EOS R50って調べてみたらなんか色々種類があるみたいで、どれを買ったらいいんだろ
「なんやらレンズキット」の話ですよね。これはカメラ本体は同じですが、セットになっているレンズの数が違うんですよ
こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数25台のNEKO(ねこ)です!
EOS R50には「RF-S18-45 IS STM レンズキット」と「ダブルズームキット」の二つのレンズキットがありますが、これからカメラを始める人はどちらを選んだらいいのかイマイチよくわからない、ということもありますよね。
それでこの記事ではEOS R50のレンズキットについて、これから本格的にカメラを始めたい人がどっちのレンズキットを選んだらいいのか、EOS R50を実際に購入して使用している経験も踏まえて説明していきます。
なるべくわかりやすく解説していますので、是非お役に立てていただければと思います!
使用者目線でなるべくわかりやすく説明していきますね
この記事でわかる事
- EOS R50のレンズキットの違いと特徴
- RF-S18-45 IS STM レンズキットはこんな人におすすめ
- ダブルズームキットはこんな人におすすめ
など
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EOS R50のレンズキットは2種類
2024年8月時点で、EOS R50のレンズキットは、「RF-S18-45 IS STM レンズキット」と「ダブルズームキット」の2種類です。
「RF-S18-45 IS STM レンズキット」はカメラ本体に「標準レンズ」とも呼ばれる基本的なズームレンズ1本がセットになっています。
一方の「ダブルズームキット」はこの「RF-S18-45 IS STM レンズキット」にさらに望遠ズームレンズが付属します。
実際にはこの2種類に加えて、付属レンズ無しの「ボディ」が加わった3種類が販売されていますので、買う時は間違えないように気を付けてください。
端的に言うと、望遠レンズがいらない人は「RF-S18-45 IS STM レンズキット」を、望遠レンズも欲しい人は「ダブルズームキット」を選びましょう、ということになります
EOS R50のレンズキットを紹介
ではここからは二つのレンズキットの違いを説明していきますね
EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキット
それではまず「RF-S18-45 IS STMレンズキット」の特徴を紹介します
EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキットの特徴
RF-S18-45 IS STMレンズキットはEOS R50カメラ本体と、軽量コンパクトな標準ズームレンズ「RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM」(以下標準レンズ)がセットになった商品です。
セットになっている分、それぞれ単品で購入するよりも約27,000円ほど割安になっています。(2024年9月9日、キヤノンオンラインストア調べ)
ペットボトル1本分なら頑張って持ち歩けそう
レンズ単体の重量は約130gとカメラレンズの中では驚異的な軽さを実現していて、カメラ本体と合わせてもペットボトル1本分程度の重さしかありません。
EOS R50は一眼カメラの中では間違いなく最軽量クラスで、特にこの「RF-S18-45 IS STMレンズキット」はちょっとでも荷物をコンパクトに、軽くしたいという人にとってはとても魅力的な選択肢となりそうです。
EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキットを選ぶメリット
RF-S18-45 IS STM レンズキットを選ぶメリットは、ダブルズームキットに比べて購入時の価格を抑えることができる、という点です。
ダブルズームキットはレンズが2本付属していることを考えると割安とはいえ購入時の金額は相応に高いですし、もし望遠レンズを全く使わないとしたらそれは無駄でしかありません。
もし現時点で自分の使い方として望遠レンズが不要だと判断できるなら、こちらのRF-S18-45 IS STM レンズキットを選ぶ方が当然安く済みます。
確かにダブルズームキットよりもこっちのレンズキットの方が安いね
付属のレンズの本数が違うので、これは当然ですね
<RF-S18-45 IS STM レンズキットを選ぶメリット>
- 購入時の価格を抑えることができる
EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキットを選ぶデメリット
RF-S18-45 IS STM レンズキットを選んだ時に考えられるデメリットは、付属する標準レンズ1本だけでは撮れるものがかなり限られてしまう、という点です。
望遠レンズが付属しないため、遠くのものは全部小さく写ってしまいます。
実際付属する標準レンズの焦点距離は約29mm~72mm(35mm換算)と、普通のスマホと同じぐらいで、Google Pixel Pro やiPhone Pro Maxなどのハイエンドスマホには劣ります。
<RF-S18-45 IS STMレンズキットの写る範囲>
確かにこれだけ見たらあんまりスマホと変わらないような・・・?
このように実際撮れる範囲だけで言えば普通のスマホに殆ど変わらないぐらいなので、「カメラで撮る」ということに意味を見出すことができないと、場合によってはスマホに負ける、という状況も起きてしまうかもしれません。
また、一眼カメラならではと言えば「ボケ」が挙げられると思いますが、率直に言ってこの付属する標準レンズではあまり大きなボケは期待できません。(F値が暗く、焦点距離も短いため)
上の写真の奥にあるミニカーはほんのわずかにボケ始めてはいますが、「大きくてきれいなボケ」という感じでもありませんね。
EOS R50で大きなボケのある写真を撮るためには、もっとF値が明るいレンズ(RF50mm F1.8 STMとか)を買い足すか、最初から望遠レンズがセットの「ダブルズームキット」にしておいた方が良いでしょう。
確かに何が怖いって、結局スマホの方がいいじゃんってなるのが一番怖い
こっちの方が値段は安いですが、意外と「わかっている人向け」な感じもするんですよね
<RF-S18-45 IS STM レンズキットを選ぶデメリット>
- 望遠レンズが付属しないので撮れるものが限られる
- 大きなボケは期待できない
EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキットはこんな人におすすめ
撮りたいものがVlogや旅行動画などの動画メインの場合や、歩きながらサッと撮る街歩きスナップがしたい場合はあまり望遠レンズの出番はないので、このRF-S18-45 IS STMレンズキットで良いかもしれません。
また、別で望遠レンズを持ち歩くのが嫌な人も、コンパクトなこちらのレンズキットが向いているでしょう。
特に、「遠くのものをなるべく大きく撮りたい」というシチュエーションが全くない、という人であれば、望遠レンズはあってもあまり使う機会がないかもしれません。
動画メインの人って望遠レンズ使わないの??
使わないわけではないですが、特にVLogや街歩きなどでは望遠より広角レンズや、超広角レンズを買い足して使うことの方が多いですね
<RF-S18-45 IS STM レンズキットがオススメな人>
- 街歩きスナップがメインの人
- なるべく荷物を増やしたくない人
- VLogメインで写真をあまり撮らない人
EOS R50 ダブルズームキット
では次に「ダブルズームキット」の説明をしていきますね
EOS R50 ダブルズームキットの特徴
「EOS R50 ダブルズームキット」は「RF-S18-45 IS STM レンズキット」にさらに望遠レンズをセットにしたもので、望遠レンズを単品で購入するよりも約30,800円お得になっています。(2024年9月9日、キヤノンオンラインストア調べ)
セットになっている望遠レンズは「RF-S55-210mm F5-7.1 IS STM」という望遠レンズで、従来の望遠レンズの常識を覆す小型で軽量なレンズとなっています。
よくわかんないけど、この合わせて790gっていうのは軽いの??
「激軽」です。ひと昔前まではレンズ1本で1Kg越えとか普通にありましたからね
この望遠レンズの単体の重量はなんと約270gしかありません。
システム全体で見ても800g以下で済むので、電車で移動などでなるべく荷物を軽くしたい人にも最低限の負担で済むのは嬉しいポイントですね。
EOS R50 ダブルズームキットを選ぶのメリット
「EOS R50 ダブルズームキット」を選ぶメリットはやはり「カメラ+標準レンズ+望遠レンズ」の3点セットをかなりお得に買うことができる、という点です。
もちろん望遠レンズを後から単品で買い足すことは可能ですが、その場合は「ダブルズームキット」で買うよりも何万円も割高になってしまいます。
「もしかしたら望遠レンズもあった方がいいかもしれない・・・」と感じているのであれば、こちらの「EOS R50 ダブルズームキット」の方が最終的な価格のメリットは大きいでしょう。
どうせ買うならセットで安く買える方がいいよね
もちろん一眼カメラとして望遠レンズがあるメリットは計り知れません。
ダブルズームキットに付属する望遠レンズは最大焦点距離336mm(35mm換算)という十分な望遠の能力があり標準レンズやスマホとは比べ物にならないぐらいの望遠性能を発揮します。
<標準レンズと望遠レンズの写る範囲の違い>
すご!やっぱり望遠レンズって迫力あるね!
そうですね、望遠はまだまだスマホには負けていない分野なので、一眼ならではと言えると思います
このダブルズームキットであれば、「カメラ本体+標準ズームレンズ+望遠ズームレンズ」と、一眼初心者が必要になるアイテムが全て揃います。
特に初心者であればこれから何を撮るかまだはっきりと決まっていない、ということもあると思うので、そういう人にとってもこのオールラウンドに対応できる「ダブルズームキット」には大きなメリットがあるでしょう。
<ダブルズームキットを選ぶメリット>
- バラバラで買うよりかなりお得に買うことができる
- 望遠レンズがあれば比較的簡単に一眼ならではの写真が楽しめる
EOS R50 ダブルズームキットを選ぶデメリット
「EOS R50 ダブルズームキット」を選ぶデメリットは、言うまでもなく望遠レンズがセットな分購入価格が高くなってしまう、という点です。
特にもし予算的にギリギリなのであれば、これは難しい選択だと感じるかもしれません。
もちろん少々割高であることを許せるのであれば望遠レンズは後から買い足すことも可能なので、とりあえず今は望遠レンズは諦めて、将来お金に余裕が出来たら買い足す、という選択も可能です。
結局は金額の問題だよね・・・
<ダブルズームキットを選ぶデメリット>
- 購入時の出費が大きい
EOS R50 ダブルズームキットはこんな人におすすめ
動物園やお子さんの運動会、テーマパークのショーなど、「ちょっと離れたものをなるべく大きく撮りたい」、そういうことがある人は、こちらの「EOS R50 ダブルズームキット」を選ぶ方が良いでしょう。
他にも「今は特に何を撮るか決めていないけれど、色々と挑戦してみたい」というような人も、望遠レンズは絶対に持っておいた方が良いと思います。
実際の売れ行きはやはりこちらの「ダブルズームキット」の方が良く売れているようなので、僕個人としては悩むならこちらのダブルズームキットがおすすめです。
レンズキットとダブルズームキットってどっちが売れているの?
詳しいデータはありませんが、公開されているショップのランキングでは圧倒的に「ダブルズームキット」です
<ダブルズームキットがオススメな人>
- 動物園や運動会など、遠くのものを撮りたい人
- 後から望遠レンズを割高で買い足すのは嫌だという人
- 何を撮るか決めていない人、何でも撮りたい人
EOS R50 ボディー単体
初めてカメラを買う人が選ぶことはあまりないと思いますが、EOS R50はレンズ無しのボディ単品でも売られていますので、簡単に取り上げますね
EOS R50 ボディ単体の特徴
「EOS R50 ボディ」はその名の通りカメラ本体だけでレンズは付属しておらず、それだけでは撮影することができません。
なぜ本体だけが売られているかというと、2台目の購入などで既にレンズを持っていたり、セットになっているレンズではなく他のレンズを単品で購入して使いたい、という人の為です。
いずれにしても「このEOS R50が初めてのミラーレス一眼だ」、という人にはややハードルが高い買い方になってしまうので、価格が安いという理由でこの「ボディ単体」を間違って買ってしまわないように注意しましょう。
私みたいな初めての人が間違って買わないように注意だね!
EOS R50 ボディ単体はこんな人におすすめ
この「ボディ単体」はレンズを別で用意する必要があるため、基本的にはある程度のベテラン向けだと思います。
加えて「自分は機械モノが苦手でレンズ交換とか絶対にできそうにない」という人は、敢えてボディ単体と高倍率ズームレンズの「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」を別々に購入してレンズ1本で済ませる、というケースもあるかもしれません。
ですがその場合も最初のレンズの装着は自分でしないといけないので、近くに相談できる人がいない場合は、多少割高でも信頼できる専門店で相談しながら買うことをおすすめします。
例えばレンズ交換が面倒なら、EOS R50本体と「RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STM」をバラで買って組み合わせて、標準から望遠までレンズ交換無しで撮る、という選択肢もあります
ちょっと何言ってるかわかんない
これはある程度カメラの知識も必要になる買い方なので、専門店で相談するか、相談できるベテランの友達がいる人限定ですね
<ボディ単体がオススメな人>
- 買い替えや買い増しで既にレンズを持っている経験者
- セットに付属のレンズではなく、レンズ単体で購入予定の人
- 既にベテランか、ベテランの助けが得られる人
「EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキット」はこんな人におすすめ
ここからは望遠レンズが無い「RF-S18-45 IS STM レンズキット」が向いている人はどんな人なのかを考えましょう
Vlog・動画メインの人
最近ではちょっとした日常の1コマや旅行などを写真ではなくビデオで残すことも多くなりました。
もしEOS R50の購入目的のほとんどが動画撮影であるなら、おすすめは「EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキット」です。
理由はシンプルで、移動しながら撮ることが多いVLOGだと余分な機材は邪魔になるのと、ほぼ広角しか使わないだろうという2点です。
動画は望遠よりも広角の方が重要になるケースが多いので、望遠レンズは一旦諦めて、浮いたお金で「RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM」のようなコンパクトな超広角レンズを手に入れる方が良いでしょう。
街歩き動画などは望遠よりも広角側が重要ですからね
お散歩・ストリートスナップ中心の人
EOS R50を日常のお散歩やストリートスナップで使いたい人のおすすめも「EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキット」です。
カメラを片手に持って颯爽と歩きながら、一瞬見せる街の風景をF8で切り取る・・・、そんなスナップシューターには標準レンズが1本あれば十分でしょう。
これも望遠レンズを一旦諦めて、代わりに単焦点レンズを1本買うことで、より本格的なスナップシューティングを楽しめるはずです。
どうしても望遠レンズがあればいいっていう状況が思いつかないんだよねぇ・・・
割高になりますが後から買い足すこともできるので、日常スナップメインなら普通のレンズキットで十分かもしれませんね
「EOS R50 ダブルズームキット」はこんな人におすすめ
では次に、望遠レンズがセットの「ダブルズームキット」がおすすめな人を考えます
遠くのものをなるべく大きく撮りたい人
これは言うまでもないことですが、ちょっと離れた所、近づけない所にあるものや人をなるべく大きく、迫力ある写真が撮りたい人は、望遠レンズがセットの「EOS R50 ダブルズームキット」がおすすめです。というより必要でしょう。
お子さんの運動会や動物園の檻に入った猛獣、テーマパークのショーやスポーツ観戦など、なるべく大きく撮りたい!と思うシチュエーションはたくさんあるはずです。
最近はスマホでもある程度望遠で撮れるようになってきましたが、やはり限度があります。
遠くにあるものをまるで目の前にあるかのような迫力ある写真を撮るためには、やはり本格的な望遠レンズは欠かせないでしょう。
運動会や発表会、家族旅行と望遠レンズが役に立ちそうな状況は山ほどありますね
動物園とか望遠レンズで撮ったら楽しそう
ボケの大きい一眼ならではの写真が撮りたい人
花や街の景色などを一眼カメラならではの綺麗なボケを生かして撮りたい場合は「EOS R50 ダブルズームキット」がおすすめです。
詳しく話すと難しくなるので省略しますが、RF-S18-45 レンズキットに付属する標準レンズよりも、ダブルズームキットに付属する望遠レンズの方が、簡単に大きなボケを作ることができます。
「せっかく一眼カメラを買うんだから、スマホでは撮れない写真が撮りたい!」という人は、やはり望遠レンズがセットになった「EOS R50 ダブルズームキット」がおすすめです。
やっぱり背景をきれいにボカした写真って憧れるよね!
望遠レンズの方が背景がボケやすいので、その場合はダブルズームキットがいいですよ
かっこいいポートレートを撮りたい人
せっかく本格的な一眼カメラを買ったら、彼氏や彼女また友達をカッコよく撮りたい!ポートレートを取ってみたい!と言う人もいる事でしょう。
ポートレートも本格的に撮るとなるとストロボやレフ版といった専門機材が必要になりますが、とりあえずダブルズームキットの望遠レンズを使って撮るだけでも、背景が綺麗にボケてそれっぽくなります。
望遠レンズの50~100mmあたりを使い、なるべく背景が遠いところを選んで撮るなら、初めてでもかなり本格的なポートレート撮影を楽しむことができるでしょう。
ボケが大きく出やすい望遠レンズは、綺麗なポートレート撮影にも最適なんです
まだ何を撮るかよくわからない人
もしこれから初めての一眼カメラとしてEOS R50を考えているなら、何をどのように撮りたいのか、自分でもまだわからない、ということもあるかもしれません。
そうであれば、やはりオールマイティに対応できるダブルズームキットをおすすめします。
望遠レンズは一眼ならではの写真を撮るのに不可欠ですし、後から買い足すのは金額的にかなり損なので、悩むのぐらいであれば、やはりセットで手に入れる方が安心だと思います。
確かに後から後悔するのは嫌だもんね・・・
きっとみんなそう考えるんだと思いますよ。実際売れている割合で言えば、ダブルズームキットの方が断然多いみたいですしね
まとめ
僕の個人的な意見としては、「悩んでいるならダブルズームキットを買っておいた方が無難」です。
ダブルズームキットに付属する望遠レンズを使えば、遠くにあるものも目の前にあるかのような迫力ある写真が撮れますし、一眼らしい綺麗なボケを生かした写真も比較的簡単に撮ることができます。
なので、現時点でよっぽど「自分は望遠レンズは使わない」と明確にイメージできている人以外は、買う時の値段は少々高くなりますが、「ダブルズームキット」で始めるのが安心です。
逆に、自分のなかではっきりと望遠レンズがいらないと感じているなら、わざわざ高い方のセットを買う必要はないでしょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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