こんにちは!カメラ歴15年、レンズ総購入数45本のNEKO(ねこ)です!
この記事ではキヤノンEOS Kiss M2/Mを持っている人が次に手に入れたい交換レンズを紹介しています。
EOS Kiss M2/Mが採用している「EF-M」マウントはそこまで交換レンズの種類は多くないですが、エントリー向けの比較的安価なレンズが一通りそろっています。
この記事を参考に新しいレンズを手に入れて、EOS Kiss M2/Mでの撮影をより楽しいものにしていきましょう。

レンズを買う時は作例をよく見て「そのレンズを使えばどんな写真が撮れるのか」をしっかりイメージするようにしましょう
EOS Kiss M2/Mにおすすめのレンズ4選


それでは早速おすすめレンズを紹介していきますね
おすすめ① パンケーキ単焦点レンズ EF-M22mm F2 STM


まず初めに紹介するのは、お散歩レンズに最適な超小型の単焦点レンズです
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- 焦点距離:22mm(フルサイズ換算35mm)
- 最小F値:F2
- 最短撮影距離:0.15m
- 最大撮影倍率:0.21倍
- 重量:105g
- 手ブレ補正:なし
まず最初に紹介するのは、「キヤノン EF-M22mm F2 STM」です。各所でたびたび紹介されているので見たことがある人も多いかと思います。
このレンズのおすすめポイントは、やはりこの軽量コンパクトなサイズですね。これを着けるとEOS Kiss M2/Mが軽快スナップ機に早変わりです。
さらにフルサイズ換算で35mmとスナップ撮影にちょうど良い焦点距離なのと、最小F値がF2とキットレンズにはない「明るさ」もあるので、街歩きや日常のスナップに最適なレンズです。


ズームなどの操作が無い分、とてもコンパクトでEOS Kiss M2にぴったりの組み合わせですね
注意すべき点を挙げるとすれば、このレンズには「手ブレ補正」が内蔵されていません。
EOS Kiss M2にはボディ側にも手ブレ補正は搭載されていないので、つまりこの組み合わせだと「手ブレ補正が全くない」ということになります。
ただ、絞りがF2まで開けられることや、焦点距離も35mm相当と、そこまでシビアに心配するほどではないので、基本の「立ち止まって、両手でしっかり構えて撮る」を意識すれば大きな問題になることは無いでしょう。

手ブレ補正がないレンズなんて使ったことないけど大丈夫かな・・・

真っ暗な状況とかでなければ大丈夫です。むしろしっかり構える意識がついて技術が上達すると思いますよ
EF-M22mm F2 STMのおすすめの撮り方



このEF-M22mm F2 STMはとにかくこの小型軽量を生かして、お散歩スナップで何でも撮るのがおすすめです。
なにせカメラ本体とレンズを合わせても500mlのペットボトルぐらいの重さしかありませんので、なるべくいろんな場所に持ち出しましょう。
さらに最小F値がF2なので、標準レンズでは難しかったボケのある写真に挑戦するのも面白いでしょう。

22mmは標準域なのでそのままでは思ったよりボケないので、ボカしたいならなるべく対象に近づいて撮るのがコツですよ
おすすめ② 単焦点レンズ シグマ 30mm F1.4 DC DN


続いては明るい単焦点レンズを紹介します。なだらかなボケが魅力ですよ
*このレンズは同じ名前で「ソニー用」や「ニコン用」があります
マウントが「キヤノンEF-Mマウント用」になっているか必ずチェックしてください
- 焦点距離:30mm(フルサイズ換算48mm)
- 最小F値:F1.4
- 最短撮影距離:0.03m
- 最大撮影倍率:1:7
- 重量:270g
- 手ブレ補正:無し
次に紹介するのは、みんな大好き「明るい単焦点レンズ☆」です。


このシグマ 30mm F1.4 DC DNは最小F値がF1.4と高級レンズ並みの明るさを持ちながら、初心者でも(割と)買いやすい価格に抑えられたレンズです。
F1.4を生かして大きなボケを作るのもいいですし、夜の街スナップを楽しむのもいいでしょう。このレンズは使い方次第でいろいろな写真が撮れるのでおすすめです。



F値1.4のボケ感は別世界です。1本持っておくと色々遊べて楽しいレンズですよ
このレンズの注意点も、上のパンケーキ単焦点同様「手ブレ補正が内蔵されていない」という所です。
ですが、これも同じことですが、しっかりと構えて撮るという意識を持つなら、よっぽどいい加減な撮り方をしなければ手ブレを量産するということは無いはずです。
むしろ初心者の内からこのような単焦点レンズでしっかり撮る練習をしておくなら基礎がしっかり身に着くので、将来フルサイズなどの重量級のレンズでもスムーズに扱えるようになると思います。

友達が単焦点レンズで撮ると上手くなるって言ってたけど本当?

昔からよく言われる事ですが、自分もそう思います。安易にズームで構図を変えられないぶん考えて撮るようになるのでそう言われているようです。
シグマ 30mm F1.4 DC DNのおすすめの撮り方



このシグマ 30mm F1.4 DC DNで撮りたいのは、やっぱりF1.4の明るさを持ったレンズならではの「ボケ」の大きな写真です。被写体になるべく近づいてボケを大きくして撮りましょう。
さらに手ブレ補正が内蔵されていないとはいえ、F1.4にするならよっぽど真っ暗な状況でなければ夜スナップなどにも挑戦できるはずです。
さらにそこそこ寄れるのでテーブルフォトもOKです。とにかく色々撮れるレンズなので手に入れたら「今月はこれ一本で撮る!」みたいな使い方をするのも楽しいですよ。

一度使ったら手放せなくなる、そんなレンズですね
おすすめ③ マクロレンズ EF-M28mm F3.5 Macro IS STM


明るい単焦点の次は「マクロレンズ」です。肉眼では見えない世界を写します
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- 焦点距離:28mm(フルサイズ換算mm)
- 最小F値:F3.5
- 最短撮影距離:0.093m
- 最大撮影倍率:1.2倍
- 重量:220g
- 手ブレ補正:あり
EOS Kiss M2におすすめのレンズ3本目は「マクロレンズ」です。
普通レンズはある程度近寄るとピントが合わなくなるので、アップで撮りたいと思っても限界があります。
しかしこのマクロレンズは「超ドアップ」に特化したレンズで、レンズの先端が当たってしまうんじゃないかと思うぐらい被写体によって大きく撮れるので、肉眼では見えない独特の世界観を写し取ることが可能です。





普通のレンズとマクロレンズってどう違うんだろ?

厳密な定義は置いておいて、とにかく目の前のものをめちゃくちゃ大きく写せるレンズ、というイメージでOKです
このレンズは珍しいことに、レンズ先端にLED照明が内蔵されていて、簡単なライティングをしながら撮ることができます。
ただ、実際にこれを使ってみると案外難しく、「いかにもライトを当ててます」のような感じになってしまいがちなので、あまりこれに期待しすぎない方が良いかもしれません。

このレンズの注意点としては、「ドアップで撮れる以外の性能は平凡」という所でしょうか。
単焦点レンズではありますが、最小F値はF3.5と特に明るい訳ではありませんし、このレンズの特徴である内蔵LEDライトも、そう遠くまで照らせるわけでもありません。
良くも悪くも「超ドアップ」に特化したレンズなので、マクロレンズ独特の撮り方に興味がなければ、あまり使い道がないレンズになってしまうでしょう。

マクロは独特の世界観があるので一度ハマるとかなり深いですよ
EF-M28mm F3.5 Macro IS STMのおすすめの撮り方



このEF-M28mm F3.5 Macro IS STMのおすすめの撮り方は、言うまでもないですがなるべく被写体に近づいて大きくとるマクロ撮影です。
マクロ撮影はブレやすいので、花などの場合は風が吹いていないタイミングでシャッターを切りましょう。さらに撮れたと思っても微妙にブレていることもあるので沢山撮っておきましょう。
意外なものがマクロで撮ると美しかったりするので、このレンズを手に入れたらとりあえず身近なものを片っ端から撮っていくのがおすすめです☆

このレンズなぜか先端にLED照明が付いているので、ライティングを工夫しながら色々遊べますよ
おすすめ④ 超広角レンズ キャノンEF-M11-22mm F4-5.6 IS STM


おすすめの最後は超広角レンズのEF-M11-22mm F4-5.6 IS STMです
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- 焦点距離:11-22mm(フルサイズ換算18-35mm)
- 最小F値:F4-F5.6
- 最短撮影距離:0.15m
- 最大撮影倍率:0.3倍
- 重量:220g
- 手ブレ補正:あり
EOS Kiss M2におすすめのレンズのラストは超広角レンズの「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」です。
付属する標準レンズも広角側15mmと結構広く撮れるのですが、このレンズはそれよりもさらに広い11mmスタートになっています。

超広角レンズというと普通は大きく、重いものを想像するものですが、このレンズはなんと標準レンズと同じ太さに収まっています。(重量はちょっと重いですが)


超広角レンズは普通の広角よりもさらに広く写るので遠近感が強調され、とても迫力があるダイナミックな写真を撮ることができます。
その分使いこなすにはちょっとしたコツが必要ですが、自然風景や建物などを撮るには欠かせないレンズなので、風景好きや旅行好きなら是非1本持っておくことをおすすめしたいレンズです。

風景や建物好き、旅行好きなら持っておいて損はないレンズです
このレンズ、というより超広角レンズ全般ですが、使う際の注意点としては、広く写る分色々なものが入ってくるので漫然と撮ると何を撮りたいのかわからない写真になりがち、という点です。
なので構図やアングルを工夫し、なるべく要素を少なくするような意識を持って撮るようにしましょう。

なんか何が撮りたいのかわからない写真ばかりになるなぁ・・・

超広角はそこが難しいところなんですよ。その分上手くハマれば迫力のある写真になります
EF-M11-22m F4-5.6 IS STMのおすすめの撮り方



EF-M11-22m F4-5.6 IS STMのおすすめの撮り方は、やはり建物や背の高いものを下からアオる撮り方です。
超広角はパースといって奥行がかなり誇張されるので、下から角度をつけて撮ると普通以上に迫力のある写真が撮れるでしょう。
さらに超広角レンズは意外と室内でも使えます。後ろに下がれない状況でも広く撮れるので、旅行などで歴史的建造物を見学する時に1本あればとても役立つと思います。

あまりたくさんの要素を入れすぎないように撮るのが超広角を使いこなすコツですよ
まとめ:レンズが変われば世界が変わる

いかがだったでしょうか?レンズを交換することで新たな撮影に挑めるのは一眼カメラの醍醐味です。
F1.4の明るい単焦点を使えばキットレンズにはない大きなボケや暗い所でもクリアな写真を撮れますし、超広角を使えばダイナミックで迫力のある写真を撮ることができます。
さらにマクロレンズで肉眼を超えた世界に足を踏み入れるのもいいでしょう。
いずれにしてもレンズはやみくもに増やすのではなく、自分が撮りたい写真が撮れるレンズを選ぶことが重要ですので、作例などをよく調べて自分の好みにマッチするかよく調べてから買うようにしましょう。
この記事が皆さんの参考になれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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