背景を工夫すれば大きなボケも得られ、50mm時は最大0.44倍の撮影倍率でさらに被写体に迫ることもできます。」
フォトヨドバシ
「全焦点域において、感覚的にはかなり被写体に寄れるなという実感を持ちました。」
カメラのキタムラ ShaSha
「優秀」「旅行で便利」「高性能なレンズと比較しなければ十分に使える」「逆光に弱い」「絞り解放で甘い」などなど
価格コム ユーザーレビュー・評価
大手ネットメディアのレビューでもやはりこのレンズの近接性能(かなり寄れる)に言及したものが結構ありました。
また価格コムの一般ユーザーのレビューでは、「逆光に弱い」や「絞り解放だとやや甘い」といったややネガティブな評価もいくつか見られましたが、確かにその傾向はあるものの自分としてはそこまで気にならないので、初心者が使う分には許容範囲だと思います。
要約すると「手軽な便利ズームにしては使える」という意見が大半を占めており、便利ズームの割には頑張っている感じている人が多いようです。
レンズ交換のわずらわしさから解放される便利さを感じている人が多いということでしょうね
EOS R50におすすめのレンズ④ 単焦点レンズRF35mm F1.8 MACRO IS STM
明るい単焦点をもう一本紹介します。最初に紹介した50mmよりも値段はかなり高いですが、手ブレ補正が付いているので安心して使えます
明るい単焦点レンズでもう一本おすすめしたいのが「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」です。
このレンズは最初に紹介したRF50mm F1.8 STMと同じF1.8の単焦点レンズですが、焦点距離が35mmとやや広く、さらにRF50mmにはない手ブレ補正が搭載されています。
詳しくはこれから紹介しますが、APS-CセンサーのEOS R50で使う場合、35mmレンズはほぼ見た目と同じ大きさで撮れるので特にスナップで大変使いやすい焦点距離とされ、初心者にもおすすめの1本です。
50mmの単焦点が初心者向きじゃないの??
実はそれは「フルサイズで使えば」の話なんです。APS-CのEOS R50だとやや望遠になるので、本当はこの35mmぐらいがちょうどいいんですよ。手ブレ補正も付いていますしね
RF35mm F1.8 MACRO IS STMのおすすめポイント
このレンズの最大のおすすめポイントは、やはりF1.8の大きいボケと35mmの焦点距離で普段使いしやすいという点です。
このレンズをEOS R50で使えばフルサイズ換算で56mm相当となり、「気持ち望遠寄り」の標準レンズとして「みたまんま」を直感的に切り取ることができます。
これがとても使い勝手が良く、お散歩中になんとなく気になったものを撮る時にあまり深く考えなくても「一眼らしい」ボケのある写真を割と簡単に撮ることができます。
さらに、このレンズで忘れてはいけないのは、商品名にも入っていますが「倍率0.5倍のマクロ性能」があるので、被写体にかなり近づいて大きくとることが出来る、という点です。
これらの特徴に加えて、さらに手振れ補正内蔵まで内蔵した、まさに「最強お散歩レンズ」としてイチオシのレンズです。
RF35mm F1.8 MACRO IS STMの残念ポイントと注意点
このRF35mm F1.8 MACRO IS STMに関しては、実際に使っていて弱点らしい弱点をあまり感じません。とにかく「万能」です。
強いて弱点を探すなら、フルサイズ対応レンズなのでEOS R50で使うと単焦点レンズにしてはちょっと大きく感じるのと、あと値段が結構高いぐらいでしょうか。
性能は間違いないのですが、超望遠や超広角でもない標準域のレンズに安いカメラ1台分ぐらいの費用を出してまで買う価値があるのか、自分は果たして使いこなすことができるのか悩む、というのがこのレンズの最大の弱点なのかもしれません。
いいのは分かるけど、やっぱりお値段がなぁ・・・
このレンズはフルサイズにも対応する割と本格的なものですからね。将来フルサイズにステップアップしてもそのまま使えますよ
現時点でRFマウントは小型軽量なRF-S専用レンズがあまりありません。
早く初心者が安心して使えるような、もっと小型で気軽な価格の単焦点レンズを出して欲しいですね。
RF35mm F1.8 MACRO IS STMの作例とおすすめの撮り方
このRF35mm F1.8 MACRO IS STMは解放F値がF1.8と明るい上、かなり寄れるレンズなので、なるべく被写体に近づいてボケを生かした写真を狙っていきましょう。
さらに手ブレ補正が付いているので、ちょっと暗めの屋内や、夜スナップなどでも積極的に使うことができます。
ズームができない分考えて撮らないといけませんが、その分使いこなすことができればかなりの上達が見込めるレンズだと思います。
寄れる、明るい、標準域、手ブレ補正とまさに万能なんです。これで値段が安ければいうことないんですけどね
RF35mm F1.8 MACRO IS STMの評判や口コミ
ではRF35mm F1.8 IS STMの各ネットメディアのレビューや評判を見てみましょう
代表的なレビューや口コミを引用・紹介します。(通販サイトの口コミは要約して紹介します)
「クローズアップしつつ、背景を大きくぼかすことができるため、コンパクトなサイズ感とともに、スナップや身近な草花の撮影などでもフットワーク軽く撮影できるレンズに仕上がっている。」
デジカメWacth 2019-9-5
「オールマイティ」「万能」「お手軽」「ベストチョイス」「マクロは不要」などなど
価格コム ユーザーレビュー・評価
上のデジカメWatchのレビューにもあるように、標準域で明るく背景をボカせ、手振れ補正もハーフマクロも付いている「オールマイティなレンズ」とのレビューを多く見かけました。
通販サイトの購入者のレビューも同様で、やはり「35mmの焦点距離とハーフマクロが使いやすい」という評判を見かけました。
一方でマクロ性能を犠牲にしてももっとコンパクトにして欲しかったという意見もありました。
いずれにしてもこのレンズはやや大きい点にさえ目をつむれば(あと価格と)、昼間から夜間まで、さらにスナップ、ポートレート、物撮りとジャンル、状況を問わないまさにオールマイティなレンズと言えそうですね。
寄って良し、ボケも良し、夜でも手持ちでOK、さらにポートレートにもスナップにも使えるまさに「万能」レンズですね
EOS R50におすすめのレンズ⑤ 超広角レンズRF-S10-18mm F3.5-6.3 IS STM
次に紹介するのは超広角レンズです。付属の標準レンズよりも広い範囲を写せるので迫力のある写真が撮れます。風景や建物の撮影に特におすすめですよ☆
EOS R10におすすめしたいレンズ5本目は、超広角ズームレンズの「RF-S10-18mm F3.5-6.3 IS STM」です。
EOS R10のレンズキットに付属するレンズは「18mmスタート」と、あまり広い範囲が撮れるレンズではありません。
その点でこの「RF-S10-18mm F3.5-6.3 IS STM」は「10mmスタート」とかなりの超広角レンズとなっており、広い範囲をダイナミックに写す風景写真を得意とするレンズです。
<<付属望遠レンズとRF-S10-18mm F3.5-6.3 IS STMの広角撮影比較>>
言われたら確かに下の方が広く写ってるかも、でもこれってそこまでの差なのかなぁ?
この差がかなりの表現の違いを生み出します。上の例では平面なのでわかりにくいですが、奥行きがある場面で使えばこれだけ違います
上の比較でも分かる通り、超広角レンズとはシンプルに言えば標準レンズよりも広い範囲が撮れるレンズ、ということになります。
ですが、ただ単純に広く撮れるだけでなく遠近感も強調されるため、奥行きがあったり見上げるような形の被写体であれば、それだけで標準レンズよりも迫力ある写真を撮ることができます。
他にも室内など、「これ以上後ろに下がれないけど、どうしても撮りたいもの全部が収まらない」という場面でも超広角は威力を発揮するので、旅行などにもオススメです☆。
カメラのレンズは「超広角、標準、望遠」の3つで1セットです。明るい単焦点レンズでボケを楽しんだら次はこの「超広角」を検討してみてください
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMのおすすめポイント
このRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMのおすすめポイントは、従来の超広角レンズの常識からすると「ありえない小型軽量」である、という点です。
普通超広角レンズというと、どうしても魚眼レンズのような大きなレンズが普通でした。
ですがこのRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMはデジタル一眼の特徴を生かして(割り切って?)デジタル補正を積極的に行うことで、従来の常識を打ち破るまさかの「標準レンズと同じサイズ」を実現しています。
言うまでもないことですが、レンズは持ち出さないと使うことはできません。そして大きくて重いレンズはついつい「家に置いてきがち」になるものです。
その点でこのRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMぐらいのサイズであれば、例えば「今日は超広角使うかどうかわからないな」という日でも、気軽にカメラバッグに入れておけますね。
当然手ブレ補正も内蔵されているので、カメラを始めて間もない人でも気軽に超広角撮影を体験できる、という点はとても良いことだと感じました。
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMの残念ポイントと注意点
このレンズで残念に感じた点は、全体的な質感や見た目が「付属の標準レンズとほとんど同じ」であるため、5万も出して買った割には「所有感」を感じにくい、という点です。
マウントも「プラマウント」と呼ばれる樹脂マウントとなっており、ダブルズームキットに最初からついてくるレンズと変わらない仕様となっています。
もちろんこれは、「このレンズには5万円の価値は感じない」と言いたいわけでは決してありません。写りに関しては(デジタル補正前提ではありますが)もっと高価なレンズと同等だと感じています。
ですが、デザインや仕様が「付属の標準レンズとまるで同じ」だと、やはりちょっとつまらなく感じてしまうというか、損した気になってしまうのも事実です。
このあたりはもう少しレンズの外観に「別売レンズとしての価値」や「超広角レンズとしての特徴」を持たせてほしいと思いました。
レンズのデザインってそんなに重要なものなの?
超広角と言えば「巨大な目玉」のようなレンズが普通だったんです。デジタル補正でレンズがここまで小型化されてしまうと便利だと思う反面、物足りないとも思ってしまいます
極めて個人的な感想ですが、このレンズで一番残念だったのは「実勢価格5万円前後」というこの価格です。
プラマウントやデジタル補正前提の光学性能など、このレンズがエントリー層向けであるのは明らかですが、1本5万円というのはエントリーユーザーが気軽に購入できる額ではないように思います。
サードパーティ製の選択肢がない現状で、超広角の新しい写真体験をする入り口が最低5万円というのは、「ちょっとやってみたい」ぐらいの気持ちでデジタル一眼を買ったユーザーには高すぎませんか?
レフ機用の「EF-Sレンズ」の時代は3万円台までで結構色々なレンズが買えました。物価や為替の影響で仕方がないことだとわかってはいますが、ちょっと残念です
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMの作例とおすすめの撮り方
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMのおすすめの撮り方は、やはり超広角レンズの定番である、下から見上げるように撮る撮り方です。
このレンズを含め超広角レンズは奥行きや遠近感がかなり強調されるので、ちょっと高さのあるものをなるべく下から撮れば、それだけでかなり迫力のある写真が簡単に撮れるはずです。
さらにこのRF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMは屋内でも強力です。
後ろに下がりにくい場所でも広く撮れる上に手振れ補正も付いていますので、歴史的建造物の観光なんかにはベストチョイスなレンズになると思います。
コンパクトであることを考えても、旅行には是非持って行って欲しいレンズですね
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STMの評判や口コミ
ではRF100-400mm F5.6-8 IS USMの各ネットメディアのレビューや評判を見てみましょう
代表的なレビューや口コミを引用・紹介します。(通販サイトの口コミは要約して紹介します)
「軽量で扱いやすい超広角入門としておすすめ」
フジヤカメラ レビュー
「サイズも小さくコストパフォーマンスも非常に良い。超広角を使ってみたかったという新規ユーザーにもとてもおススメしやすい一本です」
マップカメラ Kasyapa
「旅行に最適」「寄れるのが魅力」「高画質」などなど
価格コム ユーザーレビュー・評価
やはり目立つのは「軽量でコンパクト」というレビューですね。
とにかく超広角がデジタル補正前提とはいえこのサイズに収まっているのは本当に驚きです。
今のところ画質面でも特に大きな弱点を感じている人はおられないようなので、少々お高いですが超広角入門として安心して買えるレンズと言えそうですね。
超広角に興味があるならこのレンズということですね
EOS R50におすすめのレンズ⑥ パンケーキレンズRF28mm F2.8 STM
次に紹介するのはパンケーキレンズと呼ばれる超コンパクトな単焦点です。ちょっとしたお散歩やスナップシューティングにおすすめです☆
EOS R50におすすめしたい次のレンズは、この「RF28mm F2.8 STM」です。
このRF28mm F2.8 STMは「パンケーキレンズ」と呼ばれる種類のレンズで、その名の通りパンケーキのような「薄い」レンズです。
パンケーキレンズって面白い名前だね
そうですね、こんな感じの「薄い」レンズのことを「パンケーキレンズ」と呼びます
このRF28mm F2.8 STMレンズは見ての通り「薄さ」に特化したレンズで、単焦点レンズではありますがF値も特別明るい訳ではないF2.8に抑えられています。
さらにこの28mmという焦点距離はEOS R50で使うと約45mmと、スナップでとても使いやすい焦点距離となります。
なのでこのレンズはF5.6程度に絞って片手でガンガン撮っていくスナップシューティングで使うのが面白いレンズだと言えるかもしれません。
単焦点レンズなのにボケないの?
28mmでF2.8なので「めちゃくちゃボケる」という感じでは無いです、それよりも軽く絞って歩きながらのスナップに向いていそうなスペックですね
RF28mm F2.8 STMのおすすめポイント
このRF28mm F2.8 STMのおすすめポイントは、何と言ってもこのコンパクトさだと思います。
上の画像にあるように、EOS R50に装着するとバッテリー込みでも約500g以下という驚異的な軽さとなります。
この軽さとコンパクトさを生かして、お散歩やちょっとした外出に持ち出すといった気軽なスナップにおすすめです。
RF28mm F2.8 STMの残念ポイントと注意点
このRF28mm F2.8の残念なポイントは、やはり「手ブレ補正」が内蔵されていないという点かもしれません。
EOS R50にはボディ内手振れ補正はついていないので、このRF28mm F2.8 STMとの組み合わせだと手振れ補正が全く効かないということになります。
もちろん「軽量コンパクトなパンケーキレンズに手振れ補正は余分」と考えてのことだと思いますが、いつも以上に「しっかり立ち止まって撮る」という意識を持つようにしましょう。
これも手振れ補正ないのかぁ・・・
夜だとさすがに厳しいですが、昼間ならそこまで心配はいりませんよ
RF28mm F2.8 STMの作例とおすすめの撮り方
このRF28mm F2.8 STMのおすすめの撮り方は「とにかくカメラを持ちだしてなんでも撮ってみる」という感じです。
カメラとレンズを合わせても500mlのペットボトル程度の重さなので、とにかくどこにでも持って行って、しかも1枚だけじゃなくてなるべくたくさん撮るようにしましょう。
いつもならスマホで撮るようなものも、一眼カメラで撮ってみるとまた違った面白さや発見があると思うので、そういう意味でも純粋に「カメラで写真を撮る」ことの楽しみを味わうことができると思います。
RF28mm F2.8 STMの評判と口コミ
ではRF28mm F2.8 IS STMの各ネットメディアのレビューや評判を見てみましょう
代表的なレビューや口コミを引用・紹介します。(通販サイトの口コミは要約して紹介します)
「見たままを素直に写してくれる、日常使いにぴったりの組み合わせ」
価格コムマガジン レビュー
「AF性能と絞り開放時のボケ味が好印象」
価格コムマガジン レビュー
「小型軽量」「気軽」「手軽」「絞り解放から使える」「コンデジ感覚で使える」などなど
価格コム ユーザーレビュー・評価
価格コムマガジンでのレビューでも、APS-C機との組み合わせの45mmという焦点距離がとても使いやすいとレビューされていました。
さらにボケ味も柔らかで好印象とのことなので、背景を工夫して大きなボケを狙うのも楽しいかもしれません。
ユーザーレビューでは「コンデジ感覚」という意見もあり、やはり手軽にどんどん撮っていく使い方に向いていそうですね。
どこにでも持って行きたくなる、そんな組み合わせですね
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