【5秒で結論】
●X-M5のレンズキットは「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」の1種類だけ
●レンズキット付属のXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZは手ぶれ補正付きの標準ズーム、ただし電動ズームは好みが分かれる
●ボディ単体+単品レンズの組み合わせにおすすめのレンズ
・XC13-33mmF3.5-6.3 OIS
・XF23mmF2.8 R WR
こんにちは!カメラ歴15年、レンズ総購入数50本のNEKO(ねこ)です!
この記事では富士フイルムX-M5のレンズキットに関する情報や、ボディ単体で買うメリットなどを実際の画像付きで解説しています。
単なる商品の紹介や実際に買っていない人が書いた「エアーレビュー」ではなく、あくまでも使用者としての感覚を伝えていきますので、是非参考にしていただければ幸いです。

紹介しているカメラとレンズは、すべて僕が実際に購入・使用しているものです
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X-M5のレンズキットは「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」の1種類だけ

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2026年7月現在、X-M5のレンズキットは、「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」のセット1種類だけで、あとは付属レンズ無しの「ボディ」があるのみです。
エントリークラスのカメラによくある、望遠レンズがセットになった「ダブルズームキット」や、X-T30 IIIに付属する「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」がセットになったレンズキットはありません。(2026年7月現在)
なので、このX-M5が富士フイルムデビューだという人は、通常はまずこのXC15-45mmレンズキットを検討することになるでしょう。

え?ダブルズームキット無いの!?

そうなんです。もしかするとファインダーのないこのカメラで「望遠レンズを使いたい」という人は少ないのかもしれませんね
レンズキットは価格的にかなりお得

もしこのX-M5が初めてのミラーレス一眼なのであれば、普通に「XC15-45mmレンズキット」を購入するのがおすすめです。
理由としてはまずは価格で、セットで買えばカメラボディ(本体)とレンズをバラバラで買うよりもかなりお得に手に入れることができます。
| 商品 | 富士フイルムモール価格 |
|---|---|
| X-M5 と XC15-45mm レンズキット | 152,900円 |
| X-M5 と XC15-45mm 単品 | 136,400円+47,300円 合計183,700円 |
| 差額 | 30,800円 |
上の表は2026年7月時点での公式ショッピングサイトでの価格ですが、同じX-M5とXC15-45mmの組み合わせでもレンズキットで買うなら30,800円もお得になります。(お得額は販売店や時期によって変動します)
これは言い換えれば「16,500円で標準ズームレンズのXC15-45mmが手に入る」ということで、これからカメラを始める人にとってはかなり魅力的な選択肢ではないでしょうか。
もちろんある程度上達するとXC15-45mmでは物足りなくなる可能性もありますが、それでもこの値段で買えるなら「安心の1本」として手に入れておくのは悪くない話だと思います。

30,800円も得するなら、そりゃレンズキットを買う方がいいよね

値段は店によって違いますからそこは注意ですよ。でも「これから始める」という初心者の方が積極的にボディ単体を検討する理由はあまりないと思います
望遠レンズが欲しい場合は別途で購入が必要

では、よくあるエントリークラスのカメラのような「ダブルズームキット」が欲しい場合はどうしたらいいでしょうか?
結論から言うと、X-M5には望遠レンズがセットになったレンズキットは存在しないので(2026年7月現在)、望遠レンズが欲しい場合は別途で単品購入するしか方法がありません。
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しかし、やはりレンズを単品購入するとなると割高感は否めないので、「絶対に望遠レンズが欲しい」という場合はそこはライバル機種と比べて不利である、という点は覚えておきましょう。

望遠レンズってこれしかないの?

もちろんもっと高級なものもありますが、どうしても重くて値段も高いものが多いので、X-M5で使うならこれぐらいがちょうどいいと思いますよ
付属レンズ「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」はこんなレンズ


ではここからはレンズキットに付属する「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」について解説していきますね
広角から中望遠までをカバーした標準ズームレンズ

富士フイルムX-M5のXC15-45mmレンズキットに付属する「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」は、15~45mm(フルサイズ換算で約23~69mm)の焦点距離を持つズームレンズです。
開放F値は広角側でF3.5、望遠側でF5.6と「特別に明るい」という訳ではないですが、これはエントリークラスのズームレンズとしては標準的なものなのでしかたありません。
<XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの広角側と望遠側の比較>



お~標準ズームだけどそこそこ望遠もいけるんだね!

フルサイズ換算だと約69mmと一応中望遠クラスなので、スナップ用途の普段使いでは十分だと思いますよ
特徴的なのはその広角側で、15mmスタート(フルサイズ換算で約23mmスタート)というのは、他社の一般的なエントリークラスの標準ズームよりも優れています。(僅かに、ですが)
望遠側は45mm(フルサイズ換算で約69mm)と標準ズームとしてはまずまずの性能で、テーブルフォトやある程度の人物のアップも可能です。
もちろん運動会や野鳥を大きく撮れるほどの望遠ではありませんが、普段使いならこれ1本でもかなり撮れるはずです。

ニコンやソニーの同クラスの標準ズームレンズよりも、ほんのちょっとですが広く写るので風景撮影に向いていますね
レンズ内手ぶれ補正付きで初心者にも安心

このXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZにはレンズ内手ぶれ補正が搭載されており、初心者の方も安心して使えます。
特にボディ内手ぶれ補正がないX-M5は、静止画では使うレンズによって「手ぶれ補正が全く無し」という状態もあり得るので、このレンズ内手ぶれ補正は大きなアドバンテージでしょう。
もちろんゆくゆくは軽量な単焦点レンズなど、「手ぶれ補正がないレンズ」も使いたいですが、それでも1本はこんな感じの「手ぶれ補正付きレンズ」があると安心ですね。

やっぱり手ぶれ補正があると安心だよね
パワーズーム(電動ズーム)は好みが分かれる

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの大きな特徴の一つが「パワーズーム(電動ズーム)」であるという点で、レンズのズームリングは電気的なスイッチの働きをし、実際のレンズの駆動は電動モーターによって行われます。


X-M5でパワーズームを使うメリットとしては「ズームスピードが一定に保てる」というものがあり、これは動画撮影で効果を発揮します。
さらに電源オンオフ時に自動でレンズがスタンバイしてくれるのもメリットの一つですが、同時にこれは「待たされる」というデメリットでもあり、一長一短と言えるでしょう。

パワーズームって何?

コンデジみたいにレンズのズームがモーターで動くタイプの事ですが、僕は従来の「手で回すタイプ」の方が直感的で好きですね・・・
こんな場合は「ボディ」単体で買うのがおすすめ


では次に、レンズキットではなく「ボディ」単体で購入する方が良いケースを検討してみましょう。
既に富士フイルムXマウントレンズを持っている

これはもう言うまでもないかもしれませんが、富士フイルムユーザーの買い増しなどで、既にメインレンズを持っている場合、わざわざXC15-45mmを新たに手に入れる必要は薄いかもしれません。
ただし前述の通り、レンズキットで買うならXC15-45mmはかなりのお得価格で手に入れることが可能です。
なので、予算によってはXC15-45mmを予備やレンズキャップ代わりとして手に入れておく、という考え方もアリかもしれません。

既に富士フイルムのカメラ持っている人が、さらに追加でX-M5を買うことってあるの???

全然あると思いますよ。X-M5はスナップ兼用の予備機としても魅力的なカメラですからね
ある程度の経験者で使いたいレンズが決まっている

もし皆さんが一眼カメラが全く初めてではなく、例えば他のマウントからの乗り換えや買い増しの場合、レンズキットに付属するXC15-45mmだと「平凡すぎて物足りない」と感じる可能性があります。
また僕みたいに「どうしても電動ズームに慣れない」、というケースもあるでしょう。
そんな場合は、例えば単焦点レンズなど自分の好みに合いそうなレンズを単品購入するほうが良いかもしれません。

経験者がスナップ用サブ機としてX-M5を買うなら、単品の組み合わせの方が無駄がないかもしれませんよ
X-M5ボディと組み合わせたいおすすめ単品レンズ


ではここからは、X-M5ボディ単体との組み合わせにおすすめのレンズを紹介しますね
XF23mmF2.8 R WR

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僕がある程度の経験者の方にお勧めしたいX-M5の最初の1本がこの「XF23mmF2.8 R WR」です。
XF23mmF2.8 R WRは通称「パンケーキレンズ」とも呼ばれる薄型の単焦点レンズで、焦点距離は23mm(フルサイズ換算35mm相当)です。
このレンズを付けるとX-M5が高級コンデジに早変わりで、僕の中ではX-M5とベストマッチの1本ですね。


このレンズの大きな特徴の一つに「絞りリング」があり、画面を覗かなくても直感的に絞り(F値)を変更できるのでスナップ撮影には最適です。
さらにズームできない代わりに沈胴の手間もなく、「サッと出してパっと撮ってスっと戻す」という一連の流れがとてもスムーズ。
反面、「レンズ内手ぶれ補正がない」、「望遠に弱い」、「大きなボケは作りにくい」といったデメリットもあるので、ある程度の経験者やスナップ限定でX-M5を使いたい人に向いているレンズだと思います。

僕はX-M5でこのレンズを一番使います
【XF23mmF2.8 R WRを選ぶメリット】
- 換算35mm&絞りリング搭載でスナップ撮影に最適
- パンケーキレンズなので機動性抜群
- 電源オンオフ時のモタモタ感が少ない
XC13-33mmF3.5-6.3 OIS

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「手ぶれ補正付きの標準ズームがいいけど、XC15-45mmはちょっとなぁ・・・」という人におすすめしたいのがこの「XC13-33mmF3.5-6.3 OIS」です。
XC13-33mmF3.5-6.3 OISは、焦点距離が13~33mm(フルサイズ換算約20~50mm相当)をカバーする広角に強い標準ズームレンズで、XC15-45mmのような電動ズームではなく「普通の」ズームレンズです。
実はこのXC13-33mmは2025年12月発売の「X-T30 III」のレンズキットに採用された比較的新しいレンズ(単品販売は2026年1月から)なので、もしかすると富士フイルムは今後こちらをキットレンズとして展開していくのかもしれませんね。


僕が感じるXC13-33mmF3.5-6.3 OISを選ぶ最大のメリットは「広角に強い」という点で、この焦点距離13mm(フルサイズ換算で20mm)スタートというのは「標準ズームとしては異例の広さ」です。
この広さは、風景、建物、狭い路地、室内などで圧倒的に強く、都市スナップ好きの僕としてはXC15-45mmよりもこちらの方が断然好みですね。(15-45mmも悪い訳ではないですが、比べればの話)
さらに電動ズームではない普通のズームなのも直感的で、従来の操作に慣れた僕にとってはこちらの方が快適に感じます。
ただ、広角に強い分望遠は33mm(フルサイズ換算で約50mm)とかなりバッサリと割り切られているので、この辺りは「自分がどのあたりの焦点距離を使うのか」がある程度分かっている経験者向けなのかもしれません。

なかなかに思い切ったスペックの「標準ズーム」ですが、都市スナップや建物好きの僕にはぴったりの焦点距離です。
【XC13-33mmF3.5-6.3 OISを選ぶメリット】
- 13mmスタートは都市スナップや風景撮影に最適
- 非電動レンズなのでズーム操作が直感的
- 電源オンオフ時のモタモタ感が少ない
あなたにはどれがおすすめ?タイプ別に比較


では最後に僕の独断と偏見で、レンズキットとボディ単体をおすすめしたい人をまとめておきますね
| XC15-45mm | XC13-33mm | XF23mmF2.8 | |
|---|---|---|---|
| 種類 | 電動ズーム | 手動ズーム | 単焦点 |
| 35mm判換算 | 23-69mm | 20-50mm | 35mm |
| 開放F値 | F3.5-F5.6 | F3.5-F6.3 | F2.8 |
| 手ぶれ補正 | あり | あり | なし |
| 最短撮影距離 | 0.13m | 0.20m | 0.20m |
| 最大撮影倍率 | 0.24倍 | 0.25倍 | 0.15倍 |
| 重量 | 約135g | 約125g | 約90g |
| X-M5との合計 | 約490g | 約480g | 約445g |
| 収納時の長さ (全長) | 約44.2mm | 約37.5mm | 約23mm |
| 一番の強み | 価格 | 広角 | 薄いし軽い 絞りリングあり |
| 主な弱点 | 平凡 | 望遠とボケ | ズームできない 手ぶれ補正なし |
| 向いている人 | 初心者 | 風景&旅行 都市スナップ | 経験者 スナップ&街歩き |
XC15-45mmレンズキットがオススメな人

もし「このX-M5が初めての本格的なミラーレス一眼だ」という人であれば、おすすめなのは「XC15-45mmレンズキット」です。
理由としてはシンプルで、まずは最も標準的なセットで始めて、そのあとで好みに応じたレンズを足していく方が結果として遠回りせずに済むことが多いからです。

まぁ確かに「好きなレンズ選べ」って言われてもわかんないもんね・・・
さらにレンズキットは価格面でも有利なので、浮いたお金を予備バッテリーやケースといったアクセサリー類に回すこともできますね。
もしスナップ用途で単焦点レンズに魅力を感じるとしても、「まず基本の1本」として無難な手ぶれ補正付きのズームレンズを持っておくのは悪くない話だと思います。

初めてであれば無理をせずに無難なズームレンズから始めるのがおすすめです
<XC15-45mmレンズキットをおすすめしたいのはこんな人>
- 初めて本格的なミラーレス一眼を買う人
- まだ撮りたいものがはっきり決まっていない人
- 写真と動画の両方を試したい人
- なるべく安くカメラとレンズを揃えたい人
XC13-33mmがオススメな人

ある程度ミラーレス一眼の経験がある人で、X-M5で都市スナップや建物スナップをメインで撮ろうと考えている場合、オススメなのはX-M5ボディ単体+XC13-33mmF3.5-6.3 OISの組み合わせです。
理由としては、XC13-33mmF3.5-6.3 OISはXC15-45mmよりも広角側に強く、特に後ろに下がりにくい状況が多い都市スナップや建物の撮影に強みを発揮するでしょう。
さらに「パワーズームではない」という点もスピーディなスナップシューティングでは重要で、場合によってはモタモタしてしまうXC15-45mmよりもこちらの方が快適、というのが僕の正直な感想です。

13mmスタートで、さらに直感的に操作できる手動ズームのこのレンズは、とても手軽で重宝しています
<X-M5ボディ+XC13-33mmの組み合わせをおすすめしたいのはこんな人>
- 他社マウントからの乗り換えや買い増しの人
- ズームレンズの利便性が欲しい人
- 都市スナップや建物をよく撮る人
- 電動ズームのモタモタ感が苦手な人
XF23mmF2.8 R WRがオススメな人

他社のカメラで経験があり、このX-M5を「フィルムシミュレーションを使ったスナップ専用機」として考えているなら、オススメはずばり「ボディ単体+XF23mmF2.8 R WR」の組み合わせですね。
理由はもう皆さんの予想通りだと思いますが、「とにかく軽量でコンパクトで絞りリングもあって、しかもボディは(一眼カメラとしては)安い」という感じで、僕はなかなか手に入れられない高級コンデジの代わりとして楽しんでます。
もしスナップ専用機でファインダーが無いのがそこまで気にならないのであれば、僕はこのX-M5とXF23mmF2.8 R WRの組み合わせを強くオススメしたいと思います。

スナップ好きならXF23mmF2.8 R WRとの組み合わせは間違いないですよ
<X-M5ボディ+XF23mmF2.8 R WRの組み合わせをおすすめしたいのはこんな人>
- 他社マウントからの乗り換えや買い増しの人
- スナップ目的でX-M5を選んだ人
- そもそもズームレンズがあまり好きじゃない人
- 絞りリングがあった方が燃える人
まとめ:初めてならレンズキット、経験者はボディ+単品レンズもアリ!

結論としては、X-M5が初めての本格的なミラーレス一眼なら、まずはお得に手に入り、手ぶれ補正付きで安心なXC15-45mmレンズキットから始めるのがおすすめです。
最初から急いで個性的なレンズを選ばなくても、まずは基本のXC15-45mmを使っているうちに、自然と自分が好きな焦点距離や撮り方が見えてくるでしょう。
一方で、既にカメラの経験があり、撮りたい写真が決まっているならボディ単体もアリです。
特に広角を生かした都市スナップや建物撮影ならXC13-33mm、軽快なスナップ専用機として使うならXF23mmF2.8 R WRとの組み合わせはおすすめしたいところです。
いずれにしても「経験者のサブ機」ということであれば、無難なレンズよりも少々尖った性能のレンズの方が面白いかもしれませんね。
この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。
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