SDカードって種類が多いからどれを買えばいいかわからない・・・
容量ってどれぐらいあれば足りるんだろう?
間違って変なやつ買っちゃったらどうしよう
こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数25台のNEKO(ねこ)です!
SDカード欲しいですよね!でもSDカードって選ぶのがちょっと難しくないですか??
それでこの記事では、僕がキャノンEOS R50に実際に使っていておすすめなSDカードを紹介しています。
もちろん、ただ商品を紹介するだけでなく、キャノンEOS R50のSDカード関連の仕様の解説や、SDカードの選び方など、あまり詳しくない人でも良く分かるように、なるべく簡単に説明したいと思います。
加えて、SDカード選びの注意点なども載せていますので、是非SDカード選びの参考にしてくださいね!
この記事でわかること
- EOS R50にぴったりなSDカードはコレ
- EOS R50のSDカード関連の仕様
- SDカードの性能の見分け方
など
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キャノンEOS R50で使うSDカードは3つのポイントを抑えるべし
結論から言うと、キャノンEOS R50のSDカードを選ぶポイントは「UHS-Iのカードを選ぶ」、「UHSスピードクラス3のカードを選ぶ」、「最低でも64GB以上のカードを選ぶ」の3つです。
詳しくは後述しますが、キャノンEOS R50は「UHS-IIに非対応」なので、高価な高速SDカードを買ってもほとんど恩恵はありません。
さらに、EOS R50は4K動画に対応していますが、4K動画を撮るためには「UHSスピードクラス3」の対応が必要です。
以上の点を踏まえて、さらに価格やコスパなども考慮し、現時点で僕が考える最もおすすめのSDカードを紹介したいと思います。
ちなみにSDカードの違いで写真の画質が変わることはありません。どのカードでも撮れる写真は同じです
キャノンEOS R50におすすめのSDカード3選
それでは早速キャノンEOS R50におすすめのSDカードを紹介します。
おすすめ1 サンディスク Extreme SDXC
おすすめの1位はサンディスクの「Extreme」です。EOS R50で必要な条件を全て満たしているので安心ですよ
僕がキャノンEOS R50におすすめするSDカードの第一位はサンディスクの「Extreme」です。
このSDカードをおすすめの理由としては、かなりの手ごろな価格で手に入るSDカードであるにもかかわらず、EOS R50の性能を出し切るのに必要な「UHS-I」と「UHSスピードクラス3」に対応しているという点です。
容量については下で詳しく解説していますが、写真だけなら64GB、動画を撮る場合でも128GBあれば、とりあえずは大丈夫でしょう。
ちなみに僕は普段は64GB、旅行の時は256GBを使っています。
64GBだと写真は何枚ぐらい撮れるの?
普通の写真だけなら約7000枚撮れます。でも動画を一緒に撮るなら一気に厳しくなるのでその場合は128GBとかを検討しましょうね
僕はあまりEOS R50で動画は撮らないのですが、もし動画メインで使う場合、64GBのSDカードだと4K動画はたったの1時間程度しか撮れないので、十分とは言えませんね。
さらに写真も普通に使われているJPG形式ではなく、中級者がよく使うRAW形式も同時に保存する場合、64GBだと約1700枚程度しか保存できません。
ちなみに僕はJPGとRAWを同時に記録する設定で撮っているので、いつも64GBのカードを2枚使います。
なので、RAW現像をする人や動画がメインの人は、価格差もそこまで大きくはないので最初から128GBや256GBにしておくのもいいかもしれません。
とにかくコスパがいいSDカードなので旅行用の大容量のものや、万が一のための予備も買いやすいですね
おすすめ2 サンディスク Extreme Pro SDXC
おすすめの2位はサンディスクの「Extreme Pro」です。この「Extreme Pro」は昔からプロご用達のモデルなので愛用者も多いと思います
キャノンEOS R50に僕がおすすめしたいSDカードの第二位は、サンディスク「Extreme Pro」です。
これは第一位に挙げた「Extreme」の上位版になり、現時点でキャノンEOS R50で使えるSDカードの最上位クラスの性能となります。
僕はもともとこのExtreme PROはフルサイズのカメラで使うために買ったのですが、メイン機がCFexpressカードになったのを機にお下がりとなり、EOS R50でも使うようになりました。
ただこの「Extreme Pro」と「Extreme」の性能差は結構微妙なものがあります。
実際僕がこのExtreme PROをEOS R50で使ってみた感想ですが、ExtremeとExtreme PROとの間に体感できる違いは正直ありません。
「高性能なSDカード」って何が高性能なの??
「書込み速度」が速いんです。そのおかげで高速連写時の書込み待ち時間が短くて済むのですが、そもそもEOS R50は連写できる枚数が少ないので、少しぐらいの性能差なら体感しにくいんですよ
とはいえ、この「Extreme Pro」は長年プロカメラマンにも使われてきた信頼あるグレードです。
僕も昔からこのExtreme PROには愛着というか、憧れのようなものを感じています。
なので、確かに実質のメリットはあまりありませんが、「ちょっとの差ならいいのにしたい」、「なんかProってついてるからカッコイイ」みたいな人にも是非おすすめしたい1枚です。
ほとんど違いがわからないならこっちを買う意味なくない??
そこはもうアレですよ。信頼性とかブランドとか・・・
おすすめ3 サンディスク Ultra SDXC 64GB
おすすめの3位はとにかく「安い」サンディスクの「Ultra」です。UHSスピードクラス3に対応していないので、4K動画には向いていないですが、写真メインならOKです
僕がEOS R50におすすめしたいSDカードのラストは、同じくサンディスクの「Ultra」です。
この「Ultra」ですが、実は4K動画の撮影に必要な「UHSスピードクラス3」ではなく、その下の「UHSスピードクラス1」となっているので、4K動画の撮影には向いていません(撮れるかもしれませんが)。
ですがその分価格としてはほぼ「最安」の部類に入る程の低価格なので、例えば写真メインでほとんど動画を撮らない人や、動画を撮るにしても4KではなくフルHDなど抑えた設定で撮る人であれば問題ないでしょう。
僕は超貧乏だった時に(今もですが)、このUltraの32GBと64GBを予備用として買いました。
繰り返しになるかもしれませんが僕はEOS R50で動画はあまり撮りませんし、書き込み速度に関しても、そもそもEOS R50はRAWで連写をするようなスペックがありません。
なので普通に日常の写真だけであれば、僕はこのUltraで十分です。
動画・・・撮るかなぁ・・・撮るよねぇ・・・
もっとも、おすすめ1で紹介した「Extreme」との値段差は64GBであれば数百円程度の違いしかありません。
この程度の差であれば4K動画に使える「UHSスピードクラス3」に対応したおすすめ1の「Extreme」の方がいいと思いますが、この辺りはそれぞれですね。
ちなみに僕は今はこのUltraを、普段あまり使わないコンデジやサブ機達の常時入れっぱなし用として有効に使っています☆
やっぱりSDカードの入れ忘れが一番怖いので、自分は普段使わない予備機にも全てSDカードを入れた状態で保管するようにしています。
EOS R50にぴったりのSDカードの見分け方
ではここからはキヤノンEOS R50の仕様を調べて、どのくらいの性能のSDカードが必要か解説します
キャノンEOS R50は「UHS-II」の高速SDカードには対応していない
まずはキヤノンEOS R50の仕様を確認してみましょう。
現時点でSDカードは、性能はそこそこなものの値段が安い「UHS-I」と、高価ですが性能の良い「UHS-II」の二つの規格がありますが、この表をみればわかる通りキヤノンEOS R50が対応しているのは「UHS-I」のみです。ー出典:オンラインマニュアル
実は「UHS-I」と「UHS-II」は相互に互換性が確保されているため、「UHS-II」に対応していなくても高価な「UHS-II」のSDカードを使うことはできますが、「UHS-I相当」として扱われ、本来の性能が出ないので注意しましょう。
「UHS-IIには対応していない」といっても使えないわけじゃないんだね
はい、あくまでも「UHS-I相当として扱われるのでもったいない」という話です。使用には問題ありません
UHS-IIとUHS-IのSDカードは外形は同じですが、見ての通りピン数が違うので見たらすぐにわかります。
UHS-IIのカードは同じ容量でもUHS-Iの倍近くしますので、例えば「UHS-II対応の上位機種と併用する」といった明確な理由がある場合以外は、EOS R50で使うメリットはないでしょう。
これネットで買う場合ってちゃんと区別できるのかな?
アマゾンや楽天といった大手サイトであれば、きちんと商品説明に記載されているはずなので、よく見て買えば大丈夫です
SDカードが「UHS-I」と「UHS-II」のどちらに対応しているのかは、商品説明の他にもSDカード表面のロゴを確認すればすぐにわかります。
上記のように「UHS-I」と「UHS-II」は表面のロゴや商品説明などを参照すれば見分けることができます。
しかし実際には「UHS-II」対応のSDカードは「UHS-I」と比べて倍以上の値段がするので、価格の面からも「うっかり間違える」ということはあまり無いように思います。
いずれにしても「どうせなら高性能を」と高価なSDカードを奮発しても性能的には全くの無駄になってしまうので、この点には注意してください。
本来の性能を出せないんじゃ、せっかく高いSDカードを買っても意味ないね
4K動画を撮るためにはUHSスピードクラス3が推奨
EOS R50は4K動画の撮影に対応していますが、データ量の多い4K動画をスムーズに撮るためにはSDカードにも相応の性能が求められます。
具体的には上の公式ページの表にもある通り、4K動画を撮る場合「UHSスピードクラス3」という規格に対応している必要があります。
現在市場にはこの「UHSスピードクラス3」に対応したSDカードと、その下のランクの「UHSスピードクラス1」に対応したSDカードが両方出回っていますので、特に4K動画を撮りたい場合には気を付けるようにしましょう。
この「UHSスピードクラス」ってさっき出てきた「UHS-I」とは違うの?
はい、「UHS-I」が「UHS-II」かというのと、「UHSスピードクラス」は別の指標なので混同しないようにしてくださいね
規格の見分け方はそんなに難しくありません。「UHSスピードクラス3」のSDカードはカード表面に上の画像のようなロゴがあるはずです。同時に商品説明も確認しておきましょう。
ちなみに動画を撮る予定がほとんどなかったり、撮るとしても4Kで撮ることはない、という場合はもう一ランク下の「UHSスピードクラス1」対応のSDカードでもOKです。
ただ64GBだと価格差が「数百円程度」しか変わらないということも考えると、あくまで僕個人の意見ですが、の今「UHSスピードクラス1」のカードを積極的に選ぶメリットはあまりないと思います。
私は動画は撮らないけど、数百円の差だったら「UHSスピードクラス3」のSDカードにしておいた方がいいかなぁ・・・
容量は最低64GB、できれば128GBあれば安心
キヤノンの公式ページによるとEOS R50は、32GBのSDカードで約3510枚の写真撮影が可能です。(JPEG,Lの場合)
3500枚も撮れれば十分だと思うかもしれませんが、動画などと併用すると案外すぐに一杯になってしまうので、僕はいつも最低でも倍の64GBを複数枚用意しておくようにしています。
さらにEOS R50をある程度使いこなして「RAW現像」などを行うようになると、64GBのSDカードでも約1720枚(RAW+JPEG、Lの場合)しか撮れないので、最初から128GBにしておくという選択肢もありですね。
RAWって何?
後から色や明るさを調整できる「生データ」のことです。普通のレタッチよりも大幅な調整ができますが、基本的にPCでの作業が必要なのと、ファイルサイズが膨大なのがデメリットですね
動画撮影を多用する場合はどうでしょうか?こちらも製品ページに目安が記載されていますが、EOS R50は4K動画の場合、32GBのSDカードだとたったの35分しか撮ることができません。
倍の64GBでも1時間なので、写真などと併用することを考えると、動画メインの場合は最低でも128GBのSDカード(4K動画が約2時間20分撮れる)、可能なら256GBの大容量のものを用意しておくのがおすすめです。
ただ、詳しくは後述しますが、僕の場合はSDカードが故障するリスクも考え、あまり大容量に頼るよりも、手ごろなサイズのSDカードを複数枚用意するようにしています。
キャノンEOS R50のSDカードを選ぶ際の注意点
では次に、SDカードを選ぶときの注意点を見てみましょう
EOS R50では高価な「UHS-II」対応SDカードを買っても無駄になるので注意
「見分け方」のところでも説明しましたが、このEOS R50は書込みが高速な「UHS-II」のSDカードには対応していません。
せっかく高価な「UHS-II」対応のSDカードを用意しても、「UHS-I」の性能しか出ないのでもったいないですね。
例外としては例えばEOS R5やR10といった「UHS-II」対応のカメラと併用する場合など、一時的にUHS-IIのSDカードを使うということがあるかもしれませんが、普通はわざわざEOS R50にUHS-IIのSDカードを選ぶ必要はないでしょう。
よくわからずに買ってしまうと本当にもったいないので、気を付けましょう
偽物もあるので信頼できるショップで買おう
今はあまり聞かなくなりましたが、一昔前はSDカードのコピー品や海賊版が結構出回っていました。
古いSDカードにラベルだけを偽造して貼り付けて販売する、というものですが、特にプロ向けや大容量といった高価なもので横行していたようです。
偽物ってあるんだ!
1枚2,3千円のものだとあまり心配はいらないかもしれませんが、1万円を超えるようなちょっといいSDカードだと気を付けたいですね
コピー品は例えばラベルが256GBでも実際は1GBしかなかったり、UHSスピードクラス3を謳っていても実際はほとんど速度がでなかったりとった粗悪なもので、僕も一度だけ失敗した経験があるのですが全く使い物にはなりませんでした。
なのでSDカードを選ぶときは、極端に安いもの、中古品、聞いたことが無いメーカーやブランドを避け、可能な限り有名で信頼できるショップから買うようにしましょう。
中古品や相場より安いもの、特に口コミの悪いショップや口コミがほとんどない新規のショップなどは注意しましょう
なるべく予備を用意しよう
注意点の最後は、万が一のために予備を用意しておく、という点です。
最近のSDカードはそこまで壊れやすい方ではないと思いますし、実際に僕はSDカードでエラーが出た経験は一度もありません。
ですが万が一カードにエラーが出るなど正常に撮れなくなった場合、その1枚しか無ければ「詰み」になってしまいます。
なので、例えば海外旅行など大きなイベントは、大容量のカード一枚で行くのではなく、複数枚のカードを用意して日によって使い分けるなどのリスク管理をすれば、万が一のトラブルの時も撮れ高がゼロといった最悪の事態を避けることができるでしょう。
でも容量の大きなSDカードを2枚も買うのはちょっと厳しいなぁ
同じ容量を2枚じゃなくてもいいですよ。例えばメインは128GBのSDカードを常用して、予備で64GBを1枚持っておく、のような感じでも安心感は全然違います
キャノンEOS R50に古いSDカードは使える?
以前のデジカメで使っていたSDカードがあるんだけど、これって使えるのかな?
SDカードは規格が統一されているので古くても大抵使えますが、快適とは言い難いので、あまりオススメではありません。実際に試してみましょう
ではEOS R50にUHSに対応する前の凄く古いSDカードは使えるのでしょうか?実際に試してみましょう。
実験に使うのは「スピードクラス6」の記載があるトランセンド製の4GBのSDHCカードです。僕自身このカードをいつ手に入れたか全く記憶にありませんが、恐らく10年以上前のものだと思われます。
まず4K動画から試してみましょう。
撮影開始すぐは問題なく撮れたものの、10秒を超えたあたりで次の画面になり、強制的に録画が停止してしまいました。
恐らく書込み速度が全く足りていないために書き込みが追いつかず、エラーになったのだと思います。
次に写真を試してみましょう。
何枚か撮ってみましたが、意外にも写真そのものは何の問題なく撮ることができます。
しかし、容量の大きなRAW撮影にしたとたん、数枚撮った時点で「BUZY」の文字と共に撮影不能に・・・どうやら書き込みが追いつかず単写でありながらバッファを使い切ってしまったようです。
誤解のないように言っておきたいのは、トランセンド自体は決して悪いメーカーではありません。僕も一時期はトランセンドのSDカードをよく使っていましたが、不満に感じたことは一度もありません。
結論としては、やはりUHSが登場する前の古い規格のSDカードでは最新のEOS R50の機能を発揮できない、ということです。
手持ちのSDカードがある場合、せっかくだから使いたい気持ちもわかりますが、最近はSDカードはかなり安価で手に入るので、ここは思い切ってSDカードも新しくすることをおすすめします。
せっかくなのでSDカードも新しくしましょうね
まとめ:キャノンEOS R50の性能をフルに引き出すSDカードを手に入れよう
SDカードって本当に種類が多いのでどれを選んだらいいのか悩みますよね。
高いものはその分性能が良いかもしれませんが、自分の用途に合っていなければもったいない買い物になってしまいます。
是非自分の撮り方や用途に応じて、EOS R50にぴったりのSDカードを見つけて頂ければと思います。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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