こんにちは!カメラ歴15年、レンズ総購入数50本のNEKO(ねこ)です!
この記事では僕が普段ソニーα6400で使っているレンズの中から、特にカメラ初心者の方がキットレンズの次に手に入れて欲しい交換レンズを作例付きで紹介しています。
単なる商品の紹介や実際に買っていない人が書いた「エアーレビュー」ではなく、あくまでも使用者としての感覚を伝えていきますので、是非参考にしていただければ幸いです。

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この記事でレビューしているレンズ(タップするとその部分にジャンプします)
- α6400のおすすめズームレンズ
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSS - α6400のおすすめ単焦点レンズ
ソニー E 50mm F1.8 OSS SEL50F18
シグマ 30mm F1.4 DC DN - α6400のおすすめマクロレンズ
ソニー E 30mm F3.5 Macro - α6400のおすすめ超広角レンズ
ソニー E 11 mm F1.8 - α6400のおすすめ望遠レンズ
ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS - 中級者におすすめの激安MFレンズ
七工匠 7Artisans 25mm F1.8

レビューで掲載している写真は全て自前のα6400と紹介しているレンズで撮ったものです
☆↓↓当サイトのα6400関連の他の記事↓↓☆



*当記事では比較的安価で、かつWズームキット付属のレンズには無い際立った性能を持つレンズのことを「神レンズ」としています。
作例付き!α6400で使いたいおすすめズームレンズ
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)


まずは超便利なワイドズームレンズを紹介します。これさえあれば広角から望遠までレンズ交換が不要ですよ!

☆☆各ショップの最新価格をチェックしよう☆☆
*このレンズは同じ名前で「フジフィルム用」や「ニコン用」があります
マウントが「ソニーEマウント用」になっているか必ずチェックしてください
- 焦点距離:18mm~300mm(フルサイズ換算27mm~450mm)
- 最小F値:F3.5~F6.3
- 最短撮影距離:0.15m~0.99mm
- 最大撮影倍率:1:2~1:4
- 重量:620g
- 手ブレ補正:あり
- フィルター径:67mm
<参照:タムロン商品ページ>




まず最初に紹介する僕のお気に入りレンズは、「TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)」です。
このレンズは通称「高倍率ズーム」や「便利ズーム」と呼ばれるレンズで、広角から望遠までレンズ交換せずに1本で対応できるのが最大の特徴。
もちろんそれなりの弱点もあるのですが、それでも便利であることは違いないので、旅行で荷物を減らしたい場合や、レンズ交換が苦手な人にもおすすめです☆

これ一本あればレンズ交換いらないってこと??

まぁ簡単に言えばそういうことです。でも弱点もあるので、向いていない人もいるかもしれません
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)のお気に入りポイント

僕がこのTAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)を気に入って使っている理由は、言うまでもないですが広角から望遠までレンズ交換なしで撮れてしまうその利便性です。
例えば旅行など、「そこまで沢山レンズを持っていけないけど、でも妥協はしたくない・・・」という時などは非常に助かっています。



すごい!本当に1本でなんでも撮れちゃいそう

なんせこれ1本で18mmから300mmですからね!「気合を入れて撮りたいけど、でも何本もレンズを持ち歩きたくない」という時の定番レンズです
もう一つ、このレンズをおすすめしたい理由が、「α6400のダブルズームキット付属の望遠レンズよりも望遠が効く」という点です。


上の画像はダブルズームキットの望遠レンズE55-210mmと、このタムロン18-300mmをそれぞれ最大望遠で撮り比べたものですが、明らかにタムロン18-300mmの方が望遠が効いているのがわかりますね。
ダブルズームキット付属望遠レンズの最大望遠は210mmとやや控えめなので、ちょっと物足りないと感じます。
なのでこのタムロン18-300mmを望遠レンズとして買うのもアリですね。

そっか!ダブルズームキットだと望遠が物足りないな~って人も、このレンズはアリなんだね

そうなんです。望遠レンズを買い増すつもりで買ってもいいですね
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)の欠点

僕がこのTAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)を使っていて感じる欠点は、便利なもののデカくて重い、という点ですね。
とにかくレンズ単体でも620gもあるので、カメラと合わせると大体1Kgぐらいになります。

1Kgかぁ~

また、当然のことながら大きさも300mmクラスの望遠レンズ並みかそれ以上のサイズ感で、気分的には望遠レンズを振り回している感覚に近いです。
僕も正直、ちょっとした散歩などにはこのレンズを付けて出ようとは思いません。
確かに便利なんですが、手軽さや持ち出しやすさを重視する方には正直この大きさと重さはつらいものがある気がします。

重量的にもサイズ的にも「気軽に持ち出す」という感じではないんですよね~
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)の作例とおすすめの撮り方




僕がこのTAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)でおすすめしたい撮り方は、とにかく何でも撮ってみる、という感じですね。
「風景を広角18mmで撮りながら、時々見つける面白い看板を望遠側で切り取る」、のような感じで、あまり難しく考えずに撮影に没頭しましょう。

重いことを除けば万能ズームなので、初心者からベテランまで色々な使い方でできるレンズですよ
ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSS


もう一本便利なワイドズームレンズを紹介しますね。先ほどのタムロンよりも望遠は劣りますが、かなりコンパクトですよ!

☆☆各ショップの最新価格をチェックしよう☆☆
- 焦点距離:18-135mm(フルサイズ換算27-202.5mm)
- 最小F値:F3.5-F5.6
- 最短撮影距離:0.45m
- 最大撮影倍率:0.29倍
- フィルター径:55mm
- 重量:約325g
- 手ブレ補正:有り
<参照:ソニー商品仕様ページ>
もう一本僕が使っているおすすめのズームレンズを紹介します。
それがこの「ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」ですが、実はこれはレンズキットにも採用されているレンズなので持っている人も多いかもしれません。




詳しくはこれから紹介しますが、このレンズは望遠側が135mmに抑えられている分タムロンの18-300mmよりも軽くてコンパクトです。
是非この2本を比較して、自分に合った方のレンズを選んでくださいね!

そこまで望遠を使わない場合はこっちの方が軽いのでおすすめです
ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSSのお気に入りポイント

僕のこのソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSSのお気に入りのポイントは、先ほどのTAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDに比べて圧倒的にコンパクトで軽量である、という点です。
実際に持ってみると重量は大体半分、サイズも感覚的には半分以下じゃないでしょうか。


これぐらいなら頑張れそう
「ダブルズームキットのレンズ交換が思ったより面倒だと感じるけど、1Kg越えのカメラはちょっとキツイ」という人で、そこまでの超望遠が不要な人におすすめです☆

撮った写真を見返してみて、210mm一杯まで使っていないことが多いなら、このE 18-135mm F3.5-5.6 OSSがぴったりです
ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの欠点

僕がα6400でこのソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSSを使っていて欠点だと感じる点はあまりありません。
ですが、強いて言うなら、「望遠135mmはやや物足りない」、と感じることがあるかな?ということです。



上の画像はこのレンズ&タムロン18-300mmとダブルズームキットの望遠レンズとの最大望遠の比較ですが、やはり135mmではそこまで大きく写せていません。
もちろん「それを言うならタムロン使えよ!」と怒られそうですけど・・・。
実際ダブルズームキットに付属する望遠レンズよりも焦点距離が短い(遠くのものを大きく写せない)、です。
なので、僕はいつもこのレンズを「標準レンズ+望遠レンズ」というよりは、「ほんのちょっとだけ望遠が伸びた標準レンズ」という感覚で使っています。

コンパクトで軽量な分、望遠側はバッサリ切り捨ててあるので、「標準+望遠」という考えだと物足りないと思いますよ
ソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの作例とおすすめの撮り方



このレンズのオススメの使い方もタムロンと同じく「なんでも撮ってみる」ですが、このソニー E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの方が軽量コンパクトな分お散歩向きだと僕は思います。
ちょっとした外出にこのレンズつけて気軽に持ち出し、何か面白いものがあれば撮るし、何もなければ撮らない。そんな感じです。
そういう意味でも僕の中での「α6400につけっぱなしレンズ」はタムロンではなくこっちですね。

α6400で撮影枚数が一番ではないですが、装着率が高いのはこのレンズです
作例付き!α6400で使いたいおすすめ単焦点レンズ
ソニー E 50mm F1.8 OSS SEL50F18


続いては明るい単焦点レンズを紹介します。気軽に買える価格が魅力ですよ

☆☆各ショップの最新価格をチェックしよう☆☆
- 焦点距離:50mm(フルサイズ換算75mm)
- 最小F値:F1.8
- 最短撮影距離:0.39m
- 最大撮影倍率:0.16倍
- 重量:202g
- 手ブレ補正:あり
- フィルター径:49mm
<参照:ソニー商品ページ>
続いて紹介するのは明るい単焦点レンズの「ソニー E 50mm F1.8 OSS SEL50F18」です。
このレンズは(レンズにしては)比較的安価な価格設定ですが、F値がF1.8と非常に明るく、かつ手振れ補正も内蔵されているので、初心者でも安心して使えますね。



このレンズは発売から10年以上経過しているので、鏡筒がツヤ有などやや古いデザインではありますが、性能面では問題ありません。
特にボケは、スマホのポートレートモードで生成されるボケとは明らかに違うなだらかで自然なボケを楽しむことができるので、ポートレートにおすすめです。
程度の良い中古でも2万円台で購入できる(2025年7月調べ)ので、α6400をダブルズームキットで買った人の最初の交換レンズにもオススメですよ☆

中古なら2万円台から手に入る、まさに神レンズですね!
ソニー E 50mm F1.8 OSS のお気に入りポイント

このソニー E 50mm F1.8 OSS の僕がお気に入りポイントは、とってもコンパクトで、さらにとにかく大きいボケを作れる、という点です。
一眼カメラの醍醐味の一つはやっぱりその大きなボケだと思いますが、このレンズは50mmでF1.8なので特に難しく考えなくても大きなボケを作ることができます。


お~やっぱり単焦点レンズはボケの大きさが全然違うね!

せっかく一眼カメラを買ったんだったら、やっぱりボケが大きな写真が撮りたいですよね~
さらにこの価格で手振れ補正が搭載されている、というのも気楽に使える大きなポイントです。
そのおかげで、例えばお子さんを撮るなど屋内ポートレートは得意分野ですし、さらに片手で夜スナップなど、比較的イージーな撮り方でもある程度は大丈夫なのが嬉しいですね。
とても小型で軽量なレンズなので、僕はいつも「メインレンズじゃないけどカメラバッグにとりあえず入れておく」的な使い方をしています。

つけっぱなしにはしないけど、あったら時々使う、そんなレンズです
ソニー E 50mm F1.8 OSS の欠点

僕がこのレンズを使っていて感じる欠点は、「50mmレンズはα6400で使うと思ったより望遠で使いどころが限られる」という点です。
例えばカフェなどでテーブル上の料理を撮ろうと思ったら、立ち上がるか相当のけ反らないとテーブル全体は入りませんし、屋内で人を撮る場合もかなりアップになります。
さらにこのレンズの最短撮影距離は0.39mと、あまり被写体に寄れるレンズでもないので、花などを撮っているときに近づきすぎでピントが合わない、ということが割と頻発してしまう、という点も要注意です。
もしこのレンズを検討しているなら、一度標準ズームの50mmを使って、撮れる範囲を自分で体感してからにすることをオススメします。

換算75mmは中望遠なので、そもそも万能に使えるレンズじゃないんですよ~
ソニー E 50mm F1.8 OSS の作例とおすすめの撮り方




僕がこのレンズを使ってよく撮るのは、作例を載せられなくて恐縮ですが、大きなボケを生かしたポートレートや人物撮影です。(ネコの写真でイメージしてください!)
他にも対象を絞ったスナップも得意で、絞りを開けて大きくボケさせても良し、絞り込んでも良しです。
繰り返しになりますが、フルサイズ換算で75mmの中望遠レンズなので、人を撮るなら胸から上のアップ、スナップなら被写体をなるべくシンプルに撮るように心がけましょう。

あまりたくさんのものを画面に詰め込み過ぎないのが、それっぽく見せるコツですよ
シグマ 30mm F1.4 DC DN


もう一本明るい単焦点レンズを紹介します。F1.4の大きなボケが魅力ですよ

*このレンズは同じ名前で「キャノン用」や「ニコン用」があります
マウントが「ソニーEマウント用」になっているか必ずチェックしてください
- 焦点距離:30mm(フルサイズ換算45mm)
- 最小F値:F1.4
- 最短撮影距離:0.3m
- 最大撮影倍率:1:7
- 重量:265g
- 手ブレ補正:無し
- フィルター径:52mm
<参照:シグマ商品ページ>
もう一本僕がよく使う明るい単焦点レンズを紹介します。
この「シグマ 30mm F1.4 DC DN」は最小F値がF1.4と高級レンズ並みの明るさを持ちながら、実売価格が大体4万円台と、非常に買いやすい価格(十分高いですけどね)のレンズです。



このシグマ30mm F1.4 DC DNはα6400で使うと焦点距離がフルサイズ換算で45mm相当となり、「ザ・王道」の標準レンズとしてとても使いやすい焦点距離となっています。
なので、大きなボケを生かしたポートレートやテーブルフォトから、絞り込んでスナップや風景まで幅広い撮影に使えるのが嬉しいですね。
標準域のレンズなのでつけっぱなしもOKで、「とにかく今日はこれ1本だけで撮る!」みたいな遊び方もできる、そして比較的安い、まさに初心者~中級者向けの神レンズです!

こっちは標準域のレンズなので、ソニーの50mmF1.8よりも使用頻度は高めですね。スナップでもポートレートでも使います
シグマ 30mm F1.4 DC DNのお気に入りポイント

僕のこのシグマ 30mm F1.4 DC DNのお気に入りポイントは、ズバリ「超使いやすい焦点距離」という点です。
ソニー E 50mm F1.8 OSS も大きなボケを楽しめますが、あちらはフルサイズ換算75mmの中望遠なので、使いどころがある程度限られてしまいます。
一方でこのシグマ 30mm F1.4 DC DNはフルサイズ換算45mmと常用可能な焦点距離でF1.4を使うことができるのが大きなポイント。
さらにこのレンズは最短撮影距離が0.3mmと、結構被写体に寄れるのでテーブルフォトにも使えて、僕にとってはまさに万能レンズです。
<<付属標準レンズとシグマ 30mm F1.4 DC DNのボケの大きさ比較>>



付属レンズと比べるとよくわかるね!こんなにボケの大きさがちがうんだ

F値1.4のボケ感は別世界です。1本持っておくと色々楽しめますよ
もちろんこのシグマ 30mm F1.4 DC DNはボケだけでなく、絞ってストリートスナップにも使えます。
フルサイズ換算で45mmという焦点距離は人の見た感じと非常に近く、ちょっとしたお散歩スナップなどにも非常に使いやすい、という点もこのレンズのオススメポイントですね。
これだけ使えるレンズがソニー純正でないとは言え4万円台で手に入るのですから、まさに神レンズだと思いませんか???。
α6400をしっかり使い込んでいきたい人に特にオススメ☆。
シグマ 30mm F1.4 DC DNの欠点

僕が思うこのシグマ 30mm F1.4 DC DNの欠点は、よく言われますが「手ブレ補正が内蔵されていない」という点です。
α6400にはボディ内に手ブレ補正が内蔵していないので、この単焦点レンズとの組み合わせでは手ブレ補正を効かすことができません。

手ブレ補正なしでも大丈夫かな・・・

よっぽど真っ暗とかでなければ大丈夫です。しっかり構える練習にもなって技術が上達すると思いますよ
ですが、このレンズはもともとF1.4と明るいレンズなので、「しっかりと構えて撮る」という基本の意識を持って撮れば手ブレを量産するということはほとんど無いはずです。
一般的に手振れを防ぐにはシャッタースピードを「1/焦点距離」以上にするのがセオリーなので、このレンズの場合はシャッタースピードを「1/50」以上(APS-Cは1.5倍なので)になるように設定して両手でしっかり構えて撮るようにして下さい。
もちろんAUTOやAモードでISOをオートにしておけばよっぽど暗くなければカメラが自動的に安全なシャッタースピードにしてくれるはずなので、設定が苦手でも過度の心配をする必要はないでしょう。

そうは言ってもしっかり構えて撮ることが必要なレンズです。片手で適当に撮るとブレブレになっちゃいますよ
シグマ 30mm F1.4 DC DNの作例とおすすめの撮り方



僕がこのレンズで撮るのは主にスナップですが、このシグマ 30mm F1.4 DC DNを手に入れたら、とにかくF1.4の明るさを生かして「大きなボケ」の写真を撮ってみるのがおすすめです。
Aモードで絞りをF1.4にセットし、なるべく被写体に近づいて撮りましょう。構図を工夫して背景に奥行きがあるようにして撮るのがボケを大きく見せるコツです。
他にも夜のスナップやテーブルフォトなど、とにかく色々撮れるレンズなので、手に入れたら「今月はこのレンズしか使わない!」のような単焦点縛りで遊ぶのも楽しいですよ☆。

昔から単焦点レンズを使うと写真が上手くなると言われています

そうなんだ!遊びながら上達するなんて最高だね
作例付き!α6400で使いたいおすすめマクロレンズ
ソニー E 30mm F3.5 Macro


続いてはマクロレンズを紹介します。肉眼では見えない世界を写します

☆☆各ショップの最新価格をチェックしよう☆☆
- 焦点距離:30mm(フルサイズ換算45mm)
- 最小F値:F3.5
- 最短撮影距離:0.095m
- 最大撮影倍率:1倍
- フィルター径:49mm
- 重量:約138g
- 手ブレ補正:なし
<参照:ソニー商品仕様ページ>
次に紹介する僕がα6400で使っていて是非おすすめしたいレンズはマクロレンズの「ソニー E 30mm F3.5 Macro SEL30M35」です。
マクロレンズとは目の前のものを「超ドアップ」で撮ることができるレンズのことで、肉眼では識別できないような小さなものも大きく写し、独特の世界観を出すことができるレンズです。


レンズキットに最初から付属する標準レンズはある程度被写体に近づくとピントが合わなくなるので、大きく撮りたいと思っても限界があります。
しかしこの「ソニー E 30mm F3.5 Macro」は「等倍マクロ」といって被写体をアップに写すことに特化したレンズで、付属の標準レンズとは比べ物にならないぐらいのマクロ性能を持っています。

マクロレンズって何?

簡単に言えば、普通のレンズじゃ撮れないぐらいのドアップで撮れるレンズ、ということですよ
<<付属標準レンズとソニー E 30mm F3.5 Macroのマクロ性能比較>>





すご!マクロレンズってこんなに近づいて大きく撮れるんだ!
レンズキットに付属する標準レンズと比較すると一目瞭然ですね。
季節の花を撮るのを趣味にしている人にとっては絶対神レンズですよ☆

マクロレンズは色々使い道がありますが、特に花撮りさんには絶対おすすめです!
ソニーE 30mm F3.5 Macroのお気に入りポイント

僕がこのレンズをお勧めしたいポイントはその価格で、新品でも実売価格は3万円以下と交換レンズにしてはかなり安い値段で手に入れられる、という点です。
しかも、ただ安いだけでなく、撮影倍率は「1倍」つまり等倍マクロとかなり本格的な性能。
この価格でここまでの性能のレンズが手に入るのはソニーEマウント以外のユーザーにとっては非常に羨ましいことなんですよ!!

「マクロ」って名前が付いたレンズは結構あるみたいだけど、どう違うの?

マクロレンズにも性能が色々あるんです。このE 30mm F3.5 Macroは「等倍マクロ」と言って、マクロレンズのなかでも最大級に大きく写せるレンズなんですよ
尚、このE 30mm F3.5 Macroは「2011年発売」と結構年数が経っていますので、個人的にはいつモデルチェンジや廃盤になってもおかしくないと思います。
しかも次に出るモデルはきっとこんな値段じゃ買えないでしょう。(15年前とは為替も物価も違いますからね)
もしこのレンズが気になっているなら、この値段で買えるうちに手に入れちゃいましょう!
ソニー E 30mm F3.5 Macro の欠点

僕が感じるこのレンズの欠点は、良くも悪くも「超ドアップで撮れる」だけのレンズだということです。
単焦点レンズでありながら最小F値は3.5と、付属レンズとあまり変わりませんし、手ブレ補正もありません。
もちろん、この価格でメーカー純正の等倍マクロレンズが手に入るのは、驚異的なバーゲンプライスだと思います。
ただそうは言っても、マクロレンズ独特の写りにそこまで興味が無いならば、せっかく手に入れてもあまり使わなくなってしまうかもしれません。

飽きたら終わりってことだね・・・

マクロ撮影に興味があるかないかで重要度が変わるレンズですね
ソニーE 30mm F3.5 Macroの作例とおすすめの撮り方



僕がこのソニーE 30mm F3.5 Macroでよく撮るのは、もう言うまでもないかもしれませんが被写体を大きく写すマクロ撮影です。
実はマクロ撮影は非常にブレやすいので、なるべく風の無い日を選びましょう。さらに画面ではわからない微妙なブレがあることもあるので、たくさん撮っておくようにしましょう。
マクロで撮ってみると意外なものが面白く写ったりするので、このレンズを手に入れたらとりあえず色々なのをマクロで撮って遊んでみるのがおすすめです。

SNSなどでは花や水滴などのアップ写真をよく見ますね。できそうなものから挑戦してみましょう
作例付き!α6400で使いたいおすすめ超広角レンズ
ソニー E 11 mm F1.8


僕が普段α6400で使っている超広角レンズはソニー E 11 mm F1.8です。スナップ好きの人には是非使いこなしてほしいレンズですね

☆☆各ショップの最新価格をチェックしよう☆☆
- 焦点距離:11mm(フルサイズ換算16.5mm)
- 最小F値:F1.8
- 最短撮影距離:0.15m
- 最大撮影倍率:0.13倍
- フィルター径:55mm
- 重量:約181g
- 手ブレ補正:なし
<参照:ソニー商品仕様ページ>
僕がα6400で使っている超広角レンズがこの「ソニー E 11mm F1.8」という単焦点レンズです。




このレンズの最大の特徴は、焦点距離11mm(35mm換算で16.5mm)の超広角レンズなので、レンズキット付属のレンズよりもかなり広く撮れるという点です。
実際に試してみるとその差は歴然です。ちょっと比べてみましょう。
<<付属標準レンズとソニー E 11mm F1.8 の広角比較>>



下の方がほんのちょっと広く写っている・・・のかな?

そうですね、わずかな差に見えるかもしれませんが、この差が絶大な効果を生むんです
この広角性能は主に風景写真を撮るときに効果を発揮します。
さらに街歩き動画や自撮り動画、さらにVLog撮影でも超広角レンズがあれば重宝するでしょう。
重量もレンズ単体で約180gとキットレンズ並みに軽量でカメラバッグに入れても邪魔になりにくいので、初めての超広角レンズにおすすめです!

風景写真の他に、自撮り動画やVlog撮影をしたい場合は特におすすめのレンズですよ
ソニー E 11 mm F1.8 のお気に入りポイント

僕がこのレンズのお気に入りポイントは、繰り返しになりますが何と言っても軽い!という点です。
このソニー E 11 mm F1.8 は手振れ補正や光学ズームが無い分、レンズ単体重量は約180gと標準レンズ並みの軽さを実現しています。
僕は以前「ソニー E 10-18mm F4 OSS」という超広角のズームレンズを使っていたのですが、大きくて重いためどうしても出動頻度が低めでしたが、このE 11mm F1.8に変えてからはかなり気軽に持ち出せるようになりました。
超広角レンズの描写に興味がある人の最初の超広角レンズに是非オススメです!

自撮りって片手だし、軽いのってメッチャ助かる
ソニー E 11 mm F1.8 の欠点

僕が思うこのソニー E 11 mm F1.8の欠点は、これも「手振れ補正がない」という点です。
そうは言っても11mmなので(広角は望遠に比べてブレにくい)、昼間の屋外ではまずブレることはありませんが、やっぱり屋内で撮る場合は手振れに気を使います。
屋内で片手でイージーにスナップすると結構ブレることが多いので、特に夜などは丁寧に撮ることを心がけましょう。

超広角レンズなのであんまり手振れの心配はいりませんが、それでも暗い状況では丁寧な撮影が必要なレンズです
ソニー E 11 mm F1.8 の作例とおすすめの撮り方



ソニーE 10 F1.8 のおすすめの撮り方は、超広角レンズの定番である下から見上げるようにして撮る撮り方です。
超広角は奥行や遠近感がかなり強く出るので、下から角度をつけて撮ると普通以上に迫力のある写真が撮れるでしょう。
さらに、手振れ補正はありませんが、F1.8とかなり明るいレンズなので、真っ暗でなければ夜間や屋内でも役立つレンズです。

なるべくシンプルに撮るのが超広角を使いこなすコツですよ
作例付き!α6400で使いたいおすすめ望遠レンズ
ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS SEL70350G


次のおすすめは超望遠レンズのソニーE 70-350mm F4.5-6.3 G OSS です。かなりのお値段がしますので長く使う人におすすめです

☆☆各ショップの最新価格をチェックしよう☆☆
- 焦点距離:70-350mm(フルサイズ換算105-525mm)
- 最小F値:F4.5-F6.3
- 最短撮影距離:1.1m~1.5m
- 最大撮影倍率:0.23倍
- 重量:625g
- 手ブレ補正:あり
<参照:ソニー商品ページ>
お子さんの運動会や部活動の試合など、ダブルズームキットの望遠レンズでは物足りない!もっと大きく撮りたい!と感じる人にオススメしたいのがこの「ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSS (SEL70350G)」です。



このレンズは望遠側が350mmですが、これは一般的なフルサイズレンズに換算すると525mmという超望遠レンズに相当します。
500mmクラスの超望遠レンズが気軽(では全然ないですが)に買えてしまうのがAPS-Cサイズカメラの強みなので、望遠性能を重視するなら是非検討してみるのをオススメします。

このレンズちょっと高くない??

まぁもう一台カメラが買えちゃいそうな値段ですからね。10年使うつもりで手に入れましょう
ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSのお気に入りポイント

僕がこのレンズを買った理由は、それはもう超望遠撮影がしたかったからです。
このレンズをAPS-Cセンサー搭載のα6400で使えば、フルサイズ換算でなんと約525mm相当のレンズとなり、その距離感はダブルズームキットの望遠レンズとはかなり異なります。
<<付属望遠レンズとソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSの望遠比較>>



ダブルズームキットについていた望遠レンズよりも、もっと大きく撮れるんだね!
上の画像はダブルズームキットに付属の望遠レンズとの比較ですが、このソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSを使えば遠くのものもさらにもう一段大きく撮ることができます。
しかもこのソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSは「Gレンズ」と呼ばれる高性能グレードのレンズなので、超望遠でも解像感は悪くありません。
値段が少々お高いですが、スポーツ撮影や動物園、はたまたレースなど超望遠撮影に興味があるなら、「カメラ本体よりも長く使うつもりで手に入れる」のが良いでしょう。

値段は少々高めですが、長く使うつもりで手に入れるのがおすすめです
ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSの欠点

僕が使っていて感じたこのソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSの欠点は、もう仕方がないですが、重量がボディ込みで1kgオーバーとちょっと重めなところです。

なんとなくカバンに入れておいて、気になるものがあればパッと取り出して撮る、というような手軽な撮り方は難しく、どうしても「今日はガッツリ撮ります!」という日にわざわざ持って出るというような使い方になってしまいます。
本格的な分お値段も高いので、果たしてこれだけの金額を出してまで使うのか悩まされる、というのがこのレンズの最大の欠点なのかもしれません。
僕もタムロン18-300mmを手に入れてからはこのレンズの使用頻度はかなり低くなってしまいました・・・。(50mmの差ならワイドに撮れるタムロンの方が・・・)

500mmクラスの超望遠レンズとして考えれば、まだお手頃価格なんですけどね~

大きくて重くてお値段も高い・・・でも本格的ってそういうことだよね・・・
ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSの作例とおすすめの撮り方




すごいね!手が届きそう

超望遠撮影は一眼カメラの醍醐味の一つです。大きく撮れると普通に楽しいですね
ソニー E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSのおすすめの撮り方は、やはり動物園やお子さんの運動会など、ちょっと遠くから撮らないといけないものを超望遠を生かして大きく撮る、というものです。
フルサイズ換算500mmオーバーのこのレンズを使えば、動物園の猛獣や小動物もまるで目の前にいるかのような大きさで撮ることができます。
最近はスマホカメラでもきれいな写真が撮れますが、こんな感じの望遠での撮影はまだまだ一眼カメラじゃないと撮れないので、ある意味で超望遠撮影は一眼ならではの楽しみ方と言えるのかもしれません。

望遠はまだまだスマホとは差があります
作例付き!中級者に使って欲しいおすすめ激安MFレンズ
七工匠 7Artisans 25mm F1.8


最後に紹介するのは「マニュアル」つまり絞りもピントも自分で操作するレンズです。初心者向けとは到底言えませんがカッコイイので紹介しますね
*このレンズは同じ名前で「キャノン用」や「ニコン用」があります
マウントが「ソニーEマウント用」になっているか必ずチェックしてください
☆☆各ショップの最新価格をチェックしよう☆☆
- 焦点距離:25mm(フルサイズ換算37.5mm)
- 最小F値:F1.8
- 最短撮影距離:0.18m
- 最大撮影倍率:-
- 重量:約150g
- 手ブレ補正:なし
α6400におすすめのレンズのラストは、「7artisans 25mm F1.8」という無接点のマニュアルレンズです。

このレンズは電子接点がなくカメラと通信しないため、絞りやピントなど全て自分で操作しながら撮らないといけません。
なので、「カメラを始めてまだ〇○日目」といった感じの本当の初心者の方には正直おすすめではありませんが、ある程度経験を積んだ腕に覚えのある人には是非試して欲しいレンズです。


七工匠 7artisans 25mm F1.8のお気に入りポイント

僕がこのレンズを気に入っているポイントは、ズバリ「見た目」です!
α6400は軍艦部(天板)が平なレンジファインダースタイルのカメラなので、こんな感じのレトロな雰囲気のマニュアルレンズとの見た目の相性は抜群ですね。
しかも、ただ見た目がカッコイイだけでなく、解放F値がF1.8と明るい割に、非常に買いやすい値段なのも魅力です。
明るい単焦点レンズが欲しいけど、値段が厳しい・・・という人で「マニュアルでも大丈夫!」という人には是非おすすめです。
七工匠 7artisans 25mm F1.8の欠点

このレンズの欠点は、繰り返しになりますが「AF(オートフォーカス、自動ピント合わせ)がないマニュアルレンズである」というところです。
なので絞りとピント合わせや絞り値の設定はカメラ本体の操作ではなく、レンズ側のリングを回して行う必要があります。
さらに、電子接点がないのでレンズ情報が記録されませんし、コーティングが弱いので逆光だと盛大にフレア・ゴーストが発生します。当然手ブレ補正なんてありません。
この辺りは「値段なり」である、ということを理解して使う必要があるでしょう。
7artisans 25mm F1.8の作例とおすすめの撮り方




僕が7artisans 25mm F1.8を使って撮るのは、ズバリ「モノクロスナップ」です
このレンズの弱点の一つであるフレアやゴーストも、モノクロスナップではノスタルジックな味となってとても良いアクセントになります。
撮る時はピントの正確さにはあまりこだわらずに、大昔のフィルムカメラを使う気持ちで「大体あっていればOK」と考えましょう。
さらにあまりじっくり構えて撮るのもスナップの流儀に反します。慣れるまでは仕方ないですが、慣れれば立ち止まって構えてから2~3秒で撮って、すぐに立ち去りましょう。確認は家に帰ってからです。
α6400で無接点マニュアルレンズを使う場合に必要な設定

α6400で無接点マニュアルレンズを使うには上記のように「レンズなしレリーズ」を「許可」にする必要があります。
接点がないレンズの場合、カメラ側から見ればレンズが着いているのかいないのかの区別がつかないため、この設定をしておかないとシャッターが押せないので注意が必要です。


さらにこれは必須ではありませんが、この「ピーキング」を「入」にしておくと、ピントが合っている所が赤く強調表示されます。
これがあればピント合わせがずいぶんと楽になるので、おすすめです。


ピント合わせは自分でする必要がありますが、「ピーキング」機能を使えば、初めてでも、さらに少々目が悪くてもピント合わせがかなり簡単になります。
「ピーキング」を「入」にしていると、ピントが合っている所が赤く(色は設定で変えられます)光ってくれるので、ピントリングを回してこの赤色の場所をピントを合わせたい場所に動かすだけです。
自分でピントを合わせるというとちょっと難しく思うかもしれませんが、実際はこんな感じのサポート機能があるので、そこまで心配はいらないかもしれません。
まとめ:使って楽しいレンズを買おう

いかがだったでしょうか?α6400は見た目もカッコイイ、さらに性能も優れているという非常によくできたカメラですが、レンズを変えることによってその世界をさらに広げることができます。
もちろん、レンズであればなんでもいいという訳でなく、自分の好みに合わなければ結局使う事がなくなり無駄になってしまうかもしれません。
レンズを選ぶときは、そのレンズを使えば「自分が撮りたい画」が撮れるのかどうかを良く見極めることが重要で、そのためにもたくさんの作例などを見て、「どんなレンズがあって、どんな画が撮れるのか」の知識を増やしてゆくようにしましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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