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EOS Kiss M2に単焦点レンズEF-M 22mm F2 STMを付けて撮ってみた!【レビュー】

eoskissmとef-m22mmf2stmの画像 レンズ

新しいレンズが欲しいんだけど、どれを選んだらいいのか迷うなぁ・・・

初めての交換レンズなら手軽な単焦点レンズがおすすめです!

こんにちは!カメラ歴15年、レンズ総購入数45本のNEKO(ねこ)です!

レンズって安くない買い物ですし、種類もたくさんあるので迷っちゃいますよね?

そんな中でEOS Kiss M2やEOS Kiss Mのユーザーが最初に買い増しを考えるレンズはおそらくこの「EF-M22mm F2 STM」ではないかと思います。

実はこのレンズ、焦点距離だけを見れば22ミリと、標準レンズの範囲にガッツリ重なるレンズなのですが、果たして付属レンズとどこが違うのでしょうか?

この記事では「EF-M22mm F2 STM」を実際にEOS Kiss M2/Mで使用してみて、写りや使用感、感想などをレビューしてみたいと思います。

記事の後半には作例も載せているので、良かったら見て行って下さいね!

NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

・ウェブライター
・カメラ歴15年
・総購入カメラ25台
・総購入レンズ45本
・元量販店カメラ担当
・カメラサークル代表
・好きな写真家は森山大道

「カメラを買った人」から「写真が趣味の人」へをモットーに、初心者に寄り添ったわかりやすい解説記事を目指します!

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結論:EOS Kiss M/M2ユーザーが最初に買う単焦点レンズとしてEF-M22mm F2 STMはベスト!

eoskissmと単焦点レンズef-m22mmf2stm画像
EOS Kiss M2が快速スナップ機に早変わり

この単焦点レンズEF-M22mm F2 STMを付ければEOS Kiss M2やEOS Kiss Mがあっという間に軽快スナップ機に早変わりします。

ズームができない単焦点レンズではありますが、その分余計なことを考えずに撮影に集中できる、そんな感覚です。

価格的にも手に入れやすいので、EOS Kiss M/M2の最初の交換用レンズとして強くオススメです!

EOS Kiss M/M2ユーザーなら持っておいて損はないレンズですよ

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そもそも単焦点レンズって何?

単焦点レンズef-m22mmf2stm画像
単焦点レンズは一般的に「小さい」「軽い」「明るい」「画質が良い」とされる

よく聞くけどそもそも単焦点レンズって何?

単焦点レンズとはズームはできないけど、その分高性能なレンズのことです

ではそもそも「単焦点レンズ」とはいったい何でしょうか?簡単に言うと「ズームができないレンズ」のことです。

EOS Kiss M2に付属している標準レンズや望遠レンズには「ズームリング」がついていて、これを回すと見えているものが大きくなったり小さくなったりしますよね?

「単焦点レンズ」にはこのズームが無く、あらかじめ決められた大きさでしか被写体を見ることができません。

そこだけ聞くと悪いように感じるかもしれませんが、単焦点レンズはズームを省略した分小型なものが多く、何よりも高画質であったり、最小F値が小さく暗所に強いものがほとんどです。

単焦点レンズは最初は不便に感じるかもしれませんが、慣れるととても直感的で楽しいレンズですよ!

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単焦点レンズを使うと写真が上手くなるって本当!?

昔のカメラの画像
ベテランカメラマンは単焦点レンズを使いこなす

よく「単焦点レンズを使うと写真が上手くなる」とか「単焦点レンズは写真の勉強に欠かせない」とか言うけど、本当?

これは本当です。単焦点レンズを使っていると、カメラを構える前から撮れるイメージがしっかり掴めるようになりますよ

「単焦点レンズを使うと写真が上手くなる」という話を聞いたことがありませんか?

いろいろな意見があると思いますが、自分自身の経験としては、確かに単焦点レンズをそれなりの期間にわたって使うと「感覚が研ぎ澄まされる」という作用があると思います。

これはどういうことかというと、カメラを始めたばかりの人がズームレンズ(キットについているレンズ)で撮る場合、次のような動作になるのではないでしょうか。

<カメラを始めたばかりの人の撮り方>
見つける → 構える → ズームを動かして構図を探す → 撮る

言葉にすると当たり前のような気がしますが、要はカメラを覗きながらどんな写真が撮れるのかをその都度確認して撮っている、というイメージです。

始めのうちは一枚撮るのにあれこれと悩む時間が多いですよね

そうなんだよね、いいなって思ってカメラを構えてみたら何かちがうな~ってなって結局撮らないってことも多い気がする・・・

それが単焦点レンズを使うと、ズームできないのでそのうち体が撮れる範囲を覚えてゆき、最終的にはこんなイメージで撮るようになります(あくまでも個人の感覚ですが)

<上手い人の撮り方>
見つける → 構える前に大体の構図やイメージを決める → 構える → 撮る

つまりカメラを覗かなくてもどんな写真が撮れるのかわかるようになります。これこそが「写真家の目」と言われていて、単焦点レンズはそのような写真家の目を養うのにちょうど良いとされているのです。

もちろんズームできない分構図を自分の足で動いて決める必要があるので、最初は不便に感じるかもしれませんが、慣れればこれが結構楽しく感じるようになります。

よく行く所でも単焦点レンズ一つだけで行けば、全く違った景色になって楽しいですよ!

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EF-M22mm F2 STM ってどんなレンズ?

単焦点レンズ EF-M22mm F2 STMの仕様

単焦点レンズef-m22mmf2stm画像
EF-M22mm F2 STM

EF-M22mm F2 STMのスペック>
焦点距離:22mm
F値:F2
重量:105g
フィルター径:43mm
最大撮影倍率:0.21倍
最短撮影距離:0.15m
絞り:7枚絞り
定価:33,000円(税込み)
実勢価格:約25,000円前後(執筆時点)

単焦点レンズEF-M22mm F2 STMと付属レンズとは何が違う?

標準ズームレンズと単焦点レンズef-m22mmf2stm画像

単焦点レンズEF-M22mm F2 STMとEOS Kiss M2やEOS Kiss Mに付属のキットレンズの一番の違いはズームができない点を除くと「サイズとF値」です。

最初からついているレンズとどれくらい違うの?

EF-M22mm F2 STMは標準レンズと比べて、薄さは半分で明るさは約4倍です。この「明るい」ことのメリットはたくさんあるんです

「F値」や「明るさ」は露出の理論をある程度勉強しないと難しいと思うのですが、最初のうちは「暗い所でもたくさん光を拾えるので画質が上がる」という風に理解できればOKです。

但し、手ぶれ補正は非搭載なので、極端に暗い場面などでは手ぶれしやすくなるので注意しましょう

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単焦点レンズ「EF-M22mm F2 STM」の特徴

軽量かつコンパクトなので撮りやすい

単焦点レンズef-m22mmf2stmの重量を計っている画像
重量はわずか100グラム
単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmを横から見た画像
サイズもレンズの先端がグリップからわずかに出る程度に小さい

このレンズは通称「パンケーキレンズ」とも呼ばれる薄型のレンズです。

軽さで言えば標準レンズと体感上はそんなに変わりませんが、EOS Kiss Mに取り付けた場合の前面のレンズの飛び出しがかなり抑えられるデザインとなっています。(標準レンズは沈胴式なので撮影ポジションではレンズはさらに伸びる)

なので、スナップ用でかばんに放り込んでおくにはちょうどよいサイズです。

このレンズは伸び縮みしないんだね

はい、さらにとっても軽いので方手だけでサクサク撮れますよ!

F値が小さい(明るい)のでシャッタースピードを上げられる

単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmで絞りF2を選択している画像
F値は最大F2まで選択できる。これは標準レンズの4倍明るいということ

繰り返しになりますが、単焦点レンズの最大の魅力がこの「明るさ(F値を小さくできる)」といえるでしょう。

このEF-M22mm F2 STMはEOS KissMやEOS KissM2に付属の標準レンズと比較してF値は約半分、つまり約4倍の明るさのレンズということになります。

F値ってよく聞きますけど、小さい方がいいものなの?

はい、一般的にF値が小さいレンズ=明るいレンズ=良いレンズとされています

ちょっと難しい話になりますが、この単焦点レンズEF-M22mm F2 STMの最小F値は2で、標準レンズで同じ22ミリ部分のF値4と比較すると、明るさは4倍ということになります(2倍ではありません)。

これは標準レンズでシャッタースピードが1/15しか出ない状況でもこのレンズなら1/60でシャッターが切れるということを意味します。

その分ISO感度を低く設定できるので高感度ノイズを抑えることができる、というメリットもありますね。

わかんない

始めのうちはここを無理に理解しようとしなくても大丈夫です。単焦点レンズはズームレンズよりも画質が良くなることがある、ぐらいで大丈夫ですよ

なだらかにボケて綺麗に撮れる

単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmで撮った作例1
明るい単焦点レンズはボケも綺麗で作りやすい

単焦点レンズって良くボケるんだよね!

ボケの量はレンズの明るさだけで決まる訳ではないので一概には言えませんが、一般的には単焦点レンズは綺麗なボケを作りやすいものが多いですね

多くの人が単焦点レンズに魅力を感じる最大のポイントがこの「ボケ味」だと思います。

上の「明るい」にも関連するのですが、カメラのレンズというのはF値が小さいほど(明るいほど)ボケは大きくなります。

このEF-M22mm F2 STMは焦点距離が22mmと広角寄りなので、いくらF値がF2でもそこまで大きくボケる性格のレンズではありませんが、シンプルな単焦点レンズらしくなだらかで自然なボケ味を楽しめます。

このEF-M22mm F2 STMは極端にボケやすいというレンズではありませんが、なだらかで自然なボケ味がある使いやすいレンズですよ

寄れる

単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmで被写体まで10センチまで寄っている画像
EF-M22mm F2 STMは被写体まで10センチぐらいまで寄れる

被写体に近づきすぎるとピントのマークが赤になってピントが合わなくなりますよね?実はどれくらい被写体に近づけるかはレンズによって変わります

EF-M22mm F2 STMはレンズ先から10cmちょっとまで被写体に寄ることができます

どこまで近づいて撮れるかってレンズによって変わるんだね、知らなかった!

このEF-M22mm F2 STMは被写体からレンズ先端までの距離が大体10センチぐらいまで近づくことができるので(ワーキングディスタンスといいます)、テーブルフォトにもとても使いやすく感じます。

例えばカフェなどで撮るときも「立ち上がらないとピントが合わない!」ということが無いので、日常のスナップにはとても使いやすいですよ。

毎日の記録用にもピッタリのレンズです

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EOS Kiss M/M2と単焦点レンズEF-M22mm F2 STMの相性は?

単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmの重量を計っている画像
レンズやバッテリー込みで500gを切る軽さ

実際に着けてみると良く分かりますが、本当に軽くてコンパクトで、もともと小型軽量のEOS Kiss Mの強みを最大限に発揮してくれるレンズです。

実際に持ってみると本当に軽いね!

軽いだけでなく、いちいち伸び縮みさせないで撮れるのでシャッターチャンスにも強いですよ

EOS Kiss M/M2付属の標準レンズは沈胴式で、撮影時に全長が伸びるという所が少し面倒に感じることがあります。

ですが、この単焦点レンズEF-M22mm F2 STMはいつでもこの長さでかばんの収まりも良く、取り出してすぐに撮影できるのがとても気に入っています。

もともと小型軽量でスナップシューティング向きのEOS Kiss Mとの相性は抜群に良いと思います。

単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmを上から見た画像
付属の標準レンズと違ってレンズの繰り出しが必要ない、電源を入れてすぐ撮れるのが魅力
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単焦点レンズEF-M22mm F2 STM 作例

単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmで撮った作例2
単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmで撮った作例3
単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmで撮った作例4
単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissmで撮った作例5
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まとめ:EOS Kiss M/M2に単焦点レンズEF-M22mm F2 STMを付けて散歩に出かけよう!

単焦点レンズef-m22mmf2stmを装着したeoskissm画像

単焦点レンズEF-M22mm F2 STMの楽しさを少しでもお伝えできたでしょうか?

自分の撮影意図に応じてレンズを交換するのはミラーレス一眼の醍醐味の一つなので、EOS Kiss M/M2ユーザーの方は是非このEF-M22mm F2 STMを手に入れて、カメラライフをより楽しんで欲しいと思います。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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