こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数25台のNEKO(ねこ)です!
この記事ではニコンZfcで比較的最近カメラを始めた方向けに、シャッタースピードの変え方、設定方法を説明しています。
他にもシーン別のシャッタースピードの目安やありがちな失敗例などもありますので、忘備録として利用していただければ嬉しいです!
初めてでもわかるように画像入りで説明していますよ!
この記事でわかる事
- ニコンZfcのシャッタースピードの変更方法
- 被写体別シャッタースピードの目安
- よくある失敗例
など
ニコンZfcのシャッタースピードの設定方法
モードレバーをSかMにセット
普段「AUTO」や「Aモード」を使っている人も多いと思いますが、それらのモードでは自分でシャッタースピードを設定することはできません。
ニコンZfcでシャッタースピードを自分で調節するには「Sモード」か「Mモード」を使う必要があります。
「Mモード」はシャッタースピードと絞りを両方自分で決めるモードで初心者にはちょっと難しいと思うので、この記事ではシャッタースピードだけを自分で決める「Sモード」を使って説明したいと思います。
シャッタースピードダイヤルを任意の数値に合わせる
モードレバーをSかMに合わせたら、後は設定したい数値にシャッタースピードダイヤルを合わせるだけです。
試しにダイヤルを回すと、画面内のシャッタースピードの数値がダイヤルに合わせて増減するのがわかりますね。
設定したい数値にダイヤルを回して撮影しましょう。
シャッタースピードダイヤルを「1/3STEP」に合わせると、より細かく設定できる
ニコンZfcの特徴とも言えるカッコイイこのシャッタースピードダイヤルですが、ぶっちゃけ素早くシャッタースピードを変更するには向いていませんし、数値の刻み方も大きい(1段刻み)ので細かく設定することはできません。
ですが、このシャッタースピードダイヤルを「1/3 STEP」の表示に合わせることで、一般的なデジタル一眼カメラと同じくコマンドダイヤルでシャッタースピードを変更できるようになります。
しかも「1/3 STEP」の名の通り、この方法の方が物理ダイヤルで調整するよりシャッタースピードを細かく設定できる(1/3段刻み)ので、ちょっとロマンには欠けますが実益重視の方法として、一応マスターしておくのがオススメです。
ダイヤルを1/3 STEPに合わせる時は、ダイヤルの真ん中のボタンを押しながら回します
これどっちの方法がいいんだろう?
優劣はありませんよ、のんびり撮るときは物理ダイヤルで、動くものやスピーディに撮るときは電子ダイヤルで、と使い分けるのがおすすめです
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シャッタースピードの目安
シャッタースピードってどれぐらいに合わせたらいいの?
被写体や周囲の明るさによりますが、動いている物の場合は速く、夜景や水の流れなどの場合はできるだけ遅く設定するのがセオリ―です
シャッタースピードの目安(参考値)
- 車のライトの光線・・・1秒以上(三脚必須)
- 水の流れを滑らかに・・・1/8(手ブレに注意)
- 普通の風景・・・1/ズーム位置の数字×1.6
- 動いている人・・・1/125~1/250以上
- 走っている人・・・1/500以上
- 鳥、飛行機、電車など・・・1/1000以上
シャッタースピードを自分で適切な数値に設定するためには、かなりの経験と勘が必要です。
もちろんこの目安は周囲の明るさや被写体のスピードでかなり変わりますので、この数値を基本にして、さらに増減させて最適なシャッタースピードを見つけるようにしてください。
ちょっと遊んでみましょう、シャッタースピードを1/4000にして何か撮ってみてください。どんな音がしますか??
カシャッって感じだね、それがどうしたの?
じゃぁ次は1/8にして撮ってみてください。どんな音がするでしょうね?
あ!音が違う!なんていうか、カッッシャって感じで遅くなったね!
そうですね、こんな感じでシャッター音からもシャッタースピードの違いは体感できるんですよ
うまく撮れない場合はここをチェック
では最後に初心者が陥りがちな「あるある失敗」を挙げておきますね
ブレブレの写真になってしまう
「シャッタースピードを自分で決めて撮っていたらブレブレの写真を量産してしまった!」
こんな場合の原因は、ずばりシャッタースピードが遅すぎ、です。
液晶画面で見たら撮れてると思ったのに家に帰ってよく見たら全部微妙にブレてた!!ショック!
シャッタースピードが遅すぎたんでしょうね。初心者がZfcに付属レンズを使う場合、16mm側で1/8秒、50mm側で1/30秒以上に設定するのが安心です。
一般的に手ブレしないシャッタースピードの下限というものがあって、AモードやPモードだとカメラが勝手にそれをクリアしたシャッタースピードに設定してくれます。
ですが自分でシャッタースピードを決める場合、自分が手持ちでどれぐらいのシャッタースピードで撮れるのか、理解しておく必要があります。
<手ぶれしないシャッタースピードの下限 APS-Cセンサーの場合>
使用する焦点距離*1.5 (ー 手ブレ補正の有効段数)
広角より望遠の方がぶれやすいので早いシャッタースピードを確保する必要があります。
例えば16mmであれば16×1.5で1/25秒程度、50mmであれば50×1.5で1/80秒程度が必要です。
手ブレ補正内蔵レンズは、ここから手ブレ補正の性能分シャッタースピードを遅くできますが
あまり過信しすぎないようにしましょう。
シャッタースピードが遅すぎると手ブレします。手ブレしないシャッタースピードの目安はレンズの焦点距離によって変わるので、感覚的に掴むには経験が必要なんです
実際の所、シャッタースピードの目安を感覚的に理解するにはかなりの経験値が必要になってきます。
さらに他にも構え方などで手ブレのしやすさはかなり変わるので、ブレが多いと感じたら無理をせずにAUTOやPモードを主に使い、時々Sモードに挑戦する、という感じが良いでしょう。
なんか画質が悪いような気がする・・・
Sモードで撮った写真を拡大すると、何となく細部が潰れたような写りになっている・・・
もちろん室内や夜間など、暗い場面ならこれは仕方のないことですが、もし日中の昼間などであれば、純粋にシャッタースピードを上げ過ぎかもしれません。
シャッタースピードは上げるほどブレを防ぐ効果があり安心ですが、その分センサーに光が当たる量が少なくなるため、カメラは自動的にISO感度を上げて対処しようとします(ISOオートの場合)
そしてISO感度は上がれば上がるほど画質に悪影響が出るので、特別早く動くものを撮るのでなければ、極端に早いシャッタースピードを使うのは画質面ではマイナスです。
まとめ
以上がニコンZfcのシャッタースピードの設定方法と注意点でした。
このサイトには他にもニコンZfcの基本的な操作方法や必要なアイテム、レンズ情報などを初心者目線でわかりやすく解説した記事がたくさんあります。
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この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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