こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数25台のNEKO(ねこ)です!
この記事では、僕が富士フィルムX-M5で実際に使っているSDカードを紹介しています。
もちろんただの商品紹介ではなく、X-M5が対応しているSDカードの規格や、それに合ったSDカードの見分け方など、初心者の人にもなるべく簡単に説明しています。
単なる商品の紹介や実際に買っていない人が書いた「エアーレビュー」ではなく、あくまでも使用者としての感覚を伝えていきますので、是非参考にしていただければ幸いです。

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この記事でわかる事
- 僕が実際に使っているX-M5にオススメなSDカードの紹介
- 必要な容量の目安
- SDカード選びの注意点
など
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富士フィルムX-M5におすすめのSDカード3選


それでは早速僕が普段使っているSDカードを紹介していきますね
おすすめ1 ネクストレージ SDXC UHS-I U3 V30メモリーカード



僕がメインで使っているのはネクストレージの128GBです。4K動画も撮れますし、何より128GBあるので容量も安心ですね

僕が普段X-M5に常時差しっぱなしにしているのはこの「ネクストレージ UHS-I」の128GBです。
このネクストレージは比較的新しいメーカーですが、れっきとした日本メーカーのようで、最近人気がありますね。
スペックとしてはX-M5で4K動画を撮るのに必要な「UHS-I」と「UHSスピードクラス3」の両方に対応しています。
ちなみにこのカードのシリーズは容量は最低が128GBからとなっていますが、128GBもあれば普通の人は十分でしょう。
SDカード選びに迷っている人にオススメ☆

色違いのデザインで値段が倍するものは「UHS-II対応」の違うグレードのやつなので間違えないようにしてくださいね
おすすめ2 サンディスク Extreme SDXC




次にオススメは定番のサンディスクExtremeです。これもX-M5にぴったりの性能なのでよく使いますね

富士フィルムX-M5におすすめのSDカード第2位は、いつもおなじみ「サンディスクExtreme」です。
おすすめの理由は何と言っても「安定安心のサンディスク」だから☆。やっぱり大手メーカーの定番商品は安心感がありますよね。
特にこの「Extreme」シリーズは、X-M5が対応するUHS-I規格の中では価格と性能のバランスが優秀で、比較的安価で64GBや128GBの大容量のものが入手可能です。
メインで使うのもいいですし、予備として64GBを1枚カメラバッグに備えるのもオススメです。

まさに「ド定番」ですね。僕も5枚ぐらい持ってますよ
おすすめ3 サンディスク Extreme Pro SDXC




最後にオススメするのはサンディスクのExtremeProのUHS-I版です。性能差は僅かですがセールとかで値段差が少ないならねらい目です

最後におすすめするのは、同じサンディスクの「ExtremePro(UHS-I)」シリーズです。
おすすめ第2位の「Extreme」の上位版に当たり、X-M5が対応する「UHS-I規格」のSDカードでは最上位クラスの性能を誇ります。
とはいえ、この辺りになると性能差が体感上の違いとなって現れることは、正直言ってほぼありません。
なのでどちらかというと性能よりは「ちょっとの差ならいいのが欲しい!」とか、「よくわからんけどProの文字がカッコイイ!」という方におすすめです。

僕もちょっと前まではきっと信頼性が高いんだろうと思ってこの「Pro」を使っていました。まぁ自己満足ですね
★おまけ★ 写真だけなら サンディスク UltraでもOK!



注:UHSスピードクラス1なので4K動画の録画には向いていません

番外編ですが、全く動画を撮らない&連写もしないならこのサンディスクUltraもアリです

もしX-M5で動画を撮ることが全く無く、かつ写真も連写せずに1枚ずつ撮るだけなら、性能はやや低いですがこのサンディスクの「Ultra」でも問題ありません。
このUltraはUHS-I対応ではあるものの、「UHSスピードクラス1」なので、4K動画の推奨性能に達していません。
ですがスナップ写真などを1枚ずつ撮る場合には全く問題ないので、価格重視で行く場合には十分選択肢入ると思います。

こんなに安いSDカード大丈夫なの!?

安いといってもサンディスクですからね。それにJpg写真だけなら32GBでも結構撮れますよ。
富士フィルムX-M5に必要なSDカードの性能は??


ここからは X-M5の仕様を調べて、どのくらいの性能のSDカードが必要か解説します
富士フィルムX-M5は「UHS-I」のSDカードに対応

まずは富士フィルムX-M5の仕様を確認してみましょう
現時点でSDカードは、性能はそこそこなものの値段が安い「UHS-I」と、高価ですが性能の良い「UHS-II」の二つの規格がありますが、X-M5はそのうちのUHS-Iにだけ対応しています。(参照:X-M5仕様)
X-M5で高価な「UHS-II」のSDカードも使っても、UHS-Iと同等の性能しか出ないので注意しましょう。

X-M5は「UHS-II」には非対応です

UHS-IとUHS-IIってどう違うんだろう?


UHS-IとUHS-IIって形から違うんじゃん!間違えたら大変だね!

実は互換性があるので使うことはできるんです。でもX-M5に高価なUHS-IIを使ってもUHS-I相当として扱われるのでもったいないですけどね
UHS-IとUHS-IIは相互の互換性が確立されているので、UHS-IIに非対応のX-M5でもUHS-IIのSDカードを問題なく使用できます。
ただし、その場合の性能は「UHS-I相当」として扱われるので、積極的にX-M5で高価なUHS-IIのSDカードを使用するメリットはありません。
なので上位機種と共用する等の事情が無ければ、X-M5にはUHS-IのSDカードを用意するのが最善です。
4K動画にはUHSスピードクラス3のSDカードが推奨

では次にもう少し詳しく、X-M5に必要なSDカードの性能を調べてみましょう
仕様によると、X-M5で4K動画を撮影するには「UHSスピードクラス3」のSDカードが推奨されています。
このUHSスピードクラスとは、SDカードごとの最低書き込み速度の性能を示す指標で、UHSスピードクラス3とは「最低書き込み速度が30MB/秒以上」の性能が保証されているということを意味しています。

なんか色々あって難しいね・・・

4K動画はデータ量が多いので、そこそこの性能があるSDカードじゃないといけないんですよ
- X-M5のSDカードスロットは「UHS-I」に対応
- X-M5の4K動画撮影には「UHSスピードクラス3」の性能を持ったSDカードが必要
富士フィルムX-M5にぴったりのSDカードの選び方


それではいよいよ、SDカードのどこを見ればX-M5に必要な性能をクリアしているのか、見方を説明しますよ
X-M5には「UHS-I」のSDカードを選ぶ

SDカードが「UHS-I」か「UHS-II」のどちらか対応しているかは、表面のロゴマークや商品説明などで確認することができるはずです。
先ほど調べた通り、X-M5でも「UHS-II」のSDカードを使うことができますが、性能が発揮されないのでちょっともったいない選択になってしまいます。
なので、UHS-II対応機種と併用する、といった特別の事情がなければ「UHS-I」対応のSDカードを選ぶようにしましょう。

UHS-IIに対応するSDカードはUHS-I対応のSDカードに比べてかなり高価なので、間違えないようにしてくださいね
さらに4K動画を撮るには「UHSスピードクラス3」を選ぶ

続いて、正しい書込み速度を持ったSDカードの選び方を見てみましょう。
先ほど見たようにX-M5で4K動画を撮る場合、「UHSスピードクラス3」が推奨されています。
現在販売されているSDカードのほとんどはUHSスピードクラスが設定されているので、その中から「UHSスピードクラス3」と記載されているものを選びましょう。

「UHSスピードクラス3」ってどこ見たらわかるの??

大抵は本体のラベルのロゴで見分けがつきますし、商品ページにも普通は記載があるはずです。
余談になりますが、このUHSスピードクラスには「クラス1」と「クラス3」の二つが存在し、それぞれクラス1は10MB/秒以上、クラス3は30MB/秒以上の書き込み速度性能があることを示しています。
4K動画を撮らない場合は安価な「クラス1」のSDカードを選んでも問題ありませんが、価格差があまり大きくない場合、とりあえず「クラス3」のSDカードを選ぶ方が無難かもしれません。
容量は多ければ多い方が良し

では容量についてはどうでしょうか?
上の表はX-M5の撮影可能枚数ですが、64GBのSDカードでも普通の写真(JPG)だけなら高画質設定で約4000枚の撮影が可能です。
ただし、RAWでの撮影の場合は撮影可能枚数がかなり少なくなりますし、さらに動画も併用するとなると64GBではやや心もとないかもしれません。
なので、写真(JPG)オンリーの場合は64GBか128GB、RAWや4K動画を併用する場合は最低128GB以上を選んでおくと、極端に撮れる枚数が少ない、ということは無いはずです。

64GBでも4000枚も撮れるんだったらそれで充分だよ!

それが案外すぐにいっぱいになるんですよ~マメにデータを移行しない場合は特にそうですね
- X-M5は「UHS-II」非対応なので「UHS-I」のSDカードを選ぶ
- 4K動画を撮る場合「UHSスピードクラス3」のSDカードを選ぶ
- 容量はJPGだけなら64GB、RAWや動画も撮るなら128GB以上のSDカードを選ぶ
富士フィルムX-M5用のSDカードを選ぶ際の注意点


では次に、SDカードを選ぶ際の注意点を説明しますね
SDカードに記載されている「転送速度」に騙されない

SDカード選びの注意点の1つは、「SDカードに印刷されている転送速度の表記で選ばない」という点です。
実は、SDカード上に表記される転送速度には共通のルールがなく、メーカーが独自に測定した数字が記載されており、特にスピードが出やすい「最大読込み速度」が記載されている場合がほとんどです。
しかし、カメラで使うのに重要なのは「最低書込み速度」なので、読込みの速度の性能は参考にはなりません。
なので、SDカードを選ぶときは、見かけの転送速度ではなく、書込み速度の共通ルールである「UHSスピードクラス3」の表記で選ぶようにしましょう。

「最大読込み速度」とか「最低書込み速度」とかいろいろあって難しいね・・・

カメラで使う場合いくら読込みのスピードが速くても、書込み速度が遅ければ使えないので注意が必要なんです
偽物注意!SDカードは信頼できるショップで買おう

最近は以前ほど聞かなくなりましたが、実はメモリーカードの類は有名ブランドのコピー品や海賊版が出回りやすい商品です。
古くて性能や容量の小さいメモリカードに最新のカードのラベルを偽造して貼り付けて販売する、ということが、特に高性能で高価なメモリカードで横行していました。
実は僕も昔コピー品を買ってしまって大変な目に遭ったことがあります。
なので、SDカードを選ぶ場合、極端に安いものや中古品は避け、有名で信頼できるショップから買うようにしましょう。

え!SDカードって偽物とかあるの!?

聞いたことがないブランドや極端に安い商品、さらに口コミが悪いショップ、口コミがない新規のショップ、オークションなどは避けるのが無難です
SDカードも壊れることがあるので予備を用意しておこう

注意点の最後は、SDカードも壊れることがあるので予備を用意しておく、という点です。
僕は今までSDカードでエラーを経験したことはありません。でも万が一カードエラーが出た場合、予備のカードが無ければ「詰み」になってしまいます。
なので、例えば海外旅行など大きなイベントの際は、大容量でなくてもいいので予備を用意しておくなら、「取れ高がゼロ」といった最悪の状況を避けることができるでしょう。

もしSDカードが壊れちゃったらそれまでに撮った写真はどうなるの??

壊れてしまったSDカードの復元は難しいでしょうね。せめて予備に入れ替えてそこからの思い出をたくさん撮るしかありません
- 表面に書いてある転送速度ではなく「UHSスピードクラス」の記載を確認する
- 偽物、コピー品に注意して信頼できるショップから買う
- カード1枚だけではなく、万が一のための予備を用意しておく
まとめ:X-M5の性能を引き出すSDカードを手に入れましょう!

SDカードはたくさんの種類があるので、よくわからずに選んでしまうとせっかくのX-M5の性能を十分に発揮できない恐れがあります。
例えば「UHSスピードクラス3」に対応しているものを選ばないと、満足に4K動画を撮ることができません。
さらに高価なUHS-II規格対応のSDカードを選んでしまうと、せっかくのSDカードの性能が無駄になってしまいます。
なのでX-M5には「UHS-I」かつ「UHSスピードクラス3」の両方に対応した、大容量SDカードを選ぶようにしてくださいね。
この記事が皆さんのお役に立てば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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