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ソニーα6700のボディとレンズキットはどっちを買うのが正解?

α6700高倍率ズームレンズキット ミラーレス一眼

こんにちは!カメラ歴15年、カメラ総購入台数27台のNEKO(ねこ)です!

比較的初心者の方がソニーα6700を買う場合、レンズキットで購入するべきでしょうか?はたまたボディ単体で買う方がお得でしょうか??

この記事ではソニーα6700のレンズキットに付属するレンズについてや、ボディ単体で買うメリットなどを画像付きで解説しています。

初心者の方向けになるべくわかりやすく解説していますので、是非参考にしていただければと思います!

初心者目線でなるべくわかりやすく説明していきますね

この記事でわかる事

  • α6700のレンズキットの特徴
  • α6700のレンズキットに付属するレンズはこんなレンズ
  • α6700をボディ単体で買うのが良いケース

など

NEKO(ねこ)

こんな人が書いてます

・ウェブライター
・カメラ歴15年
・総購入カメラ25台
・総購入レンズ45本
・元量販店カメラ担当
・カメラサークル代表
・好きな写真家は森山大道

「カメラを買った人」から「写真が趣味の人」へをモットーに、初心者に寄り添ったわかりやすい解説記事を目指します!

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ソニーα6700の販売形式は「ボディ」、「高倍率ズームレンズキット」の2種類のみ

α6700高倍率ズームレンズキット画像
この記事で扱っているカメラはコレ

まずは基本的な情報を整理しておきましょう。

2024年9月時点でソニーα6700は「ボディ」、「高倍率ズームレンズキット」の2種類のみの販売となっており、よくある「ダブルズームレンズキット」のような標準レンズとズームレンズのセットはありません

ちなみに「ボディ」とはレンズが付属しない「カメラ単体」のことなので、それだけでは撮影することができません。

一方で「高倍率ズームレンズキット」には「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」というレンズがかなりの割安価格で付属します。

なので、このソニーα6700がカメラデビューの人や、レンズ選びに自信が無い人の場合は、通常はこの高倍率ズームレンズキットを選ぶことになるでしょう。

まだレンズを持っていない人ならこの「高倍率ズームレンズキット」を選ぶのが簡単でお得ってことだね

そうですね。逆に既にEマウントレンズを何本か持っている人や、使いたいレンズが明確に決まっている中級者の人は「ボディ」を選ぶことが多いですね

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高倍率ズームレンズキットには「割と使える」レンズが付属

α6700高倍率ズームレンズキット画像

では高倍率ズームレンズキットにはどんなレンズが付属するのでしょうか??

高倍率ズームレンズキットに付属するのは「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」という標準域から軽い望遠までをカバーするレンズで、ズームの幅(倍率)が広いので「高倍率ズームレンズ」と呼ばれています。

従来このような「高倍率ズームレンズ」と呼ばれるレンズは、はレンズ交換の手間を減らせて便利な反面、画質などが劣るという弱点もあるのが一般的でした。

ですが、この「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」はそのような目立つ弱点はあまりなく、α6400やZV-E10に付属する「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」に比べても画質はこちらの方が上で(特に4隅ははっきりわかるレベル)、割とちゃんと使えるレンズだという印象です。

高倍率ズームレンズキットに付属する「E 18-135mm」は単体だと7万円近い値段がするレンズなので、そこそこしっかりと写ってくれますよ!

■E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSとの撮り比べ

比較画像 EPZ 16-50mm
E PZ16-50mm F3.5-5.6 OSSで撮影 安いレンズなので特に周辺部はもやっとしがち
比較画像 E 18-135mm F3.5-5.6
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSで撮影 16-50mmと比べると周辺部分もはるかにシャキッと写る

上の画像はα6400に付属する「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」と「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」を取り比べた画像ですが、この「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」の方が周辺の解像度が明らかに上なのがわかります。

■「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」のズーム範囲

比較画像 18mm
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの最大広角側(18mm)
比較画像135mm
E 18-135mm F3.5-5.6 OSSの最大望遠側(135mm)超望遠ではないがここまで寄れる

さらにズーム域についてですが、18-135mmはフルサイズ換算で約27-202mmとなり、一般的な用途では十分な焦点距離をカバーしています。

もちろん望遠については135mm(フルサイズ換算で202mm)というのは、被写体によってはやや物足りないものではあるので、その場合は別途で望遠レンズを買い足す必要があるかもしれません。

これだけ望遠が効けば十分じゃないかな!

最初はそう感じるかもしれませんが、状況によっては物足りないこともあります。そうなったら望遠レンズの出番ですね

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こんな場合はα6700をボディだけで買おう

α6700ボディ単体画像

でもボディ単体ってどんな人が買うのかな??既にレンズだけ持っている人?

それもありますが、初心者の場合でもボディ単体を買うケースはあり得ます。例えば次のような場合ですね

ではここからは、初心者の方にソニーα6700の高倍率ズームレンズキットではなく、ボディ単体をおすすめしたいケースを考えてみましょう。

フルサイズとの併用、または将来フルサイズへのステップアップが明確な場合

ステップアップ

レンズには「フルサイズ対応」レンズ「APS-C対応」レンズの2種類が存在し、高倍率ズームレンズキットに付属する「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」はAPS-C対応レンズです。

このAPS-C対応レンズをα7cなどのフルサイズカメラで使うと、画素数が制限されカメラの性能がフルに発揮できないので、APS-C対応レンズはフルサイズカメラではあまり使わないのが普通です。

なので、近い将来フルサイズカメラにステップアップすることを検討している場合、APS-C対応レンズを増やすのは無駄になる可能性が否めません。

これを回避するためには、最初から「フルサイズ対応レンズ」に限定して揃えていくほうが金額的にはメリットがあります。

併用できないならちょっともったいないような気がするね

それはそうなんですが、フルサイズ対応レンズは大きくて高価なものが多いので、これはこれで悩ましいところなんです

もっと高性能&高画質なレンズを使いたい場合

ハイクオリティ

前述したとおり、高倍率ズームレンズキットに付属する「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」は決して悪いレンズではありませんが、それでも望遠域が135mm止まりだったり、F値がF5.6と暗かったりと、弱点が全くないわけではありません。

ですがレンズキットにこだわらなければ、例えば「E PZ 18-105mm F4 G OSS」のような「F4通しのGレンズ」や、「タムロン 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」のような「望遠が300mmに届くレンズ」も選べます。

これらはもちろんレンズキットを選ぶよりも高価にはなりますが、ある程度イメージが固まっていてレンズキットでは物足りないことが明確なら、最初からぴったりのレンズを選ぶ方が良いでしょう。

レンズキットが必要ないとはっきりしているなら、わざわざ使わないレンズをセットで買う意味はありません

コンパクトな単焦点レンズしか使いたくない場合

単焦点レンズを付けたレトロカメラの画像

α6700はレンジファインダースタイルの箱型カメラなので、あまり全長が長いズームレンズは使いたくない、ということもあるかもしれません。

そんな場合はシンプルで軽量な単焦点レンズとの組み合わせがおすすめです。

ズームできないので撮れるものは限られますがその分F値が明るいレンズが多いですし、なによりズームが無い分シンプルな操作になり、スナップショットには最適です。

さらにこのα6700にはボディ内手ブレ補正が内蔵されているので、手ブレ補正が入っていないレンズでも安心して使えるのは嬉しいポイントです。

箱型のカメラにズームレンズはダメなの??

全然ダメじゃなくて単なる好みの問題です。昔はズームレンズは無かったので、ちょっとレトロっぽいスタイルのα6700には単焦点レンズが似合うと感じる人もいる、ということですよ

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まとめ:初めて買うなら「高倍率ズームレンズキット」が手軽でお得

α6700高倍率ズームレンズキット画像

結論としては、「このソニーα6700が初めての本格的な一眼カメラだ」という人であれば、やはり「高倍率ズームレンズキット」を選ぶのがおすすめです。

理由としては、高倍率ズームレンズキットに付属するレンズ「E 18-135mm F3.5-5.6 OSS」は、広角から望遠までレンズ交換無しで対応してくれる上、画質も十分に納得できるレベルのレンズで、初めての人の最初のカメラに最高の組み合わせと言えるからです。

もちろんある程度知識がある人であればレンズキットではなく、最初から自分に合うレンズを単品で選ぶのも可能ですので、そのあたりはじっくりと考えるのがよいでしょう。

この記事が皆さんのお役に立てれば嬉しく思います。最後まで読んで下さってありがとうございました。

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