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EOS Kiss MとM2 のバッテリー持ちはどれくらい?実際に撮って確かめてみた!

eoskissm eoskissm2とバッテリーの画像 ミラーレス一眼

EOS Kiss M2を買おうと思っているんですけど、バッテリーの持ちが心配なんだよね・・・実際はどれくらいの枚数撮れるのかな??

ミラーレス一眼はバッテリーの持ちが悪いと言われていますからね。EOS Kiss MもM2の両方で実際に撮れる枚数を数えてみましょう!

こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数25台のNEKO(ねこ)です!

ミラーレスが一眼レフに比べて弱いとされているのが「バッテリー持ち」ではないでしょうか?

今回はその中でも人気の「EOS Kiss M」および後継機の「EOS Kiss M2」のバッテリー持ちを計測してみたいと思います。

実際にEOS Kiss M とM2を使って計測しているので参考になると思いますよ

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NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

・ウェブライター
・カメラ歴15年
・総購入カメラ25台
・総購入レンズ45本
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・好きな写真家は森山大道

「カメラを買った人」から「写真が趣味の人」へをモットーに、初心者に寄り添ったわかりやすい解説記事を目指します!

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結論:EOS Kiss M/EOS Kiss M2のバッテリー持ちはカタログ値よりは多い

eoskissm画像

今回意識してEOS Kiss Mのバッテリー消費を見てみましたが、普通に撮影するならカタログ値の「235枚」よりはかなり多く撮れました

もちろん撮り方でだいぶ変わるとは思いますが、自分はいつもバッテリー一つで400枚以上は撮っています

EOS Kiss MもM2も撮り方次第では300枚よりかなり多く撮れますよ。記事の下の方にバッテリーを長持ちさせるコツも書いています

コツは下でも説明しますが、とにかく構えたら悩まずにすぐにシャッターを切ることと、こまめに電源をオフにすることです。

それでも一眼レフに比べたら決して良い方ではないですが、ちょっとした外出なら付属バッテリーだけで十分、カメラが趣味だったり丸一日撮りたい人は予備を一つ持っていれば十分だと思います。

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EOS Kiss M /EOS Kiss M2 の純正バッテリーの仕様

EOS Kiss Mの撮影可能枚数のカタログ値は235枚

eoskissmのバッテリー仕様表
キヤノン公式ページより引用

バッテリー1個で235枚ってちょっと少なくない??

これは測定方法が一眼レフの時代の「CIPA基準」なのでそうなるんです。個人的にはミラーレス一眼には特に厳しい測定方法だと思いますよ

上記の表にあるように、EOS Kiss Mの撮影可能枚数はカタログ値で約235枚とされています。

昔は各メーカーがそれぞれ独自の基準で測定していたので、この数字は参考程度のものでしたが、最近は「CIPA基準」という共通のルールに基づいて測定しているので、メーカーをまたいでのバッテリー性能の比較が容易になりました。

ちなみにCIPA規格のバッテリー撮影可能枚数の測定条件はざっくり以下の通りです。

電源オン → ズーム操作 → 30秒待機 → 撮影(2回に1回はストロボ発光) → 10枚撮ったら電源オフ(最初に戻る)

ポイントはこの一枚撮るのに30秒かけている所だと思います。

つまり一枚にかける時間をもっと短くできればそれだけ撮影枚数が伸びるはずです。

ストロボも2回に1回も使う事はあまりないはずなので、たいていはこの枚数よりは多く撮れるのではないでしょうか。

ミラーレス一眼は一眼レフと違いこの「30秒待機」の間もバッテリーを消費し続けてしまうんです。

ちなみに同じ「LP-E12」バッテリーを使っている一眼レフの「EOS Kiss X7」の撮影可能枚数はストロボ発光ありで「380枚」なので、やはりミラーレス一眼はバッテリー消費の面では厳しいようです。

EOS Kiss M2はさらに撮影枚数が増えた・・・のか???

eoskissmとeoskissm2のバッテリー持ち比較表

キヤノンの公式HP上でEOS Kiss M2(新型)とEOS Kiss M(旧型)を比較すると上記の表のようになります。

ぱっと見は新型のEOS Kiss M2(新型)の方が撮影可能枚数が若干増えているように見えますが、よく見るとEOS Kiss M2(新型)には「省電力モード」の文字が・・・。

省電力モードなら枚数が増えて当然だと言えますし、そもそも比較するなら同一条件にする必要があるのでは?とも思いますがどうでしょうか。

新しいEOS Kiss M2の方がバッテリーが長持ちするということなのかな?

あくまでも個人的な感想ですが、この二機種にバッテリー持ちで大きな違いは感じませんよ

実際にEOS Kiss MからEOS Kiss M2に乗り換えて、特にバッテリー持ちが良くなったとも悪くなったとも感じませんでした。

厳密には違いがあるのかもしれませんが、少なくとも実使用においてはこの二機種に違いを感じることはないと思います。

EOS Kiss M/EOS Kiss M2のバッテリー「LP-E12」

lp-e12画像

EOS Kiss M/EOS Kiss M2に付属している純正バッテリーの型番は「LP-E12」というものです。

コンデジのバッテリー並みに小さくて軽いので、一目でそりゃバッテリー持たないよなぁと感じます。

もちろんEOS Kiss M/M2の小型軽量のためにはバッテリーも小型化する必要があるはずなので、これは難しい所と言えるかもしれません。

やはり予備バッテリーを一つ用意しておけば安心ですね

ちなみにバッテリ一個のお値段は2024年2月現在で大体5,500円前後です。いつもながら純正バッテリーはちょっと高いなぁと思いますね。

しかし予備バッテリーが一つあるだけで安心感がまるで違うのでミラーレスの場合は必ず予備を一つ購入するようにしています。

EOS Kiss M/EOS Kiss M2の充電器「LC-E12」

lc-e12画像

充電ってどれぐらいかかるの?

スペック上では約2時間です。ただし気温などの条件でも変わるので目安として考えてください

EOS Kiss Mに付属している純正バッテリー充電器の型番は「LC-E12」というものです。

バッテリーを装着してコンセントに差すとオレンジの「CHARGE」ランプが点灯し、充電が完了するとグリーンの「FULL」ランプが点灯するシンプルな仕組みです。

裏には「INPUT 100V-240V」の記載もあるので海外でもプラグアダプターだけで使えそうです(自己責任でお願いします)。

途中で切れたらどうしよう、モバイルバッテリーとかで外でも充電できる??

残念ながらEOS Kiss MもM2もUSB充電には非対応なので、コンセントがあるところしか充電できないんです

EOS Kiss M/M2の仕様で特に残念なのがUSB充電に対応していないという所です。

キヤノンはどの機種もモバイルバッテリーでの充電に積極的ではないように思います。出先でバッテリー切れにならないよう注意しましょう。

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EOS Kiss M のバッテリー持ちを実際に計測してみた

kissm作例
eoskissm作例
eoskissm作例

実際に撮りに行ってきました

ではここから本題に入りましょう。実際に満充電したEOS Kiss Mをフィールドに持ち出して、なるべく意識せずいつも通り撮影して撮影可能枚数をカウントしてきました。今回の撮影スポットは大阪の北浜界隈です。

いつもはあまり枚数を意識せずに撮影しているので、今回はきちんとファイル番号を控えて正確な枚数を出してみましょう。果たして結果はどうなるでしょうか?

<EOS Kiss M バッテリーテスト撮影結果>
外気温:20度前後
天候:曇り
撮影時間:2時間前後
ストロボ撮影:無し
撮影枚数:383枚(JPG+RAW)
バッテリー状態:1コマ減(残り2コマ)

完全にバッテリーがカラになるまで頑張れませんでした(すみません)。ただカタログ値の235枚は大きく超えており、しかもまだバッテリー表示は2コマあるので恐らくですが今回も500枚近くは行けたと思います。

自分なりに思うのは、ストロボをほぼ使わないのと、構えたらすぐに撮って電源をこまめに切るクセをつけているのがバッテリーを長持ちさせるのに効果があるのではないかと思います。

自分はこのスタイルで大体400枚以上は撮れているので、参考にしていただければと思います。

テンポよく撮れば400枚以上は普通に撮れますよ

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新型のEOS Kiss M2もバッテリー持ちを試してみた

eoskissm2作例
eoskissm2作例
eoskissm2作例

EOS Kiss M2も実際に撮りに行って枚数を数えました

EOS Kiss M2を手に入れたので、早速バッテリーの持ちを実際の撮影で検証してみました。検証結果は以下の通りです。

<EOS Kiss M2 バッテリーテスト撮影結果>
外気温:15度前後
天候:曇り
撮影時間:3時間前後
ストロボ撮影:無し
撮影枚数:559枚(JPG+RAW)
バッテリー状態:2コマ減(残り1コマ)

すごい!500枚以上撮れるんですね

これは撮り方でかなり個人差があります。慣れてくれば半日ぐらいであればバッテリーは一つで大丈夫かもしれません

前回のEOS Kiss M(旧型)と同じく、500枚以上とカタログ値より大幅に多く撮れるという結果になりました。

EOS Kiss M2も、操作に慣れていれば殆どのケースでカタログ値よりは多く撮れるということが言えそうです。

もちろん動画を併用したり、写真チェックを長めにすればバッテリー持ちは悪くなるので、このあたりは個人差があると言えるでしょう。

僕も慣れないうちは100枚撮れないこともありましたので、本当に撮り方次第だと思います

ではここからは自分がバッテリーを長持ちさせるために心がけていることをお伝えしたいと思います。

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EOS Kiss M / EOS Kiss M2のバッテリー持ちを良くするためのコツ

操作に慣れる

カメラが難しくてわからない人画像

現場で操作に悩まないようにしよう

ミラーレス一眼は電源が入っているだけでセンサーが大量の電力を使います。撮影の設定でモタついていると、それだけ無駄に電気を食う事になります。

ですから、いつも使う機能は事前に練習してスムーズに撮影できるようにしておくならそれだけバッテリー消費が抑えられ撮影枚数が増えるということになります。

絞りの調整やISO感度の変更は、体で覚えるぐらいに普段から練習しておきましょう

カメラを構えて悩まない

悩む人画像

悩むなら電源を切ってから悩もう

これも先の項目と同じですが、ミラーレス一眼は一眼レフと違い、撮影しなくてもファインダーを覗いているだけでセンサーが電気を消費し続けます。ですからファインダーを覗きながら「あーでもないこーでもない」と悩むのではなく、なるべく直ぐに撮る癖をつけるようにしましょう。

「あれこれと悩むぐらいなら、とりあえず撮って気に入らなければ消せばいい」という気持ちで臨む方が枚数は伸びると思います

確かに構えてから色々考えて、結局撮らないってあるあるだよね・・・

ミラーレス一眼は構えている間にもバッテリーを消費するので、構えたらなるべく早く撮るのが長持ちのコツですよ

歩いている間は電源スイッチを切る

電源ボタン画像

ミラーレス一眼は首から下げているだけで「アイセンサー」と呼ばれる接眼センサーが作動して、スリープモードに入りにくいということが起きます。

ですから意識的に撮影と撮影の間は電源をオフにすることをお勧めします。

もちろんこの電源のオンオフにも電気を消費するはずですが、今までの経験上電源はこまめに切った方が撮影枚数が大きくなります。

とは言っても極端に電源のオンオフを繰り返すと、電源スイッチの寿命を早めてしまうかもしれないので、ほどほどにしましょうね

しっかり見返すのは家で

写真のチェックを念入りにしている人画像

プレビューも電気を使います

当然液晶表示にも電気を使いますので、あまりに長く撮った画像を見返しているとこれも撮影枚数の減少につながります。もちろんちゃんと撮れたかどうかの確認は重要ですが、サッと済ませるようにしましょう。

言われてみれば時間があれば撮った写真を見返してるね

撮れているかの確認は必要ですからね、でもなるべくサッと済ませましょう。心配なら何枚も撮っておくといいですよ

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まとめ:やはり予備バッテリーがあれば安心

バッテリーが減る画像

確かにミラーレス一眼であるEOS Kiss M / EOS Kiss M2のバッテリー持ちはあまり良くはありませんが、それでも工夫次第で十分に撮影枚数を稼ぐことが可能です。

とにかくあまり悩まずにテンポよく撮影して、移動するときは電源を切るようにしましょう。

やっぱりオススメは予備バッテリーですね。一つあると安心感が違います

やっぱりそうだよね、予備バッテリーって高いの?

大体5500円前後ですね

個人的には予備バッテリーを一つ持っておくのがお勧めです。

確かに安くはないですが、気分良く撮影している途中でバッテリー切れを起こすほどがっかりすることもありませんので、保険として持っておくのをお勧めします。

この記事が皆さんのお役にたてればうれしく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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