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僕がニコンZ50からZ50IIに買い替えて感じた3つの残念な点

Z50II ミラーレス一眼

こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数30台のNEKO(ねこ)です!

Z50II出ましたね!

「ニコンの新型APS-C機が出るのをずっと待っていた」という人は多かったんじゃないでしょうか。

他にも「販売店でZ50IIを推されて俄然気になり始めた」という人もいるかもしれません。

また、旧モデルのZ50ユーザーの皆さんの中には「Z50IIに買い替えようかな??」と思っている人もおられるでしょう。

Z50IIどうなんだろ・・・結構評判いいみたいだけど・・・使っている人の話聞きたいなぁ

はい!Z50ユーザーでしたが発売日にZ50IIに買い替え(買い増し?)しましたよ!

でも、もちろん安い買い物ではないですから、失敗したくないですよね。後になって「こんなはずじゃなかった」なんてことになるのは避けたいものです。

そのためには、そのカメラのアピールポイントだけでなく、実際のユーザーが感じている「欠点や弱点」もよく調べておくことが重要ですね。

それでこの記事では、僕が実際にZ50からZ50IIに買い替えて(発売日に買いましたよ)、率直に感じたZ50IIの欠点や残念なところを辛口でレビューしていきたいと思います。

忖度なしでいきますよ!

この記事でわかる事

  • 実際に買い替えたユーザーだから言える、Z50IIに買い替えてがっかりしたポイント
  • Z50IIに買い替えて良かった点

など

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NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

・ウェブライター
・カメラ歴15年
・総購入カメラ30台以上
・総購入レンズ50本以上
・元量販店カメラ担当
・カメラサークル代表
・好きな写真家は森山大道

「カメラを買った人」から「写真が趣味の人」へをモットーに、初心者に寄り添ったわかりやすい解説記事を目指します!

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*この記事の内容は執筆時点(2025年4月)でのものです。今後ファームウェアのアップデート等で機種の機能、設定項目等が変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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僕がZ50からZ50IIに買い替えて感じた残念な点3つ

Z50II

それでは早速Z50からZ50IIに買い替えて「がっかりした」ポイントを順番に3つ見ていきましょう

残念点1:画素数が旧モデルと同じ「2088万画素」なのにはがっかり

Z50II

2088万画素というのは必要十分ではありますが、クロップするにはちょっと物足りないですね・・・。せっかくのモデルチェンジだったのに弱点が残ってしまいました

Z50IIの画素数は旧モデルであるZ50と同じく2088万画素で、これは直接のライバルであるキヤノンのEOS R50やR10(2420万画素)、ソニーのα6400(2420万画素)などに比べて劣ります。

画素数が直接の画質に結び付くわけではないことが周知の事実となって久しいです。

しかし、それでも安くはない金額を払って買うカメラですから、5年ぶりのモデルチェンジなのに他社に負けている状態が「据え置き」になってしまったのには正直ガッカリしました。

2025年4月時点での主なAPS-C機の画素数

  • キヤノン
    EOS R50・・・約2420万画素
    EOS R10・・・約2420万画素
    EOS R7・・・約3250万画素
  • ソニー
    ZV-E10・・・約2420万画素
    ZV-E10 II・・・約2600万画素
    α6400・・・約2420万画素
    α6700・・・約2600万画素
  • ニコン
    Z30・・・約2088万画素
    Z50・・・約2088万画素
    Zfc・・・約2088万画素
    Z50II・・・約2088万画素

ライバルの上を行け!とまでは言いませんが、せめてライバル機と同等ぐらいにすることはできなかったんでしょうか・・・。

誤解のないように申し上げると、僕を含め普通の人は2088万画素で足りない、ということはまずありません。A3プリントでも楽勝です。それはわかっています。

でも、約5年ぶりのモデルチェンジで、カメラとしての性能はびっくりするぐらい向上しただけに、「他と比べて数字で劣る」というあからさまな欠点を残してしまったのが残念です。

画素数の多い少ないってどんな影響があるの?

後処理でトリミング(拡大)する場合に画素数が多い方がより大きくできる、とかです。その点でZ50IIはライバル機と比べて僅かに不利です

気分的な問題だが、せめてEOS R50やα6400と同じ2400万画素クラスにして欲しかった

残念点2:充電中に机の上に出しっぱなしは嫌!

Z50II

USB充電は便利ですが、充電中にカメラを出しっぱなしにしないといけないのが抵抗あるんですよね・・・

Z50IIはスマホと同じくカメラにUSBケーブルを直接刺して充電するタイプになったため、従来付属していた専用充電器(MH-32)は付属しなくなりました

しかし僕はこのUSB充電は、カメラの充電方法としてはちょっと抵抗があります

USB充電だと充電中はカメラをずっと机の上に出しておく必要があり、例えば「ケーブルを引っかけて落とす」「コップをひっくり返して飲み物がかかる」といった事故の心配が拭えませんし、コネクター部分の強度も気になります。

充電中のZ50II
Z50IIはこんな感じで本体にUSB Type-Cケーブルを直接刺して充電するのがデフォルトになった
MH-32
従来付属していた充電器(MH-32)は別売になってしまった

もちろんUSB充電も出先とか、使い方によっては便利で、それができるようになったのは大歓迎です。

ですが、それでもやはり僕は普段の充電は充電器でしたいので、今回充電器が別売になってしまったのは僕にとっては欠点でありちょっとだけがっかりでした。

(今はZ50やZfcの充電器を共用できますが、将来Z50を手放すことも考えて、結局専用充電器のMH-32を買いました)

え?私はUSB充電でいいけどなぁ。いちいちバッテリーの出し入れとか面倒だし、充電器もスマホと同じでいけるんなら、そのほうがいいよ

ま、その方が合理的ですよね~、専用充電器は必要な人だけが買えばいいんですから

充電中に大切なカメラを机の上に放置しないといけないのが結構怖い!

残念点3:プリキャプチャーがRAW非対応なのが惜しい!

Z50II

せっかくプリキャプチャー機能が載ったのに、RAW記録に非対応なのがもどかしい・・・

プリキャプチャーとはシャッターを半押ししている間の画像をバッファし続け、シャッターボタンを全押ししたタイミングから最大1秒さかのぼって記録する、という最近のトレンドともいえるハイエンド機能で、なんとZ50IIにも搭載されました!

ですが、2025年3月時点でZ50IIのプリキャプチャーはRAWには非対応で、Jpg記録のみの仕様となっています。(というかニコンは全部そうなのかな?)

僕はたまに野鳥の飛翔写真を撮ることがあるのですが、これがかなり難しく、とにかく「撮ること」が優先で、細かい露出や色、フレーミングは後からRAW現像に頼ることがほとんどです。

その点で「低画素&Jpg固定」のZ50IIはなかなか難しく、せっかくのプリキャプチャー搭載ですが、少なくとも今の僕の腕では使い道があまりない、というのが正直な感想ですね。

なんの話をしているんだよ・・・

確かにプリキャプチャーなんかこれからカメラを始める人が使うような機能ではないでしょうね。でもZ50IIはそれだけ上級者向けの機能も搭載されたってことですよ

プリキャプチャーが必要なギリギリの場面では、できればRAW現像に頼りたい!

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僕がZ50からZ50IIに買い替えて良かったと思う点

Z50II

今度は逆に実際に使ってみて「前より良くなった!」とはっきりわかるポイントを3つ紹介しますね

買い替えて良かった点1:全体的なレスポンスUPで撮っていて快適!

Z50II

一番感じたのは全体的なレスポンスアップです。特にAF(オートフォーカス)のスピードはトップクラスじゃないですか??

Z50も悪いカメラではありませんでしたが、Z50IIに持ち替えてみるとそのキビキビ感にまず感動します。

電源レバーを入れた時、メニューボタンを押したとき、レリーズボタンを半押ししてピントを合わせるとき・・・

Z50では一瞬の「タメ」が入りますが、Z50IIはそれはもうキビキビと動きます。

そんな違う??

ずっと使っている人にはわかると思います。特に望遠レンズのAFの合い方は早くなったと思いますよ!

もちろん時間にしたら「コンマ何秒」程度の話だとは思います。

でもそこそこ使う人にとっては、そのコンマ何秒の違いが撮影テンポの違いになりますし、なによりレスポンスのいいカメラを使っていると撮影テンションもあがります。

あとレスポンスで言えば、Z50のモニター横の拡大縮小のタッチパネルが「普通のボタン」になったのも僕としては良かったですね。

Z50IIとZ50
使いにくかったZ50のタッチパネルボタンも改善された。レスポンスも全体的に良くなった

家電では中身は一緒で型番だけを変えて「新機種」を謳うものも多いですが、Z50IIはきちんと旧機種の弱点を調査し潰してあり、全くの「新しいカメラ」だと実感できます。

とにかくZ50IIは撮っていて快適です。あとはAPS-C用のレンズが充実したらホントにフルサイズじゃなくてもいいんじゃないかと思いますよ

レスポンス、AF速度、ボタン配置など、一クラス上のカメラになった感じ!

買い替えて良かった点2:進化したピクチャーコントロールがワクワクしかない

Z50II

ピクチャーコントロールがさらに進化したのも嬉しいですね。専用ボタンが付いたのも見逃せません

僕は普段のスナップで、ノスタルジー系やシネマティックな雰囲気の写真を好んでよく撮るので、とにかくニコンのピクチャーコントロールは良く使います。

Z50IIピクチャーコントロール作例
Z50IIで撮影 ピクチャーコントロール「ピュア」適用
Z50IIピクチャーコントロール作例
Z50IIで撮影 ピクチャーコントロール「ビビッド」適用
Z50IIピクチャーコントロール作例
Z50IIで撮影 ピクチャーコントロール「デニム」適用

そしてこのピクチャーコントロールが今回「フレキシブルピクチャーコントロール」として大きく進化しました。

Z50のピクチャーコントロールとどう違うの??

内蔵されているプリセットはあまり変わりませんが、Z50IIはネットから有名クリエイターが調整したオリジナルのプリセットをダウンロードして使えるようになったんですよ!

自分でピクチャーコントロールを作成できるようになったのも面白いですが、なによりネット上に「イメージングレシピ」としてたくさんのクリエイターがオリジナルのピクチャーコントロールを公開して、それを自分のZ50IIで使うことができます。

まだ触り程度しか試せてないですが、いろんな人のピクチャーコントロールを試すことで新たな発見があると思うので、じっくり時間をかけて楽しんでいけそうです。

イメージングレシピのおかげでZ50IIは間違いなく全カメラの中でもトップクラスの「画作りが多彩な」カメラになりましたね!

イメージングレシピを使えば作風をガラリと変えられる!脱マンネリ!

買い替えて良かった点3:質感や構えやすさは多分クラス最高

Z50II

Z50IIはZ50よりも大型化しました。重くなったのを残念に思うかもしれませんが、手の収まり感は確実に向上していますね

新しいZ50IIは従来のZ50よりも若干大きく、重量も100g重くなっています。

でもこの「大型化」によって、エントリーモデルにありがちな「若干のチャチ感」が全く無くなり、「ミドルクラス然」とした風貌を手に入れたように思います。

厚みも高さもZ50よりも大型化している&ボディの重量増もあるからだと思いますが、構えた時の安定感もかなり増しています。

Z50IIとZ50
左がZ50II 一回りサイズアップしていると共に質感もかなりアップしています
Z50IIとZ50
左がZ50II 右がZ50 本体の厚みもZ50IIの方が厚い

Z50IIとZ50
左がZ50II グリップもZ50IIの方が深くなった わずかな違いに見えるかもですが実際に握ると別物です

さらにこれは個人的な感想ですが、ライバルのキヤノンEOS R10(これも所有しています)と比べても、質感やグリップの握りやすさはZ50IIの方が上だと思います。

ここまで来ると「ベテランのサブ機」として十分通用するはずで、これからカメラの腕を上げていきたい方々の期待に十分応えてくれるでしょう。

とにかくZ50IIは安物感が全く無く、「ちょっといいカメラ」を持っている感じがして、満足度はかなり高いです。

重くなったのはイヤだなぁ

まぁそれはそうなんですが、多少重さがあった方が安定する、ということもあるんですよ

「道具」としての佇まいは確実にZ50IIの方が上!

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まとめ:Z50IIは2000万画素止まりという欠点に目をつむればいいカメラ

Z50II

僕自身Z50からZ50IIに買い替えて感じたのは「Z50IIはエントリーモデルじゃなくミドルクラスカメラだ」ということです。

もちろん2000万画素止まりだったのは心からがっかりしましたし、バッテリー充電器が別売になったのも残念でした。

でもバッテリーの充電器は買えばいいだけですし、2000万画素もあれば初心者~中級者レベルまでは実際に困ることは少ないでしょう。

唯一プリキャプチャーがRAW非対応なのはどうしようもないですが、そもそもプリキャプチャーを使うぐらいの経験者であれば、弱点をなんとか工夫でカバーできる腕もあるはずです。

そういう意味でも、新しいZ50IIは、これが初めてのカメラという人からミドルエンドまでを「これ1台」で済ませてしまおうという野心的なカメラなんだと思います。

その分お値段もちょっと高いですしね。

なのでZ50からの買い替えは、実質のアップグレードになると思うので、「買い替えたけどあんまり変わらなかったなぁ・・・」ということにはならないんじゃないか、というのが僕の率直な感想です。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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